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レイプサバイバーとしての生き方 後編

【心のデトックスライン】 にしだみゆです。 前回私のレイプ被害者としての体験をお話しましたが、今回は私がそのトラウマや後悔などから解放された経緯についてお話したいと思います。 事件後の自分自身の変化 私はかなり楽天的というか、目先の楽しさを捨てられない性分のため、あんなことがあった後も、外出は続けていましたし、男性とのおつきあいが怖いといった後遺症もありませんでした。 ただ、今思えばですが、無意識にこのころから、女性的なファッションを避けるようになっていました。 露出度の高いものやボディラインが出る洋服は着なくなり、長い髪は常にまとめる、化粧はほぼせず、ヒールは履かなくなり、パンツスタイルが多くなりました。 当時の音楽的趣向が変化したことにも影響されていると思いますが、もしかしたら無意識に男性から声をかけられにくい外見を作っていたのかもしれません。自己責任という忌まわしい後悔 今になって、一番くだらないことで悩んだなと思っているのは「自己責任」とう呪縛です。 大人は「もっと高校生らしい行動をしていれば」「夜に出歩いたりしなければ」「見知らぬ人に近づいたりしなければ」と、二度とこんなことが起こらないようにとの心配から、自己責任を怠ったという後悔に誘導するような苦言を投げつけてきます。 当時は反発心もあって「わかってます」と生返事をしていましたが、心の中はズタズタでした。 みんな私が悪いと思ってる・・・ もちろんそんな言葉だけじゃなく、私を慰める言葉も同時にもらってるのですが、その一言だけが頭に残って、徐々に苦しめられていきました。 「私が悪い」の思考は、現在でも私のなかに根付
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レイプサバイバーとしての生き方 前編

【心のデトックスライン】 にしだみゆです。私のプロフィールの細かい部分を見てくださったご相談者様が数人いらっしゃったので、私の過去の話を少ししたいと思います。私は17歳でレイプ被害者になりました。今日はそのお話を聞いていただこうと思います。※ 現在この問題で心を痛めているかたに共感していただきたいという思いもありますが、私の体験談が逆にそういったかたの心を傷つけてしまう可能性もあります。前編は事件の概要とトラウマについて書いていますので、特に注意していただきたいです。ご無理をせず、いい意味で「他人事」として捉えられるかたのみ、読み進めてください。事件の概要当時アルバイトしていた飲食店から出て、駅に向かっていたところ、車の中から声をかけられ、お店のお客さんだと思って近づいた瞬間、後部座席から降りてきた男性2人に車に押し込まれるかたちで拉致されました。かなり車を走らせ、山の中まで連れていかれ、おそらく示し合わせていた数台の車が合流し、輪姦されました。事後、まったくわからない場所で車を降ろされてしまったため、バイトの先輩で車を持っている女性に電話をして迎えに来てもらいました。当時は携帯電話を持っていなかったので、公衆電話から電話し、電話ボックスの中の住所を見て、場所を伝えました。事件の直後先輩は心配して警察に行くよう促してくれましたが、私がなんとなく濁したため、バイト先のオーナーに相談してくれたようです。オーナーから通報を受けた警察の方が翌日バイト先にやってきて、警察署で話を聞きたいとパトカーに乗せられました。警察官は優しく丁寧でしたが、未成年がお酒の提供があるお店で終電までのアルバ
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