受験生の心得(中編)
前編は試験前日までの受験や準備に関する話でした。中編では試験当日の心構えについてです。 精神的なものなので、なかなか実行しようと思ってもうまくいかないかもしれませんが、今回は全体的に「こういう話もあるんだな」と知ることが大事だと思いますので 、ぜひ最後までお読みいただければと思います。 ① 図太く気構えよう 試験会場に着くとなぜか、「周りが全員自分より頭がよさそうに見えてくる」という現象が起こるようです。 いわゆる“場に飲まれる”という話でしょうけど、特に難関校になればなるほどこうなる傾向が強いみたいです。 このあたりは気の持ちようなのでなかなか難しいかもしれませんが、結局こういうところで合否がわかれる面も間違いなくあるので、冒頭にも書きましたが、少なくとも事前に「こういう話もあるんだな」という認識でいてもらえればと思います。 試験が始まったらひたすら問題を解くだけですが、ここでも少しでいいので気持ちに余裕を持てるようにしましょう。 だいぶ後ろ向きな発言ですが、入試がすべて順風満帆にいくことはほとんどありません。 傾向が変わった、難易度が上がった、ど忘れした。 自分の力が出し切れない要因はたくさんあります。ですが、これらは自分だけに限った話ではありません。 周りの受験生も同じようなことを考えているはずですから、自分だけは取り乱さぬよう、冷静に対処できればそのぶん合格に近づけるでしょう。 また、特定の問題につまずいたときに、うまく気持ちを切り替えられるかどうかも勝負の分かれ目です。 難問にいつまでも時間をかけずに、解ける問題を見極めて、それをミスなくきちんと取り切る。 口で言
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