「環境認識やMTF分析は無理」という人は日足の高安だけ見ときなさいという話
FXで勝とうと思ってFXのことを勉強しだすと、必ずと言っていいほど出てくる言葉が「環境認識」や「MTF分析(マルチタイムフレーム分析)」です。実際、こういった環境認識やMTF分析といった「長期足の把握」こそが「勝つべくして勝つ」「負けやすいところで手を出さない」という境地に至るというのは事実です。ところが、いくら環境認識やMTF分析が重要だと言われても「どの時間足まで見ればいいのか」「どうやって上昇トレンドor 下降トレンドとみなすのか」「時間足を見る組み合わせはどうしたらいいのか」などと、疑問に思う点や曖昧な点がいくつも出てきますね。そんな「環境認識難民」「MTF難民」に向けて「よくわかんなかったら日足高安の水平線だけ引いとけば良い」という金言を授けたいと思います。少なくともデイトレ、スキャルピング規模のトレードであれば日足の高安から水平線を引っ張ってきてそれを基準にトレードするというだけでもそこそこやれます。いきなり複雑な環境認識やMTF分析を全部マスターしようとしてもキリがないうえに時間もかかりますから、まずはこの単純な「日足高安水平線」だけのシンプルなトレードをしてみましょう。これはユーロドル1時間足チャートですが、ここに「日足の高安」を水平線として引っ張ってくるとこんな感じです。私はチャートに「上位足のローソク足を同時に表示させるインジケーター」というのを使用しており、ピンクの水色の点線で描かれているのが日足のローソク足ということになり、この高安がそのまま日足の高安になります。さて、こんな風に日足の高安を水平線として引っ張ってきて分かるのは、チャートがそこに到達した時
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