「助けて」が言えない心理と対処法
困っている時、悩んでいる時、忙しい時、疲れている時。
大人には、自分一人では対処しきれない場面が数多く訪れます。
それでも「助けて」「手伝って」が言えない。
それはどうしてでしょうか。
「助けて」が言えない時、本当はどうしたいのでしょうか。1.「助けて」が言えない理由
第三者からすると、どうして他人を頼らないんだろう、相談しないんだろう、と不思議に思うかもしれません。
けれど、どんなにしんどくてもキャパオーバーでも、人に頼れない、助けを求めることが出来ないことがあります。
例えば以下のような状況・心理状態です。
☑助けてくれそうな人が周囲にいない
☑以前助けを求めた時に断られた経験があり、トラウマになっている
☑どうやって助けてもらえばいいか自分でも分からない
☑どうせ無駄だ、と諦めている(無力感)
☑自分には誰かに助けてもらうだけの価値がない、と思っている遡れば赤ちゃん時代にまで戻ってしまうかもしれません。
どんなに泣いても大人は助けてくれなかった。
そんな経験を繰り返してきた人は、「助けてって言えばいいのに」と言われてもピンときません。
勇気を振り絞って誰かに助力を求めても、「今は無理」「一人でやれば」と拒絶されれば、二度と手を伸ばそうとは思わないでしょう。
助けを求めないのは、その人個人の判断や責任ではありません。
今までの経験や試行錯誤の結果かもしれないのです。
だからこそ、一筋縄ではいきません。2.必ずしも「助けてほしい」わけじゃない?傍から見れば誰かに助けてもらったほうがいいような状況でも、そうしない場合もあります。☑助けられなくても一人でやり通したい、やり通すこ
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