ホピ族の動画から…
下記の動画の中で、メッセンジャー(地元の旅先案内人)の方が、遠いホピの土地に来てくれた日本人に対して、感謝の意味も含め、「龍の置物」を作りお渡しする時におっしゃった言葉です。「…そして、私の創造性を信じて、あなたへの作品を作らせてくれて本当にありがとうございます。」これは、メッセンジャーが日本人から依頼をされたのではなくあくまでメッセンジャーが自ら感謝の気持ちを込めて作ったものです。このような機会があるから、作る気持ちを湧き上がらせてくれた。そして、その経験は自分のためのものにもなるし、他人に対して、感謝を表現させて頂ける機会にもなる。なにかを「してあげている」ではなく、その機会を自分に与えて下さっている。ととらえると、また違った気持ちが込められるでしょう。日本人(現代人)はいつしか「サービス」を当たり前のようにとらえるようになりました。そして、そこには物質的価値観を重視するものの見方が自然と身についてしまったかもしれません。この龍の置物には「気持ち」が入っています。以前にもよく紹介させて頂いている「ペンキ画家のしょうーげんさん」のお話でもよく村の人から、「その段ボールがどれほどあなたにとって必要なのか、ちゃんと伝えたのか?」とあります。その「もの」には人が関わったとき「物語」があるはずです。相手は、その「人の気持ち(エネルギー)」とともにものを受け取ります。ただ、宝石を与えるのと地球の果てまで、旅をして、欲しがっていた宝石を探して来た。では、価値が全く異なります。受け取った人が涙を流すとき、物質に対して流していません。その人の気持ちを感じて流しています。人の精神性はそのように
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