カーテンに空気層をたくさん作ったらどうだろう?そんな発想から生まれたのが、サンドイッチカーテンです。サンドイッチ、つまり三枚のカーテンを一つに縫い合わせ、間に二つの空気層を作るというものです。
表生地というのはあなたが今使っているカーテンのことで、そのメインのカーテン裏面に中生地と裏生地の2枚をダブル縫製した1枚のカーテンを装着する、断熱サンドイッチカーテンライナーという商品になります。
これなら内窓設置工事費の約1/2程度の低予算で、夏は涼しく冬は暖かいという理想の窓環境を手に入れることができます。
サンドイッチカーテンが作り出す2つの空気層は、室内で発生する音を吸収して外への音漏れを防止する効果があります。
携帯電話の着信音を騒音計で計測したところ、カーテンなしの場合80デシベル、一般的なカーテン1枚の場合は78デシベルに、サンドイッチカーテンは69デシベルまで下がりました。
ピアノの音が外に漏れるのを防ぐためにピアノ教室へ納品した事例では、音漏れが軽減されたばかりでなく室内のノイズが軽減し、ピアノ演奏の音質が良くなった喜んでいただけたということです。
断熱サンドイッチライナーの取り付けはとても簡単で、カーテンのフックを利用して吊り下げる形で使用します。そのフックに装着する手順は簡易遮光裏地と同じですので、Youtube動画を参考にしてイメージをつかんでください。
ライナーカーテンの計測方法は一般的なカーテンサイズの測り方とは異なりますので、イラストをよくご理解いただいたうえで計測作業をお願いいたします。
ライナーカーテンの横幅は、装着する手持ちカーテンの両端にあるカーテンフックの直線距離に、8cmのゆとりを持たせた数値が幅サイズになります。
カーテン1枚につき8cmの余裕を加算しますので、両開き2枚のカーテンの場合は1枚のフック間距離を2倍したものにゆとり16cmたしたものが注文時の横幅サイズになります。
高さサイズはライナーを装着する本体カーテン裏面にあるカーテンフックの下からカーテンの裾までの長さより1~2cmを差し引いた数値になります。
掃き出し窓でカーテンと床との隙間を埋めて断熱効果を高めたいときは、カーテンの裾よりさらに10cmほどライナー生地を長く発注して、写真のように床面で手前に折り返すように設置してください。
基本料金はライナーサイズが、横300cm以内×縦120cm以内を基準としています。
縦が120cm以上の方は、オプション料金を追加してお申し込みください。
横幅(cm):1枚のフック間距離+ゆとり8cmたしたもの 両開きなら2枚の合計値
縦長(cm):カーテンフック根元からカーテンの裾までの長さ-1~2cmまたはプラス10cm
(裾上がりは当店で計算します)
開きのタイプ:両開き/片開き
ご不明な点は、事前にお問い合わせください。