「食べることが大好きなんです」という言葉に詰め込まれる現代人のいろいろな感情。
「食べることが大好きなんです」と言われる人や、芸能人がいますが、
その言葉を聞いて私としては、
1日、1週間、1ヶ月間、1年間生きているうち、
「食べることが大好きなんです」と口から出るような状況なのだとしたら、
「え?なんか違うよね?」と違和感を持ってしまいます。
何故「え?なんか違うよね?」と違和感を持つのかというと、
シンプルに、食欲は、睡眠欲、性欲と同じで人間としての「本能」だからです。
本来人間「食べることが大好き」って思っていないといけないわけですよね。
食べないと生きていけないわけですから。
そう感じるようなデフォルト設定だと思っています。
睡眠にしても、眠って休息をとらないと生きていけないので、眠気を誘って眠るように仕向けるデフォルト設定があるわけです。
性交は、私たち人間という種族が生き残るために必要で、行為の際気持ち良いと感じるデフォルト設定をもたせることで、種族の繁栄へと導きます。
「食べることが大好き」という思いは、生きていくために必要な感情であって、とても原始的で単純な感情です。
その原始的で単純な感情「食べることが大好き」を堂々と答えている人を見ると、この楽しいことで溢れているように見える豊かな日本ですが、大好きなことってこんな単純なことになるのか?他に大好きなことって言えることはないのか?
楽しいの選択肢がどれだけ多くても一周回って食べることに戻るのか?
そんなことを考えてしまいますし、
「え?違うよね?本当は他に大好きなことあるよね?」と聞きたくなります。人によっては、その「食べることが大好き」の先頭に
「友達と」「彼氏彼女と」「子どもと」など付
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