■ウッドデッキとは、
お住まいでの日々の暮らしの中で唯一、「吹き抜ける風」「非日常」「ストレス解消」を同時に感じられる所だと思っています。
設置するならやはり、ご家族が最も長い時間を過ごす「LDK」の前が良いと思いますし、気軽に出られる様な設えにしたいところです。
ランドスケープ・外構工事の方々のご提案と違うところは、
建築家であるため「住居計画」の延長線上でご提案出来るところかと思っています。
もしかしましら住戸プランを拝見する中で、ウッドデッキに関連するところのリノベーションの方向性も、ご提案出来るかも知れません。
■日本の建築は、
古来から「屋内と屋外の融合」を目指して設計・施工されてきました。
・京都の町屋の中庭しかり。
・桂離宮の池の周りに巡らした施設群や、「月見台」等の装置しかり
・唯一の住宅での建築学会賞を獲得された、安藤忠雄氏の「住吉の長屋」しかり
数え上げればきりがありません。
なかでも身近なのは「縁側」でしょうか。
庇に守られた縁側空間は、屋内と屋外をやんわり融合してくれます。
日本人には、そういう空間に「癒し」等を感じる心が、DNAに組み込まれている様に思います。
■具体的には、
・ウッドデッキですので、当然材質は木材です。
木材はどうしても水に弱く、屋外では腐食し易いため、これまでは「ウエスタンレッドシダー」等が頻繁に使われていましたが、確かに通常の木材よりは耐久性はありますが、それほどのものではありません。
・近年では、随分安価に手に入る様になった「ハードウッド」が使われる様になりました。
なかでも私のお勧めは「イタウバ」です。
耐久性・耐腐食性は上位に付けていながら、比較的安価な材料です。
基本的に、メンテナンスフリーで20年~30年は問題なく持つと言われており、屋根(透明なものがお勧めです)等を上手く設置出来れば、住まいよりも長持ちするほどです。
■「サービス価格」の内訳は、
・現状のご相談対応
・方向性の文章でのアドバイス
・PDF見積り書の提出
までです。
どうぞ、お気兼ねなくご連絡下さい。
ご縁があることを祈念しています。
より正確なウッドデッキプランを作成するうえで、お送りいただきたい資料。
1. 設置予定場所及びその敷地から建物までの「寸法」が入った平面図:工事金額は施工面積によりますので、出来るだけ正確な情報が必要です。
2. どの様なウッドデッキをイメージされているか、図面に直接ペンで書いて頂くか、参考写真をご提示下さい。
・・・階段、手すり、屋根等必要か等含む。
上記資料を、PDFかJPEGでお送り下さい。