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改良版足し算プログラム

改良版足し算プログラム前回は、入力データのチェックを工夫することで、データを処理する前に想定外のデータの入力を制限するユーザーインターフェースの設計について紹介しました。この記事では、そのコンセプトを使って、実際に足し算をするプログラムにしてみました。今回のポイントは、ユーザーインターフェースとデータ処理を分けるという点に注目してみました。プログラムの設計の際には、この二つの境界をきちんと設定する事が大切です。データの処理は?このプログラムは、入力された二つの整数を足して結果を表示するというシンプルなプログラムです。 このプログラムのデータ処理部分は、実は二つの整数の足し算をするだけです。つまり、プログラムのデータ処理部分は以下の関数「add(a, b)」だけです。function add(a, b) {  return a + b;} 処理自体は、二つの整数「a」と「b」を受け取って、この二つの整数を足し算した結果を返すというシンプルなものです。残りのプログラムは?このプログラムのデータ処理部分は、至ってシンプルです。 では、残りのプログラムは何かというと、これがユーザーインターフェースになります。<!DOCTYPE html><html>  <head>    <title>Add Program</title>  </head>  <body>    <div>      <input id="opeland0" type="text" placeholder="Plea
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モジュール分割

PICマイコンに限りませんが、モジュールに分割して各機能を実現し、動作を確認したモジュールを使ってmainプログラムを書くと作業が楽になると思います。タイトル画像プログラムの目的ADC(ADコンバータ)のサンプリング結果によってLEDの点滅パターンを変化させることです。実現のためのモジュールADCモジュールはタイマー割込み処理で、ADCのサンプリング結果を所定のメモリー(ここでは led_d)に上書き保存します。タイマー割込みが発生する都度、同じことを行って終了します。LEDモジュールもタイマー割込み処理で、所定のメモリー(ここではled_d)の値に従って所定のLED制御を行います。ここでは遅い点滅または早い点滅を実現します。mainプログラムは、前述2つのモジュールとのやり取りによって、プログラムの目的を実現します。mainを書く方が楽しいマイコンを使ってハードウェアを制御する場合、全体の構想を考え、回路図を描いてモジュールを記述し、動作確認してmainを書くことになると思います。回路図はもろにハードウェアですし、モジュール記述にはマイコン内部のペリフェラルを扱う内容を含むため、ハードウェア寄りの知識が必要になります。マイコンの端子毎の機能制約によって回路図も変化します。慣れない内は、難解と感じる部分です。一方で、動作確認済の回路とモジュールがあれば、mainを書く作業はとても楽になりますし、楽しい作業だと思います。初めは難解な作業を依頼するのも良い慣れない内は、難解な回路設計とモジュール部分を誰かに頼んで、楽しい作業から始めるのも良いと思います。モジュール記述についても、ゼ
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Web ブラウザで動かすプログラムの種類

Web ブラウザで動かすプログラムの種類フロントエンドのプログラムは基本的に Web ブラウザで実行されます。 簡単に仕組みを説明すると、Web ページにアクセスした時に必要な Javascript のファイルを一緒にダウンロードするか、Javascript のコードが HTML ファイル内に含まれているので、それを Web ブラウザが実行します。Web ブラウザが実行できるのは、基本的には、Javascript のコードです。Web ブラウザで実行するプログラムの種類Web ブラウザで実行されるプログラムは、基本的に Javascript のコードです。Typescript でプログラムを書いた場合は、Typescript をコンパイルして、Javascript に変換したコードを Web サーバーにおいて利用するので、Web ブラウザで実行されるコードは Javascript になります。この中で、Javascript のプログラムは目的によって幾つかに分類されます。* UI の操作に関連する処理* データの処理* I/O の処理 です。UI(ユーザーインターフェース)の処理は、ボタンをクリックしたり、プルダウンメニューからメニューを選んだりなど、利用者が UI を操作した時の処理を行います。必要に応じて、画面を切り替えたり、データを読み込んだり、送ったりする操作を呼び出すための処理です。データの処理は、入力されたデータや、ファイルやサーバーから取り込んだデータを目的に応じて処理する物です。利用者が入力したデータのチェックなどもこのデータ処理に入れる場合もありますが、UI
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FirebaseとSendGridで作るメルマガサービスの検証方法

FirebaseとSendGridで作るメルマガサービスの検証方法前回はモジュールごとに分けて検証をする事例を、FirebaseとSendGridでメルマガ(ニュースレター)サービスの例を使って説明しました。その中でいろいろな機能がありますが、その一つの機能、メルマガメルマガ(ニュースレター)の送付先の登録の機能についてより具体的な話をお届けしました。 今日はさらに詳しい部分について考えていくことにします。 ところで、プログラミングを勉強して起業や就職に役立てようという方がたくさんいらっしゃるので、プログラムのやり方に関する記事は沢山あります。一方で、作ったプログラミングをどのように検証(テスト)するかという記事はプログラミングのやり方に比べると圧倒的に少なくなります。 前回も触れましたが、実際は、プログラミングを作る(実装する)作業よりも、出来上がったプログラミングを検証する方が、時間も手間もかかります。そして、品質の良いプログラムを提供するには、十分な検証(テスト)をする必要があります。さらに、これも前回触れていますが、プログラムを検証するためのプログラムの開発も必要になることも多く、意外に軽く見られがちな検証(テスト)ですが、プログラムの開発ではなくてはならないステップなのでここでも取り上げることにしました。 プログラムの検証の基本 プログラムの検証の基本は、起こりうることを全てテストするというのが究極のゴールです。 実際は全ての機能の検証はできないか、実行するのが非常に難しい場合も多く、100%のテストというのは現実的にはできない場合がほとんどです。これが「想定
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