「頑張ってきたね」の一言で救われる女性は多い
恋愛や夫婦関係のご相談で、お相手が「自分の努力をちっともわかってくれない。むしろ私が自分勝手だと批判してくる!」と怒りを感じていらっしゃる方は少なくありません。ご事情を詳しく聞いてみると、怒っている理由が男女によって異なるケースが多いように感じます。【男性の場合】オレはこれだけ頑張って結果を出しているのに、妻(彼女)はその価値をちっともわかっていない!【女性の場合】私は仕事でも家庭でも頑張ってきたのに、彼氏(夫)はこれまでの努力をちっともわかってくれない!このように、ほんの些細な言い方の違いですが、そこには満たされない感情の原因が違うことが伝わってきます。男性の場合、頑張って結果を出したことを褒めてほしい。という結果への承認が得られないことへの落胆、悲しみ。女性の場合、頑張って努力してきた過程を認めて欲しい、という欲求が満たされい悲しみと孤独を感じます。会社などの組織は縦社会であり、論理で動くので、過程よりも結果を重視する傾向があります。そのため、男性は頑張っていることは当たり前、結果を出せてはじめて一人前、という前提がある方が多いように感じます。そのため、頑張っている態度自体を褒めて欲しいなんて、女は子供っぽくて甘い!と感じてしまうかもしれません。しかし、女性の社会進出が進んだ今、女性も結果を出すこと、責任を持つことへの価値を理解しています。それでも頑張っていることをわかって欲しいと思う女性の気持ちの背景に気づいてくれる男性が増えれば、男女のすれ違いやいさかいが少なくなるかもれません。今の社会では、男女平等といっても、まだまだ表向きです。職場の管理職には男性が圧倒的に多いです
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