USBメモリではなく、委託先の監督
報道にもある、尼崎市の市民46万人余りの個人情報が入ったUSBメモリーを紛失問題について。この報道から企業では「うちの会社ではUSBメモリの扱いはどうしている?」という確認や突然の質問などが出てきたりしているのでは?だが、その確認よりももっとすべきことがある。委託先の監督個人情報についてその全てまたは一部を委託する「業務委託」について実は、結構軽く見ているケースが多い。契約締結さえできればあとは仕事を進めるだけこの認識が強いのが要因であったりする。契約締結前、それから契約締結後も委託先が本当に問題がないかを「監督」つまり、定期的に確認する必要がある。例えば、今回の問題のように日頃からUSBメモリの持ち出しについての許可をとっていなかったり、個人情報の取り扱いに対して杜撰な部分が見えている場合すぐに委託元が委託先に対して、指摘・注意を行う必要がある。それが行われていないからこその結果であったりする。現在、実は今回のように委託先での個人情報の漏洩や事故などが発生するケースが増えてきている。その理由が日頃から怪しい行動があるのにも関わらず、委託元が監督行為を怠っていることが要因であったりする。委託先企業はそれが当たり前!?委託先企業は、自分たちが普段から行っていることに問題意識がない安全管理について正しい知識を持っていないというケースが実は中小企業の場合、多々ある。この場合、契約締結前に評価を行って確認をするのが望ましいが、いざ業務が進んでから気づくことも多かったりする。だからこそ、日頃の行動をみて安全管理が怪しい場合にはすぐに指摘をしたり改善を求めるのが委託元としての役割である。も
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