722.証券会社かたる“偽広告” どうやって見分ける?
著名人写真が使われることも 証券会社かたる“偽広告” どうやって見分ける?
つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などに加入したことで、証券会社が身近な存在になった人は多いと思います。そんな中、証券会社や日本証券業協会をかたった“偽広告”がSNS上に存在しているとして、金融庁や日本証券業協会が、公式サイトなどで注意を呼び掛けています。
「元本割れしない」など利益ばかりを強調
金融庁によると、偽広告には、実在する証券会社の名称などが使われており、「今後高騰する株式の銘柄情報を入手できる」「投資に関する書籍や資料をプレゼントする」といった内容が記載されているとのことです。これらの情報を入手させる際に、リンク先へのアクセスやLINEアカウントの追加などを求めた上で、投資勧誘を行ったり、金銭の支払いの話を持ちかけたりするケースが確認されています。
金融庁は、少しでも怪しいと思った場合は、絶対に入金を行わずにすぐにやり取りを中断するとともに、「証券会社の公式ホームページに記載されたコールセンターなどに問い合わせる」「証券会社の公式ホームページなどで、注意喚起が行われていないか確認する」といったことを行うよう、求めています。
また、日本証券業協会も、偽広告に関して注意を呼び掛けるとともに、偽広告の事例や偽広告を見分けるポイントなどについて、公式サイトで下記のように解説しています。著名人の写真を無断掲載するケースがあるほか、「寝ている間に利益が出る」「元本割れしない」など、メリットばかりを強調する文言を広告に並べているのが特徴とのことです。
【偽広告などの主な事例】
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