いじめられることの誇りについて話を聞きます

誰かをスケープゴートにするのがいやで逆にいじめられた人おいで

いじめられないことは簡単だよね。 だれか標的が、スケープゴートができそうになったら、迷わずその流れに従うことだ。 でも、それができない人間もいる。 そういう人間は、間違いなくスケープゴートにされるだろう。 よく知ってるよ。 俺がそうだった。 スクールカーストのトップだったよ。 でも最下位に転落だ。 毎日地獄だったね。 でも、誇りを失わずに済んだ。 こういう悩みを抱えているやつはけっこう多いと思う。 いわゆるいじめられっ子じゃないのに、地獄の苦しみを味わって、親にも言わず先生にも言わず、ただ、自分の大切なポリシーをひたすら守っているやつ。 大好きだよ。 傷のなめ合いはお前に必要ないよな。 へんなアドバイスもいらないと思う。 ただ、何十年かまえ、それをやってやりぬいて、そして今そうしてよかったと心から思っている、家庭持ちの、ややファザコン気味の愛娘と従順な年上奥さんのいる、会社経営者の俺がここにいる。 今は、未来のことなんて見えないかもしれない。 でも、いま君が選んでいることは尊いことだ。 ぜったいに報われる日が来る。 そういう人はいなくなって欲しくない。 だれかが、きっと一生、君のことを覚えているよ。 話したくなったらおいで。 そういう生き方をしていくとどんな幸せな人生が待っているか、雑談しよう。