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親切なユーザーインターフェースとは?

親切なユーザーインターフェースとは?前回は、コマンドラインより使いやすい、グラフィックベースのユーザーインターフェースを紹介しました。しかし、前回の例はシンプルなものでした。実は、GUI(Graphical User Interface)を利用すると、もっと利用者に親切なインターフェースを提供する事ができます。今回はその例を紹介します。タイプした文字をチェックするプログラムに必要なデータをタイプして入力する場合には、いずれにしてもプログラムが意図しないデータを入力してしまうことは避けられません。人間がタイプする以上、誤ってデータを入力する可能性をゼロにすることはできないからです。ただし、親切なユーザーインターフェースを設計する事は可能です。今回は、より親切なユーザーインターフェースの例を紹介します。期待しないデータが入力された場合に、それを利用者に伝えるようなエラー処理が必要な事は紹介してきた通りです。何がおかしいのかを利用者に伝えるために、実際に入力された(タイプされた)データをチェックすることで、エラーの詳細を利用者に伝えることが可能です。ポイントは、そのチェックを「いつ」、「どこで」するかで利用者の印象が変わってきます。これまでの例では?これまでに紹介した例では、入力が完了した後にデータをチェックする方法を使っていました。コマンドラインから必要なデータをプログラムに渡す場合には、全てのタイプが終わった時点でプログラムが起動されるので、データの入力完了後以外でのチェックが難しくなります。もちろん、改善する方法はあって、プログラムを起動した後にデータを入力できるようなプログラ
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親切なプログラムを目指そう!

親切なプログラムを目指そう!コマンドラインからデータをプログラミに渡して、色々なデータで足し算ができるようになりました。便利なプログラムに近づいてきました。でも、一つ問題があります。今回は、利用者が期待通りの入力をしない場合について考えてみます。何もデータを入れないとどうなる?まずは、前回のプログラムのソースコードです。const data = process.argv;const a = parseInt(data[2]);const b = parseInt(data[3]);// Display input data A and Bconsole.log(a, b);const result = a + b;// Display the resultconsole.log(result); 前回は、コマンドラインから「1」と「2」を指定して実行しました。PS C:\Users\TH\Documents> node add.js 1 21 23PS C:\Users\TH\Documents> 別のデータ「123」と「456」でも問題なく動作します。PS C:\Users\TH\Documents> node add.js 123 456123 456579PS C:\Users\TH\Documents> 所が、何も入れないとどうでしょうか?PS C:\Users\TH\Documents> node add.jsNaN NaNNaNPS C:\Users\TH\Documents>のようになります。プログラムは正常に動作している!これ
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プログラムのテストも仮説を作る

プログラムのテストも仮説を作る前回は、一般的な実践の際に仮説を立てるという話を紹介しましたが、もう少し具体的な例としてプログラムのテストのやり方に応用した例を紹介します。テストの場合は「期待値」を考えるプログラミングに応用する場合は、仮説というより実際は「期待値」を設定するという方が近くなります。期待値というのは、「こうすれば、こうなる(はず)」という事を考えるという事になります。以前に紹介した事に、プログラミングは基本は「入力」と「出力」で枠組みを作るというのがありました。これが、期待値そのものです。この入力となるデータを渡して、処理した結果(出力)が得られるというのがきちんと決まれば、テストができます。これはプログラム(関数)の中身を見ないで、入口(入力)と、出口(出力)でテストを行うので、ブラックボックステストと呼ばれるテストのやり方になります。考えるのはどんなデータを入れるか?この方法でテストを行う時のポイントは、どんなデータを入れるかです。つまり、どのようなデータを渡してプログラムに処理をさせるかが重要です。全ての組み合わせのデータでテストするのが理想ですが、殆どの場合全ての組み合わせをテストするのは不可能に近いので、うまくデータを選んで効率良くテストをする事が求められます。その際に必要なのは、可能性のあるデータを幾つかのグループに分けて、そのグループの中から代表的なデータを使ってテストするようにすると、テストの数を少なくする事ができます。例えば、「整数」を渡す場合には、いくつかの分類が考えられます。* 負の数、正の数、0* 数の大きさによる分類 が代表的です。マイナ
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