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R04【01機械部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  人類が初めて月に降り立ってから半世紀が経過する今、人類の活動圏を拡げて持続的な人類活動に貢献する宇宙探査の活動が世界中の科学者や技術者によって行われている。  その活動の中で、人類が住める可能性のある星として名前がよく挙がるのが火星であり、水、そして生命体の存在も期待されている。  このような状況において、地球上での使用を前提として製品化された機械を、下表に示す火星の環境で使用するための実現可能性調査を行うことになり、あなたがその総括担当者となった。 (1)機械製品を1つ想定して、その概要を簡潔に記したうえで、その機械製品を火星で使用する際の課題を多面的な観点から3つ以上抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、それを挙げた理由と、その課題に対する機械技術者としての複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行した結果、得られる成果とその波及効果を分析し、新たに生じる懸念事項への機械技術者としての対応策について述べよ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、機械技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点について述べよ。 火星の環境データ - 地球から火星までの距離:(54.6~401.4)×1,000,000km - 太陽から火星までの距離:(206.650~249.261)×1,000,000km - 赤道半径:3396.2km - 地表での重力:3.71m/s2 - 自転周期:24.6597 時間 - 地表での温度(Vi
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R01【12農業部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R01_I-1「過去問題」  我が国の食料の安定供給については、世界及び我が国における人口動態、耕地面積の推移、気候変動、食生活の変化、技術革新などを考慮し、多面的な観点から我が国の農業の振興、強化を図ることが重要である。  以上の基本的な考えに関して以下の問いに答えよ。 (1)需要構造等の変化に対応した生産・供給体制の改革について、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。 (4)業務遂行において必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R01_I-1【解答例】
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R02【12農業部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R02_I-1「過去問題」  農業や食品産業の競争力を高め、成長産業化を促進するためには、世界の食料需給の動向、高齢化・人口減少に伴う社会構造やライフスタイルの変化、気候変動や気象災害への対応などを考慮し、新たな可能性を拓く技術革新を進めることが重要である。  以上の基本的な考えに関して、以下の問いに答えよ。 (1)コスト削減や高付加価値化を実現する生産・流通現場の技術革新について、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)すべての解決策を実行した上で生じる波及効果と、あなたの専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を述べよ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たって必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R02_I-1【解答例】
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R03【12農業部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R03_I-1「過去問題」  農業者の高齢化や労働力不足に対応しつつ、生産性を向上させ、農業を成長産業にしていくためには、農業生産のイノベーション、農産物の需要とグローバルマーケット、農業の持続性を脅かすリスク、農業所得の増大などを考慮し、新たな農業への変革を推進することが不可欠である。  以上の基本的な考えに関して、以下の問いに答えよ。 (1)農業を成長産業にしていくための変革について、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)すべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を述べよ。 (4)業務遂行において必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R03_I-1【解答例】
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R04【12農業部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害・地球温暖化、生産者の減少等の生産基盤の脆弱化・地域コミュニティの衰退、新型コロナウイルス感染症を契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面している。そのような背景のもと、調達、生産、加工・流通、消費のサプライチェーン全体で、食料・農林水産業の生産性向上と持続性の両立をイノベーションで実現することが重要であり、「みどりの食料システム戦略」は中長期的な観点から戦略的に取り組むための政策方針を示したものである。  以上の基本的考えに関して以下の問いに答えよ。 (1)サプライチェーンの生産、加工・流通、消費で、食料・農林水産業の生産性向上をイノベーションで実現するために、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 R04_I-1【解答例】
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R01【04電気電子部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R01_I-1「過去問題」  我が国では、2015年に国連で採択されたSDGs(17の持続可能な開発目標)を基に、持続可能な取組の導入が奨励されている。電気電子分野においても、多様な取組が行われているが、大規模システムや複合的な機器などの技術開発で、当初の意図に反して、様々な弊害が発生している。また、当初の意図そのものに問題がある場合も少なくない。このようなアンバランスな状況下で、開発・生産と利用・消費との関係性における持続可能なバランスの確保について、広範囲に数多くの目標が議論されている。 (1)電気電子分野のシステム・機器における「開発・生産と利用・消費との関係性における持続可能なバランスの確保」の考え方に基づき、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。解答は、上記の関係性の観点を明記した上で、それぞれの課題について説明すること。 (2)(1)で抽出した課題の中から最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題の解決策を3つ示せ。 (3)上記すべての解決策を実行した上での新たな波及効果、及び懸念事項とそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の保全の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。 R01_I-1【解答例】
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R03【04電気電子部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R03_I-1「過去問題」  Society5.0では、持続可能な社会を実現するため、エネルギー需給が管理されるIoE(Internet of Energy)社会の実現に向けて様々な施策が行われている。しかし、現在までにIoEを広域的に社会実装するには至っていない。本問題は、IoE社会に向けた施策を早期に広域的な社会に実装するための電気電子技術について、問うものである。 (1)IoE社会に向けた施策を多様な既存インフラが稼働している状態で広域的に滞りなく、早期に実装するための電気電子技術分野におけるエンジニアリング上の課題を、多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。 (3)すべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 R03_I-1【解答例】
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R04【04電気電子部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  理工系分野の技術者不足は、多方面で広く報告されている。電気電子分野においては、求められる技術者が専門ごとに異なり、課題も変化し多様化している。このため電気電子すべての専門分野で技術者不足が懸念されており、今後の継続的発展のためには技術者を確保していくことが不可欠である。これらを踏まえ、以下の設問に技術面で解答せよ。(人事、政策などは含まない。) (1)電気電子分野の技術者としての立場で、①実務で求められるスキルと現状との不一致、②実務の生産性(省力化など)、③専門分野の魅力や発展性、の3つの観点から課題を1つずつ抽出し、それぞれの課題の内容を示せ。(*)  (*)解答の際には必ず観点番号を述べてから課題を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、これを最も重要とした理由を述べよ。その課題に対する解決策を3つ、ハードウェア技術とソフトウェア技術の区別を明記し、専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。 R04_I-1【解答例】
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R01【15経営工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R01_I-1「過去問題」  近年、製品の多様化が急速に進んでいるため製品の製造において使用頻度が低い部品の点数が増加している。これらの部品をJIT(Just In Time)方式で管理すると、さまざまな問題が発生する。情報化、自動化、知能化を用いて高い効率で稼働するスマート工場においてもJIT方式と同じような問題が発生することが予想され、解決策としてJIT方式とMRP(Material Requirement Planning)方式の融合が挙げられている。  上記のような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)必要なときに、必要なものが、必要な量だけ供給できるようにするために、技術者としての立場でJIT方式とMRP方式における問題を多面的な観点から抽出して分析せよ。 (2)そのうち、最も重要と考える問題を1つ挙げ、その問題の解決策を複数示せ。 (3)その上で、解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R01_I-1【解答例】
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R02【15経営工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R02_I-1「過去問題」  インターネットで結合されたサプライチェーン環境下では、世界中に張り巡らされたサプライチェーンを円滑に繋ぐためのロジスティクス戦略に注目が集まっている。一方で、顧客ニーズの多様化、競合企業との競争の激化から、企業の行動がデマンド・ドリブンに変わりつつある。  以上のようなグローバル・ロジスティクスを取り巻く環境を踏まえ、あなたがロジスティクス部門を担当する技術者として取り組む課題を想定し、以下の問いに答えよ。 (1)ロジスティクスのグローバル化とデマンド・ドリブンを両立させるために、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。 R02_I-1【解答例】
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R03【15経営工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R03_I-1「過去問題」  デジタル技術の進歩やSNSの進展により、消費者ニーズは多様化し、かつ製品のライフサイクルは短期化している。また、ECの普及によって短納期化への要求はますます厳しいものとなっている。このような背景の下、製造業では製造リードタイム短縮と同時に製品開発プロセスを短期化することが求められており、その実現のためにはデジタル技術を活用したエンジニアリングチェーンの強化が必要とされている。  そこで、あなたがものづくり企業においてデジタル技術を活用したエンジニアリングチェーン革新プロジェクトのリーダーとして取り組む事例を想定し、経営工学的な視点から以下の問いに答えよ。 (1)現在のエンジニアリングチェーンに関する課題を多面的な観点から3つ抽出し、その内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)(2)で挙げた複数の解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)このプロジェクトを遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。 R03_I-1【解答例】
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R04【15経営工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  近年急速に進む少子高齢化により、日本ではどの分野においても人手不足という課題に直面している。特に製造業の現場においては、若者がものづくりの現場を避ける傾向が強く、技術者の高齢化や技能継承に関する問題が深刻さを増している。それに対応するためには、女性・高齢者・外国人などの多様な人材が活躍できるような現場の環境整備を進め、一人一人の生産性を高めていくことが必要である。  そこで、あなたが多様な人材の活用を前提とした製造現場の工程改善プロジェクトを担当する技術者として取り組む事例を想定し、経営工学的な視点から以下の問いに答えよ。 (1)とりあげる製造現場の状況を説明するとともに、多様な人材の活用のために解決すべき課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえでその課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する新しい技術を活用した複数の解決策を、経営工学に関連する用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、経営工学に関連する知識を踏まえた考えを示せ。 (4)このプロジェクトを遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に則して述べよ。 R04_I-1【解答例】
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R01【16情報工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R01_I-1「過去問題」  情報システムに限らず、現在のシステムのアーキテクチャは、巨大な1つの設備上に構築する集中制御から、小規模な設備上のより小さなシステム要素による分散協調連携制御へと大きく変化している。そうしたシステムの設計において、回路やネットワーク、ソフトウェアやシステムのシステム(System of Systems)などにおいて、さまざまなレベルでの要素分割と機能の配置及び要素間の連携は重要項目である。これに関して次の問いに答えよ。 (1)要素分割の良さをどのように評価するかを概説した上で、実際に要素分割を行うに当たっての課題を述べよ。 (2)要素分割の具体例を示し、(1)に挙げた課題がどのように解決されるか示せ。 (3)(2)の分割例における要素間連携インタフェースに着目して、リスクを評価し、その対策を述べよ。 (4)分散協調連携システムの設計・運用において必要となる要件や留意点を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R01_I-1【解答例】
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R02【16情報工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R02_I-1「過去問題」  次世代モバイルネットワークである5G(第5世代移動通信システム)のサービスが開始される。5Gが提供する主な特徴は、高速大容量、高信頼性低遅延、大量端末接続である。前述の3つの特徴の中から1つ以上を生かした被災地域で使用するシステムを検討する。被災地域で使用する機器の設計あるいは被災地域で利用するサービスの設計をする観点から次の問いに答えよ。 (1)技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)解決策を実行した上で生じる波及効果と専門技術を踏まえて懸念事項への対応策を示せ。 (4)業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R02_I-1【解答例】
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R03【16情報工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R03_I-1「過去問題」  これまでインターネット等のネットワークに接続していなかった機器が通信機能を持ち、ネットワークに接続して動作するIoT(Internet of Things)が急速に普及している。ネットワークに接続されたIoT機器がマルウェアに感染したり、乗っ取られることにより、社会の安全に影響を及ぼしたり、重要な情報が漏えいした事例が報告されている。  このような状況を踏まえて、下記の問いに答えよ。 (1)IoT機器特有の性質を踏まえて、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)すべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R03_I-1【解答例】
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R04【16情報工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  デジタル社会が目指す教育を支える基盤として、誰もがどこからでも、自分らしく学べる環境基盤の実現や教育関連データを活用した教育品質の向上、サービスの開発が検討されている。教育データの利活用では、中央集約的なデータベース配備ではなく、教育機関、教材提供者、教育サービス提供者などの各機関で発生、管理されるデータを連携、活用することが想定される。リカレント教育や人材の流動化の促進を支援するため、社会人向けに学習成果の可視化や学習機会の提案・提供を行うサービスの開発・導入や運用を行う観点から、次の問いに答えよ。 (1)技術者としての立場で、多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対応について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会への持続可能性の観点から述べよ。 R04_I-1【解答例】
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R01【10上下水道部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R01_I-1「過去問題」  上下水道事業は、市民生活にとって重要なライフラインであり、災害や事故発生時においても事業を一定のレベルで継続させ、早期に業務レベルを復旧することが必要不可欠である。このため、頻発するさまざまな災害や事故においても実効性のある上下水道事業共通の計画立案と災害リスクの低減が求められている。  上記のような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)技術者としての立場で多面的な観点から上下水道事業に共通する課題を抽出し分析せよ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える上下水道事業に共通する課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。 (4)業務遂行において必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R01_I-1【解答例】
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R02【10上下水道部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R02_I-1「過去問題」  上下水道事業は、水循環と強い関わりを持っている。水道事業では、水源として水資源を利用し、下水道事業では、汚水処理により水質保全に寄与している。近年、社会構造の変化及び気候変動等の要因により、水循環に問題が生じている。今後の持続可能な社会の実現には、健全な水循環が不可欠であり、様々な分野での取組が求められている。  上記のような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。 (1)上下水道事業においても、健全な水循環構築のための取組が求められている。これについて、技術者としての立場で多面的な観点(水量、水質、水辺環境)から、健全な水循環の構築に関して上下水道事業に共通する課題を複数抽出し、その内容を観点とともに示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)上記のすべての解決策を実行した上で生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R02_I-1【解答例】
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R03【10上下水道部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R03_I-1「過去問題」  日本の将来人口は、減少していくと予測されている。この人口減少により上下水道事業では、将来水需要の減少に伴う料金収入の減収や職員数の減少が見込まれている。一方、多くの施設は、老朽化が進行しており、更新時期を迎えつつある。このため、今後も安定して事業を継続していくためには、厳しい財政状況の下で執行体制の省力化を図りながら事業が進められるように上下水道事業の基盤強化を着実に進めていくことが求められている。 (1)上下水道事業に共通する事業基盤強化に関して、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える上下水道に共通する課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)解決策に共通して生じうる新たなリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)業務遂行において必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R03_I-1【解答例】
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R04【10上下水道部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  近年、デジタル化が進み、国では2021年9月1日にデジタル庁が発足するなど、デジタルトランスフォーメーション(以下「DX」という。)社会の構築として、あらゆる分野で検討が開始されている。  インフラを支える上下水道事業においても、人口減少による料金、使用料収入の減少、技術者の不足や老朽化施設の増加など様々な課題を抱える中で安定的に事業を継続させるため、今後、DXの活用について検討が求められる。  このような状況を踏まえ、下記の問いに答えよ。 (1)上下水道事業に共通するDXに関する状況を踏まえ、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対してDXを活用した複数の具体的な対策を示せ。 (3)前問(2)の対策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件、留意点を述べよ。 R04_I-1【解答例】
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R01【09建設部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R01_I-1「過去問題」  我が国の人口は2010年頃をピークに減少に転じており、今後もその傾向の継続により働き手の減少が続くことが予想される中で、その減少を上回る生産性の向上等により、我が国の成長力を高めるとともに、新たな需要を掘り起こし、経済成長を続けていくことが求められている。  こうした状況下で、社会資本整備における一連のプロセスを担う建設分野においても生産性の向上が必要不可欠となっていることを踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)建設分野における生産性の向上に関して、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出して分析せよ。 (2)(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)(2)で提示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。 (4)(1)~(3)を業務として遂行するに当たり必要となる要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R01_I-1【解答例】
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R02【09建設部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R02_I-1「過去問題」  我が国の総人口は、戦後増加を続けていたが、2010年頃をピークに減少に転じ、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位・死亡中位推計)によると、2065年には8,808万人に減少することが予測されている。私たちの暮らしと経済を支えるインフラ整備の担い手であり、地域の安全・安心を支える地域の守り手でもある建設産業においても、課題の1つとしてその担い手確保が挙げられる。 (1)それぞれの地域において、地域の中小建設業が今後もその使命を果たすべく担い手を確保していく上で、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。 (2)抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)すべての解決策を実行した上で生じる波及効果と新たな懸案事項への対応策を示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。 R02_I-1【解答例】
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R03【09建設部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R03_I-1「過去問題」  近年、地球環境問題がより深刻化してきており、社会の持続可能性を実現するために「低炭素社会」、「循環型社会」、「自然共生社会」の構築はすべての分野で重要な課題となっている。社会資本の整備や次世代への継承を担う建設分野においても、インフラ・設備・建築物のライフサイクルの中で、廃棄物に関する問題解決に向けた取り組みをより一層進め、「循環型社会」を構築していくことは、地球環境問題の克服と持続可能な社会基盤整備を実現するために必要不可欠なことである。このような状況を踏まえて以下の問いに答えよ。 (1)建設分野において廃棄物に関する問題に対して循環型社会の構築を実現するために、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)を業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件、留意点を述べよ。 R03_I-1【解答例】
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R04【09建設部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R04_I-1「過去問題」  我が国では、技術革新や「新たな日常」の実現など社会経済情勢の激しい変化に対応し、業務そのものや組織、プロセス、組織文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立するデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進を図ることが焦眉の急を要する問題となっており、これはインフラ分野においても当てはまるものである。  加えて、インフラ分野ではデジタル社会到来以前に形成された既存の制度・運用が存在する中で、デジタル社会の新たなニーズに的確に対応した施策を一層進めていくことが求められている。  このような状況下、インフラへの国民理解を促進しつつ安全・安心で豊かな生活を実現するため、以下の問いに答えよ。 (1)社会資本の効率的な整備、維持管理及び利活用に向けてデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するに当たり、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要点・留意点を述べよ。 R04_I-1【解答例】
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R05【20原子力・放射線部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  令和5年2月10日に閣議決定された「GX実現に向けた基本方針」では原子力の活用が謳われており、同月20日に原子力委員会で改定が決定された「原子力利用に関する基本的考え方」(以下「基本的考え方」という)ではより具体的な方針が明確にされている。基本的考え方では、重点的取組の「国際協力の下で原子力の平和利用及び核不拡散・核セキュリティの確保等を進める」の項において、利用実態のない放射性物質について集約管理を実現するための具体的な方策について必要な検討をすべきであると述べている。  上記の状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)利用実態のない放射性物質の集約管理を実現するに当たり、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、原子力・放射線部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【19環境部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  令和4年版の環境白書によれば、現在、「気候危機」とも言われている状況にあり、また、大量生産・大量消費・大量廃棄のライフスタイルは、大量の廃棄物や排出ガス、排水等を発生させるとともに、生物多様性の損失を招き、地球環境に限界をもたらしつつある。これらの危機に対処するためには、持続可能性を実現するための「脱炭素」、「循環経済」、「分散・自然共生」という多角的かつ相関している3つの切り口からのアプローチが必要である。以上を踏まえ、持続可能で強靭な社会経済を実現するためのアプローチについて、以下の問いに答えよ。 (1)上記の切り口を踏まえ、技術者としての立場で3つ以上の観点から課題をそれぞれ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち、国際的目標達成の困難性が高い課題であって最も重要と考えるものを1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、環境部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要な要件を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【18生物工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  抗菌薬は、感染症から多くの人命を救ってきたが、本来とは異なる目的での多用も要因となり、薬剤耐性菌が出現し、それによる感染症の脅威が増している。一方、新たな抗菌薬の開発は減少傾向にあるため、薬剤耐性菌への対策が、国際的な問題となっている。我が国では、2015年5月の世界保健総会における、薬剤耐性に関するグローバル・アクション・プランに基づき、2016年4月に「薬剤耐性対策アクションプラン2016-2020」を策定し、「薬剤耐性菌の増加を防ぐ」ために継続的に取り組んでいる。 (1)生物工学分野の技術者として、「細菌の薬剤耐性獲得の仕組みに基づき薬剤耐性菌の増加を防ぐ」ために必要な課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題の解決策を3つ、専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【17応用理学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年)では、我が国が目指すべき未来社会像を、「持続可能性と強靭性を備え、国民の安全と安心を確保するとともに、人ひとりが多様な幸せを実現できる社会」と表現している。その実現には、『「総合知による社会変革」と「知・人への投資」の好循環』が必要である。高度な科学技術を担う人材育成に関して、古くは1996年度から5年計画として実施されたポストドクター等1万人支援計画、いわゆる「ポスドク1万人計画」が知られるが、結果として正規雇用されない大量の博士人材が生み出された。これにより、日本社会に博士課程進学のリスクが広まり、学位取得者の減少を招くこととなった(資料1)。このことが、科学技術分野における日本の存在感の急速な低下をもたらした一因であるとの見方もある。こうした閉塞状況を打破するためには、何らかの策を講じる必要がある。(1)応用理学分野の研究・開発・産業を支える技術者・研究者の源として博士人材の育成は急務である。このことについて、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに浮かび上がってくる将来的な懸念事項とそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)を通して、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から留意点を述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【16情報工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  生成AIの技術レベルが著しく向上し、用途も広がっている一方で、その利活用・普及に伴う社会的課題も顕在化してきている。このような状況を踏まえ、生成AIを活用する具体的な情報サービスを想定し、その構築や運用を行う立場で以下の問いに答えよ。 (1)技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、情報工学部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示した解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【15経営工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  2011年にドイツ工学アカデミーにより発表されたIndustry4.0は製造業におけるインターネットやIoTの技術などを利用した業務の自動化や知能化を目的とする新しい産業革命と位置付けられ、国内外の多くの企業では多様なIoTや自動化のシステムが導入されてきた。近年、欧州委員会ではさらに進んだ考えとして、Next Industry4.0やIndustry5.0を提唱してきた。この中ではIndustry4.0の考えに加えて、社会問題に対する解決の実現性に着目して、「人間中心」、「サスティナブル」、「レジリエント」の課題の取組の必要性を示している。上記の内容に関連して、下記の問いに答えよ。 (1)製造業や流通業におけるマネジメントの立場から見た場合、「人間中心」、「サスティナブル」、「レジリエント」のそれぞれの意味と具体的な課題を説明せよ。なお、はじめに企業のどのようなマネジメントの立場からの解答であるかを記述すること。 (2)前問(1)で示した課題のうち最も重要と考えられる課題を1つ挙げ、その課題に関する2つの解決策を技術部門(経営工学)の専門技術用語を利用して示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と経営工学の専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【14水産部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  令和4年3月に水産基本法に基づく新たな水産基本計画が閣議決定された。新たな水産基本計画では、水産に関し総合的かつ計画的に講ずべき施策の柱として、地域を支える漁村の活性化の推進が掲げられている。人口減少と少子高齢化による地方の活力低下が懸念される中、地方創生の観点からも、漁村の活性化が重要であるものの、海洋環境の変化等も含め、漁村をめぐる状況は変わりつつあり、地域ごとの特色を活かした新たな取組についても進めていくことが重要とされたところである。このような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)地域を支える漁村の活性化の推進に当たり、技術者としての立場で、水産部門全体にわたり広く多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の実現に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【13森林部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  2050年カーボンニュートラルに寄与するための、グリーン成長の実現に向けた試みの1つとして、「都市の木造化・木質化」が注目されている。一方、ウッドショックを背景に国産材の利用推進が求められている。 (1)「都市の木造化・木質化」に向けた国産材の利用推進に関して、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【12農業部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  令和4年5月に公表された「令和3年度食料・農業・農村白書」に述べられているとおり、我が国では、農村人口の減少や農業従事者の減少、高齢化、それに伴う耕地面積の減少等の傾向が続いている。農業は、国民の健康を維持するために必須な産業であり、食料を安定供給するためには農業の持続的な発展が求められる。このような背景のもと、食料供給における需要の変化、急速に進歩しているAI、IoT技術、持続的開発目標(SDGs)の関心の高まりから農林水産省が発出した「みどりの食料システム戦略」、農村の多面的機能等をも踏まえつつ、持続的な農業の発展を推進しなければならない。  以上の基本的な考えに関して、以下の問いに答えよ。 (1)食料の安定供給・持続的な農業の発展を推進するために必要な対策について、技術者としての立場から多面的な観点で、「農作物の生産」、「農作物の加工・流通・消費」並びに「農業の経営」の3つの場面から課題を1つずつ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行したうえで生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【11衛生工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  我が国において働き方改革が推進される中、衛生工学分野においても雇用形態や勤務形態の多様化が図られてきている。このため、技術力の維持・継承の重要性が以前よりも増している。このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。 (1)雇用形態や勤務形態の多様化が進む中においても着実に技術力の維持・継承していくために、衛生工学分野において多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、衛生工学部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理・社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【10上下水道部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  近年、上下水道事業では、人口減少に伴う収入の減少、深刻化する人材不足及び老朽化の増加等の課題に直面している。そのような中、国において、水道では水道施設の点検を含む維持・修繕の実施に関するガイドラインを改訂し、下水道では新下水道ビジョン加速戦略での重点項目において維持管理情報等を起点としたマネジメントサイクル(点検・調査、修繕・改築に至るサイクル)の確立の重要性を明記するなど、効率的・効果的に計画・設計、修繕・改築を行うための維持管理情報等の重要性が一層増している。  このような状況を踏まえ、下記の問いに答えよ。 (1)上下水道事業での点検・調査等による維持管理情報等の取得、蓄積、活用に関して、技術者としての立場で多面的な観点(ただし、費用面は除く)から3つの重要な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題をその理由とともに1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を具体的に示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件、留意点を述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【09建設部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  今年(2023年)は1923(大正12)年の関東大震災から100年が経ち、我が国では、その間にも兵庫県南部地震、東北地方太平洋沖地震、熊本地震など巨大地震を多く経験している。  これらの災害時には地震による揺れや津波等により、人的被害のみでなく、建築物や社会資本にも大きな被害が生じ復興に多くの時間と費用を要している。そのため、将来発生が想定されている南海トラフ巨大地震、首都直下型地震及び日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震の被害を最小化するために、国、地方公共団体等ではそれらへの対策計画を立てている。  一方で、我が国では少子高齢化が進展する中で限りある建設技術者や対策に要することができる資本の制約あるのが現状である。  このような状況において、これらの巨大地震に対して地震災害に屈しない強靭な社会の構築を実現するための方策について、以下の問いに答えよ。(1)将来発生しうる巨大地震を想定して建築物、社会資本の整備事業及び都市の防災対策を進めるに当たり、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要点・留意点を述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【08資源工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  令和3年6月9日に「国・地方脱炭素実現会議」で取りまとめられた「地域脱炭素ロードマップ」では、1つの重点対策として「ゼロカーボン・ドライブ」が提言された。その内容は、プラグインハイブリッド車や燃料電池自動車とあわせて電気自動車がモビリティに関する脱炭素化を推進するとともに、電気自動車特有の大容量蓄電池が系統電力の安定化に寄与することによる再生可能エネルギーの発電比率の向上や、災害時の非常用電源として地域のエネルギーレジリエンスの向上を目指すものである。また、その実現に向けては、日本国内で電気自動車を普及させることが重要としている。  一方で、2035年までにエンジン車の新車販売の禁止を目指していたヨーロッパ連合では、合成燃料の使用を条件にエンジン車の販売継続を認めるなど、電気自動車に関する様々な問題が顕在し、その普及速度がやや下がっている。  このような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)日本国内で電気自動車を普及させるに当たり、技術者としての立場で多面的かつ異なる観点で3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、これを最も重要とした理由を述べよ。その課題に対して、資源工学部門の技術者として関与し、実現すべき複数の解決策を、資源工学部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を
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R05【07金属部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  鉱物資源の多くを海外に依存する我が国においては、世界的な資源需要の拡大や国際情勢の変化に伴う資源の供給不足・価格高騰のリスクに備え、資源の有効活用を推進し、資源制約の軽減を目指していかなければならない。 (1)資源の有効活用に関して、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、金属部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から、題意に即して述べよ。R05_I-1【解答例】
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R05【06繊維部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  2022年5月18日、経済産業省は、2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)を公表した。そのビジョンでは、2030年の繊維産業を展望し、「今後どんな産業に作り上げていくか」「いかに新たな価値創造をし、次代につたえていくか」などを示すとともに、繊維産業のより一層の発展への具体的なアプローチが描かれている。期待される姿として、各分野・段階において、次のような例が示されている。  ① 川上(原糸・素材分野):技術開発により繊維のポテンシャルをあらゆ    る分野に発揮  ② 川中(織物・ニット等):産地における好循環を創出し、世界に向けて    発信・提供  ③ 川下(縫製・アパレル等):日本の強みである高品質、高感性を活かし    た商品づくり  こうした状況を踏まえて、繊維技術者としての観点から以下の問いに答えよ。 (1)繊維産業のより一層の発展を目指すうえで、①川上、②川中、③川下、各分野・段階から重要と思われる課題を技術者の立場で1つずつ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策について、繊維部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示した解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【05化学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  資源を採取し、生産、利用して廃棄するという従来の直線型経済は、無駄が多く、環境に与える影響は大きいため、持続可能ではない。これに代えて、製品を再利用して廃棄物を価値の損失として扱うサーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行が求められている。化学産業においてもサーキュラーエコノミーは特に重要な位置付けにあり、「廃棄物と汚染を生み出さないこと」、「製品や素材を高い価値の状態のまま流通・循環させ続けること」、「自然を再生させること」というサーキュラーエコノミーの3原則の下で、従来の廃棄物に関する3R(Reduce、Reuse、Recycle)の考え方に加えて、設計段階から廃棄物を出さないような製品・サービスのデザインにより、新たな価値の創造と産業競争力の向上、持続的成長の推進が可能となる。このような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。 (1)化学製品を1つ挙げ、化学産業に従事する技術者としての立場で、その製品のサーキュラーエコノミーの実現に関して多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、化学部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。R05_I-1【解答例】
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R05【04電気電子部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  大規模かつ複合的なシステムで広く用いられてきている仮想化、レイヤ化、モジュール化、ソフトウェア化、などは、効率的に開発するうえで重要な『手法』である。一方でこのような『手法』は、入出力情報をもとにハードウェア技術の理解なしに組み合わせているため、統合されたシステムの全体の振る舞いが把握しにくくなっている。例えば、技術者が入力と出力しか把握しないことで、それまで実施確認していた事項がおろそかになり、エンジニアリング業務を遂行するうえでの障害になっていると考えられる。上記の状況から、電気電子分野における影響を踏まえ、今後どのように克服して発展させていけばよいか、解決策と将来像についての道筋を示すことが求められる。以下の設問に技術面で解答せよ。(人事、政策などは含まない。) (1)電気電子分野の技術者としての立場で上記『手法』を活用する際に生じる3つの課題を多面的な観点から抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*) (*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、これを最も重要とした理由を述べよ。その課題に対する解決策を3つ、電気電子部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(2)で示した解決策の実施において、技術者としての倫理、社会の持続可能性を踏まえて必要な要件を題意に即して述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【03航空・宇宙部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  近年、航空宇宙システムのあらゆる面において信頼性が向上し自動化が進んでいる一方で、なお人間オペレータがシステムの中核に存在し、安全上クリティカルな判断や操作を人間が担っているシステムも多い。人間と機械の関係は、従来、高い性能を得るための視認性や操作性といった観点から議論されてきたが、近年はオペレータによるエラーがシステム全体に及ぼす影響をシステマティックに捉え、最終的に事故に至らないように管理するエラーマネージメントの考え方が重視されるようになっている。 (1)人間オペレータが中核的に関与するシステムを設計する具体例を想定し、対象とするエラーを定義したうえで、エラーが発生する前から発生時、発生後の段階を通して、システム設計において考慮すべき観点のうち3つ挙げて説明せよ。 (2)前問(1)で挙げた観点のうち1つを選び、システムの目的を達成させるための複数の具体的な手段を技術者としての観点から、航空・宇宙部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示した手段をすべて実施したうえでも生じうる課題を示し、その対策方法について、専門技術を踏まえて述べよ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。 R05_I-1【解答例】
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R05【02船舶・海洋部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  我が国の造船業は、建造設備の拡張等の規模の力を背景とした中国・韓国との国際競争にさらされる中、建造効率を更に向上させて品質・コストの競争力を高める必要がある。一方、建造現場においてはこれまでの船舶建造を支えてきた経験豊富な熟練労働者の高齢化による退職や少子化による後継者不足、これらに起因する下請け及び外国人労働者の増加等により、船舶建造の現場での技術力の低下が進みつつある。また、作業人員計画、工程進捗把握、部材・資材管理の分野でもベテランの退職に伴い従来のような緻密な管理ができないといった問題もでてきている。  このような状況において、更なる建造効率の向上を達成するには、従来の熟練労働者の技やベテランのノウハウを頼りにするのではなく、建造の各プロセスにおける質を上げることにより、船舶建造の高効率化(ムリ・ムダ・ムラの排除)を行うことが不可欠である。  そこで、船舶建造の各プロセスにおいて業務の質を向上させ、高効率化を達成するうえでの技術課題について、以下の問いに答えよ。 (1)技術者として技術課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、船舶・海洋部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示した解決策に共通して新たに生ずるリスクとそれに対する対応について述べよ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 R05_I-
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R05【01機械部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

R05_I-1「過去問題」  2019年度の日本の一次エネルギーの約8割は化石燃料に依存しており、エネルギ一自給率は12%程度である。化石燃料への依存を低くすることでカーボンニュートラルの実現にも貢献することができ、更にはエネルギー安全保障の観点においても、エネルギ一自給率を高めることは最重要課題の1つと考えられる。そしてエネルギーの自給率を今後高めていくためには、輸入化石燃料への依存率を現在よりも低くし、下図の資源エネルギー庁から提案されているようなエネルギーミックスを検討することも1つの案と考えられる。  そこで、地球環境を考えつつ日本の経済活動を今後持続していくためには、エネルギーの入手・確保・輸送・備蓄・転換・利用について検討していくことが必要と考えられる。  このような日本を取り巻くエネルギー環境を踏まえたうえで、以下の問いに答えよ。 エネルギーミックス(1)今後日本におけるエネルギー自給率を上げるため、技術者の立場から考えた場合にどのような課題が考えられるか、多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明確にしたうえで、それぞれの課題内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する解決策を機械技術者として3つ示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行した結果、得られる成果とその波及効果を分析し、更に新たに生じる懸念事項への機械技術者としての対応策について述べよ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点について題意に即して述べよ。 R05_
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技術士・第二次試験(51) 【R5環境部門:必須問題】Ⅰ-1「再現論文:A評価!」

【1】 問題文  令和4年版の環境白書によれば、現在、「気候危機」とも言われている状況にあり、また、大量生産・大量消費・大量廃棄のライフスタイルは、大量の廃棄物や排出ガス、排水等を発生させるとともに、生物多様性の損失を招き、地球環境に限界をもたらしつつある。これらの危機に対処するためには、持続可能性を実現するための「脱炭素」、「循環経済」、「分散・自然共生」という多角的かつ相関している3つの切り口からのアプローチが必要である。以上を踏まえ、持続可能で強靭な社会経済を実現するためのアプローチについて、以下の問いに答えよ。 (1)上記の切り口を踏まえ、技術者としての立場で3つ以上の観点から課題をそれぞれ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(2)前問(1)で抽出した課題のうち、国際的目標達成の困難性が高い課題であって最も重要と考えるものを1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、環境部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要な要件を題意に即して述べよ。 【2】 評価事項(by 小泉)
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技術士・第二次試験(50) 問題Ⅱ-1の対策法/【例】建設部門「施工計画、施工設備及び積算」

技術士第二次試験「選択問題Ⅱ-1」の対策法を、建設部門の「施工計画、施工設備及び積算」科目の過去問題を例にとって、以下に私見を述べます。 ★ 長文なので、さらっと読みたい方は【 】の項目だけ読んでください。  {【1】【4】【6】【7】だけ} ★ さらに❝5❞を参考に、各自でキーワードを調査することもお勧めします。【1】 問題Ⅱ-1の対策案(結論!)  結論から言います。 1)H25年以降のⅡ-1過去問に各々「テーマ」を設定する 2)各テーマを「カテゴリー」分けする 3)解けそうなカテゴリーに対し「キーワード」を集める 4)キーワードをもとに「想定問題」をつくる 5)想定問題の「解答論文」を書く 6)解答論文の「添削」を受ける❝2❞ 問題Ⅱ-1の過去問 ~省略~ 「日本技術士会」HPに公表されています。❝3❞ テーマ(過去問より)~省略~・H25~R05【4】 カテゴリー(過去問より)  過去問のカテゴリーは、以下の5つに分類されると考えます。 ①「土質・基礎」科目関連 ②「契約・積算」関連 ③「法律・システム」関連 ④「安全管理・工程管理」関連 ⑤「コンクリート」関連❝5❞ キーワード(各自追加調査「推奨!」)  過去問題より、【4】で示したカテゴリー別に「キーワード」を抽出し、さらに問われた事項も合わせて記載します。なお、受験生各自で、さらなるキーワードを調査し、それに対して問われる事項を想定してみましょう!  各キーワードに対し問われた事項について、H30以前の問題は「・」マークを、R01以降の問題は「★」マークを示します。 5.1「土質基礎」関連 ➀ 土留、開削工事  
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技術士・第二次試験(49)【R5農業部門:必須問題】Ⅰ-1「再現論文」

【1】 問題文  令和4年5月に公表された「令和3年度 食料・農業・農村白書」に述べられているとおり、我が国では、農村人口の減少や農業従事者の減少、高齢化、それに伴う耕地面積の減少等の傾向が続いている。農業は、国民の健康を維持するために必須な産業であり、食料を安定供給するためには農業の持続的な発展が求められる。このような背景のもと、食料供給における需要の変化、急速に進歩しているAI、IoT技術、持続的開発目標(SDGs)の関心の高まりから農林水産省が発出した「みどりの食料システム戦略」、農村の多面的機能等をも踏まえつつ、持続的な農業の発展を推進しなければならない。  以上の基本的な考えに関して、以下の問いに答えよ。 (1)食料の安定供給・持続的な農業の発展を推進するために必要な対策について、技術者としての立場から多面的な観点で、「農作物の生産」、「農作物の加工・流通・消費」並びに「農業の経営」の3つの場面から課題を1つずつ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行したうえで生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。 【2】 再現論文(from 受講生)
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技術士・第二次試験(48)【R5上下水道部門:上水道及び工業用水道】Ⅲ-1「再現論文」

【1】 問題文  水道事業は我が国の生活基盤を支えるインフラとして重要な役割を果たしており、水道管路の総延長は72万kmに達し、膨大な資産を有している。水道事業の年間電力消費量は74億kWh/年、CO2排出量は422万tCO2/年となっている。  2015年の国連サミットにおいて、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のために、持続可能な開発目標 (SDGs) が2030年を年限とした17項目の国際目標が設定された。SDGsの達成に向けて、政府においてはアクションプランを公表しており、水道事業においても計画的な取組が求められている。 (1)水道事業においてSDGsの達成に向けて、「6. 安全な水とトイレを世界中に」、「7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「9. 産業と技術革新の基盤をつくろう」の目標に対して、技術者としての立場で多面的な観点で、2つ以上の目標から3つの重要な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。【2】 再現論文(from 受講生)
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技術士試験に出る?かもしれないニュース② 記事

技術士建設部門に関連しそうなニュース記事をブログで共有していきます。道路、都市計画が中心になりますがご了承下さい。 今回気になったニュース・・・というよりは政策でしょうか。道路のWISENET(ワイズネット)2050です。WISENETとは?World-class Infrastructure with 3S(Smart, Safe, Sustainable) Empowered NETwork の略称で日本語にすると2050年、世界一、賢く・安全で・持続可能な基盤ネットワークシステムを掲げたビジョンとなります。なんだかすごそうですが、いまいちピンときませんね・・・資料を見ていくと要点が2つ書いてあります。・シームレスネットワークの構築・技術創造による多機能空間への進化こちらを読んでもまだぼんやりしていますがコンセプトまで見るとイメージがわいてきます。・経済成長・物流強化・交通モード間の連携強化・自動運転社会の実現・道路の枠を超えた機能の高度化複合化・地域安全保障のエッセンシャルネットワーク・観光立国の推進・低炭素で持続可能な道路の実現超要約すると「もっと賢く道路を使おう!」です。高速道路の整備は全国的かなり進展しており、高速道路ネットワークは完成しつつあります。では、その次のステップはというともっと有効に賢く使おう。です。現状は以下のような課題があると言われています。・高速道路の暫定2車線区間が諸外国よりも圧倒的に多く走行性が低い 暫定2車線は安全性や防災面でも課題・交通がピークに集中するためにピーク時、オフピーク時の速度に大きな差があり、渋滞の損失時間が大きい・行政界や管理
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技術士・第二次試験(45)【R5建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋】Ⅲ-1[添削論文]

【R5建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋】Ⅲ-1[添削論文]/技術士第二次試験【1】 問題文  気候変動の影響により頻発化・激甚化する水害(洪水、内水、高潮)、土砂災害による被害を軽減するため、様々な取組を総合的かつ横断的に進めている。中でもハード対策の取組の1つとして、既存ストックを有効活用した対策を計画的に実施する必要がある。このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。 (1)気候変動が、山地域、河川城、沿岸域の水害、土砂災害に及ぼす影響について、各域毎にそれぞれ説明せよ。 (2)前問(1)で挙げた影響を1つ挙げ、その影響による被害の軽減を図ることができる既存ストックを有効活用した対策を複数示し、それぞれの内容を説明せよ。ただし、対策は、施設の新たな整備や維持管理を除き、既存ストックが有する防災機能の増大・強化を図る対策とする。 (3)前問(2)で示した対策に関連して新たに浮かび上がってくる課題やリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
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技術士・第二次試験(44)/想定問題『R6電気電子部門:電気設備』選択問題Ⅲ

【1】 過去問題Ⅲの「テーマ」の分析  電気電子部門・「電気設備」科目の選択問題Ⅲについて、直近6年分(平成30~令和5年度)の過去問題を調査しました。  私の恩師よると、「3年毎に類似問題が出題されることがあるため、その2クール分の過去問題を調査したほうがよい」、という見解があります。  令和元年度に試験制度が改正されましたが、今回、私はその見解を参考に、試験制度前の平成30年度問題を含めて調査しました。 1.1 過去問題(日本技術士会)  電気電子部門の過去問題は日本技術士会HPに掲載されています。    1.2 過去問題の「テーマ」  過去問題の問題文は非常に長いのですが、それぞれの問題の「テーマ」を以下のように分析しました。
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技術士・第二次試験(43)/「再現論文」

【1】 問題文  気候変動の影響により頻発化・激甚化する水害(洪水、内水、高潮)、土砂災害による被害を軽減するため、様々な取組を総合的かつ横断的に進めている。中でもハード対策の取組の1つとして、既存ストックを有効活用した対策を計画的に実施する必要がある。このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。 (1)気候変動が、山地域、河川城、沿岸域の水害、土砂災害に及ぼす影響について、各域毎にそれぞれ説明せよ。 (2)前問(1)で挙げた影響を1つ挙げ、その影響による被害の軽減を図ることができる既存ストックを有効活用した対策を複数示し、それぞれの内容を説明せよ。ただし、対策は、施設の新たな整備や維持管理を除き、既存ストックが有する防災機能の増大・強化を図る対策とする。 (3)前問(2)で示した対策に関連して新たに浮かび上がってくる課題やリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
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技術士・第二次試験(38)【R5上下水道部門:必須問題】Ⅰ-2 [添削論文]

【1】 問題文  東日本大震災では津波により多くの水道施設が被害にあったほか、下水道施設における被害は地震動によるものよりも大きかった。また、平成30年7月豪雨では多くの水道施設が被害を受け、全国18道府県で断水が発生したほか、令和元年東日本台風では下水道施設が浸水しその機能を停止した。  しかし、人々の生活さらには生命の維持のために重要なライフライン施設である上下水道施設は、災害時においてもその機能の確保が求められている。  そのため洪水・内水・津波・高潮等の水害発生時においても上下水道施設の機能を維持又は、万が一機能停止を余儀なくされた場合でも迅速に機能回復を可能とするための、ハード及びソフト面での対策が必要となる。  このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。 (1)技術者としての立場で、水害に対し上下水道施設に共通する重要な課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうる課題とそれへの対策について、 専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。
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技術士試験に出る?かもしれないニュース①

技術士建設部門に関連しそうなニュース記事をブログで共有していきます。道路、都市計画が中心になりますがご了承下さい。今回気になったニュース「都市緑地法等の一部を改正する法律案」を閣議決定 ~都市における緑地の質・量両面での確保に向けて~」都市の緑化はより推進してほしい。近年の夏場の気温は異常。日陰の創出、気温の低下、省エネ効果が見込めると思います。推進のネックになるのは、落ち葉、水やり、ムクドリ対策などの維持管理を誰が担うか、敷地内にどれだけ緑化空間を取り入れられるか(特に民間)。※余談「都市緑化がCO2を吸収し、温暖化対策になる」というコメントをたまに見ますが、芝生や落葉樹は冬には枯れて炭素を固定しないので、温暖化対策にはならないとツッコミたくなります(温暖化系の研究してました)。リンクは貼れないので、詳細は国土交通省のHPをご確認ください(*_*)サービスにご興味ある方は、気軽にご相談下さい(^^)#技術士試験 #資格 #都市計画
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技術士・第二次試験 (28)【R5上下水道部門:必須問題】Ⅰ-1[添削論文]

【R5上下水道部門:必須問題】Ⅰ-1[添削論文]/技術士第二次試験【問題文】 近年、上下水道事業では、人口減少に伴う収入の減少、深刻化する人材不足及び老朽化の増加等の課題に直面している。そのような中、国において、水道では水道施設の点検を含む維持・修繕の実施に関するガイドラインを改訂し、下水道では新下水道ビジョン加速戦略での重点項目において維持管理情報等を起点としたマネジメントサイクル(点検・調査、修繕・改築に至るサイクル)の確立の重要性を明記するなど、効率的・効果的に計画・設計、修繕・改築を行うための維持管理情報等の重要性が一層増している。  このような状況を踏まえ、下記の問いに答えよ。 (1)上下水道事業での点検・調査等による維持管理情報等の取得、蓄積、活用に関して、技術者としての立場で多面的な観点(ただし、費用面は除く)から3つの重要な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題をその理由とともに1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を具体的に示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件、留意点を述べよ。
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技術士・第二次試験 (27)

【R5電気電子部門:必須問題】Ⅰ-2「再現論文:A評価!」/技術士第二次試験【1】 問題文  これからのモビリティ社会では、EV (Electric Vehicle) が重要な役割を果たすと期待されているが、社会のインフラ技術に与える影響は大きいと思われる。EVが普及した社会におけるインフラ技術を考えるうえで鍵となるものは、根本的な課題解決の観点をどのようにとらえるかである。そのうえで、解決策と将来像についての道筋を示すことが求められる。これらを踏まえ、以下の設問に技術面で解答せよ。本問は、EVが普及した社会におけるインフラ技術に向けた考え方を問うものである。 (政策などは含まない。) (1)技術者としての立場で、EVが普及した社会におけるインフラ技術の根本的な課題を多面的にとらえ、重要と考える3つの観点を抽出して、それぞれの根本的な課題の内容を示せ。(*) (*)解答の際には必ず観点を明記してから課題を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、これを最も重要とした理由を述べよ。その課題に対する電気電子分野関連における解決策を3つ、電気電子部門の専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)前問(2)で示した解決策の実施において、技術者としての倫理、 社会の持続可能性を踏まえて必要な要件を題意に即して述べよ。 【2】 評価事項(by 小泉) (復元論文は、受講生さんの了解を得て、ここに掲載します)  私は本論文を「A評価」としました
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技術士・第二次試験 (26)

【R5上下水道部門:必須問題】Ⅰ-1「再現論文」/技術士第二次試験【1】 問題文  近年、上下水道事業では、人口減少に伴う収入の減少、深刻化する人材不足及び老朽化の増加等の課題に直面している。そのような中、国において、水道では水道施設の点検を含む維持・修繕の実施に関するガイドラインを改訂し、下水道では新下水道ビジョン加速戦略での重点項目において維持管理情報等を起点としたマネジメントサイクル(点検・調査、修繕・改築に至るサイクル)の確立の重要性を明記するなど、効率的・効果的に計画・設計、修繕・改築を行うための維持管理情報等の重要性が一層増している。  このような状況を踏まえ、下記の問いに答えよ。 (1)上下水道事業での点検・調査等による維持管理情報等の取得、蓄積、活用に関して、技術者としての立場で多面的な観点(ただし、費用面は除く)から3つの重要な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題をその理由とともに1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を具体的に示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件、留意点を述べよ。 【2】 評価事項(by 小泉) (受講生さんの了解を得て、ここに掲載します。)  この再現論文の受講生さんの試験結果はB評価でした。  しかし、私はC評価は考えますその根拠を以下に示します。
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技術士・第二次試験 (24)

【R5建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋】Ⅱ-2-2「再現論文:A評価!」/技術士第二次試験【問題文】  我が国では、毎年のように、水害や土砂災害等が発生し、甚大な人的被害や経済損失をもたらしている。こうした災害が発生した場合には、地域の1日も早い復興のために災害復旧を迅速に進めることが重要である。また、災害復旧を行う際は自然環境に配慮することが求められている。  そこで、洪水や土砂災害、高潮によって自治体が管理する施設が被災した際に、あなたが災害復旧事業の申請から実施までに携わることとなった場合、河川、砂防、海岸・海洋のいずれかの分野を対象として、以下の問いに答えよ。なお、被災施設は、河川分野は堤防又は護岸、砂防分野は護岸工又は渓流保全工、海岸・海洋分野は堤防又は護岸とし、自然環境に配慮した設計を検討するものとする。 (1)災害復旧事業の申請に当たって、収集・整理すべき資料や情報について述べよ。併せて、その目的や内容について説明せよ。 (2)被災した直後から災害復旧事業の実施までの手順について述べよ。また、被災した直後から災害復旧事業の実施までの作業において、留意すべき点、工夫を要する点を述べよ。 (3)被災した施設を迅速に復旧するための支援を得るための関係者との調整内容について述べよ。 【評価】(復元論文は、受講生さんの了解を得て、ここに掲載します)  私は本論文を「A評価」としました。  ・題意に沿って解答できている。  ・箇条書きを駆使して読みやすい。  ・シンプルさを追求したこうなるのか、と驚いた!  もう「Simple is best」としか言いようがありません!
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技術士・第二次試験 (22)

【R5機械部門:必須問題】Ⅰ-1「再現論文」/技術士第二次試験【問題文】  2019年度の日本の一次エネルギーの約8割は化石燃料に依存しており、エネルギ一自給率は12%程度である。化石燃料への依存を低くすることでカーボンニュートラルの実現にも貢献することができ、 更にはエネルギー安全保障の観点においても、エネルギ一自給率を高めることは最重要課題の1つと考えられる。そしてエネルギーの自給率を今後高めていくためには、輸入化石燃料への依存率を現在よりも低くし、下図の資源エネルギー庁から提案されているようなエネルギーミックスを検討することも1つの案と考えられる。  そこで、地球環境を考えつつ日本の経済活動を今後持続していくためには、エネルギーの入手・確保・輸送・備蓄・転換・利用について検討していくことが必要と考えられる。  このような日本を取り巻くエネルギー環境を踏まえたうえで、以下の問いに答えよ。 画像(省略)出典: 資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」の2019年確報値、2030年度におけるエネルギー需給の見通し(関連資料) (1)今後日本におけるエネルギー自給率を上げるため、技術者の立場から考えた場合にどのような課題が考えられるか、多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明確にたうえで、それぞれの課題内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題のうち重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する解決策を機械技術者として3つ示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行した結果、得られる成果とその波及効果を分析し、更に新たに生じる懸念事項への機械技術者としての対応策につい
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技術士・第二次試験 (21)

【R5上下水道部門:上水道及び工業用水道】Ⅲ-2 [添削論文]/技術士第二次試験 【1】 問題文  日本の水道は、人口減少に伴う給水収益の減少や水道事業者の技術者不足に加え、高度経済成長期において集中的に整備してきた水道施設の老朽化の増大が顕著となっている。また、耐震化の遅れや多数の水道事業者が小規模であり経営基盤が脆弱である。 これらの課題を解決し、 将来にわたり、安全な水の安定供給を維持していくためには、水道事業の基盤強化を図ることが急務となっている。  上記の状況と改正水道法による国の基盤強化の基本的な方針を踏まえ、水道分野の技術 者として、以下の問いに答えよ。 (1)水道事業の持続性を確保するために、技術者としての立場で多面的な観点から検討すべき課題を3つ抽出し、 それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した課題から最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する 複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクと解決策につ いて、専門技術を踏まえた考えを示せ。 【2】 評価事項(by 小泉) (受講生さんの了解を得て、ここに掲載します。)  この再現論文の受講生さんの試験結果A評価ではなかったそうです。(BかCは仰られません)。  本記事の投稿当初、私の評価はAと考えていましたが、フォロワーさんのご指摘の受け、C評価へ変更します。その根拠を以下に示します。 ・設問(1)では観点を抽出し、その観点に対する課題を挙げて評価できるが、次問(2)で問われる解決策を先走って記載しているのはマイナスポ
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