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片付く家は人が肝

前回、片付く家かどうかの問題は その人の性格に起因することが多く ただ単純に収納スペースを増やせば 片付く家になるわけではないとお話ししました。 家づくりの際、収納量を見直し 今度こそは片付く家をと多くの人は意気込むわけですが 自分の買い物癖や捨てられない性格を把握していなければ 居住空間を削ってまで収納のための面積を増やしたとて いずれまたモノが溢れ出すことに。 物理的にある程度の収納スペースは必要なものの リバウンドを繰り返す根本を見直さずして 居住空間を削ってまで収納スペースを確保するなんて マジで本末転倒。 ではなぜモノが捨てられないのでしょうか? これでもか~~!!とモノを溜め込んでしまうのでしょうか? うちの父もそうですが こんなものまで残すの?と驚かされるというか 笑っちゃうことすらあります。 駅弁の押し寿司の蓋を鍋敷き用に残していた時には もぉイライラ通り越して大爆笑でした。 父がモノをなんでもかんでも残す理由は たぶんいつか使うことがあるかもしれないというもったいない精神。 モノが乏しい時代に生まれた世代なので まだ何かに使える可能性のあるモノを 捨てるには惜しいと感じているのかなと。 でも私は 父がそれら残しておいたものを 使うのを見たことがないんですよね。 そして必要なないものが我が家に増えるたびに 断捨離魔の私の登場です。 父の見ていない間に これは要らんやろ!!というものを 容赦なくバッサリといきます。 こうでもしなければ いずれモノが溢れ出し 居住空間を徐々に圧迫し始めるのです。 モノがわがもの顔で空間を占領している暮らしなんて 心地いいとは程遠い…
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収納はステップバイステップ

ここ数年、いろんな方の収納方法が話題になり シンデレラフィットやテトリスフィットなど とても小気味いい収納ワードを耳にします。 これだけ何度も収納があの手この手で繰り返し話題になるのは 住まい手に取ってとても重要な問題だから。 ここで、今さらではありますが収納の基本ついて 一度確認してみましょう。 まず「整理」「収納」「片付け」どれもなんとなく似ている気がしますが 本来ははっきりとした違いがあります。 「整理」は使うものと使わないものを仕分け、不要なものを取り除くこと。 「収納」とは物を家具やハコに入れてしかるべき場所に収めて保管すること。 「片付け」とは使ったものを元の場所に戻すこと。 最終形は家の中の様々なものに対して あるべき定位置を決めて、そこへ片づけられることが すっきりとした暮らしへの第一歩。 とは言いつつも これらそれぞれの本当の意味を理解せず やみくもに収納するハコ(器)、空間にばかり気を取られてしまい 勘違いの整理収納をしている人が多いのが現状。 この勘違いが見事にリバウンドを繰り返す原因となっています。 どんなにたくさん収納ができるスペースを確保したところで これだけでは一生片付く家にはなりません。 収納空間が余裕あるうちは片付いているように錯覚してしまい やがてその空間から物が溢れ散らかった状態にリバウンド。 これでは完全に片つかないループにがんじがらめです。 とにかくまず攻略すべきは、 「整理」「片付け」「収納」の正しい意味を知り 把握することから! まず初めの一歩は「整理」から。 これは使うか使わないか・必要か必要でないかを判断し 仕分けていくこと。
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無垢への愛情むくむくと…

床はお家を構成するパーツの中でも 比較的大きな割合で お家の空間の印象を左右する重要なもの。 スタイリッシュなお家では コンセプトに合わせて 床材に無垢の床が選ばれることは絶対ではありませんが やっぱり無垢の床は 素足で歩く時のサラッとした心地良さと 自然素材が醸し出す雰囲気が 空間そのものの印象を心地良いものにしてくれ 憧れでもあります。 最近は突板フローリングなるものがあり 無垢に比べてコストを抑えるには 一つの選択肢となることが。 この突板フローリングとは 基材となる合板の表面に 無垢の0.2〜0.6m m程度の薄い板が貼ってあるもの。 本物の木の質感が楽しめる上に安価ということで 床材として人気のものです。 ただし、 深い傷がついてしまうと基材の合板が見えてしまうことも。 また、私の感じる印象としては 悪くはないんだけど 無垢に比べるとなんだか自然の揺らぎが感じられず どことなく木目がきれいすぎるというか…作った雰囲気がします。 その点、無垢の床は天然木をそのまま加工したものなので 質感はナチュラルそのもの。 二つと同じ木目がなく質感良く趣のある床材です。 それが本物志向の方にとっても人気が高い所以。 でも、そんな無垢の床にもデメリットはあります。 まずフローリング材に比べてコストがかかる。 樹種によって金額もまちまちです。 そして無垢は呼吸していると言われるので 湿度や温度で伸縮します。 床の突きつけのすき間が広がったり狭まったり。 もちろんノーメンテナンスでもありません。 これだけ聞いたら なかなか手強い相手を思うかもしれませんが でもそれらを見越しても 私は無垢の
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2次元から3次元へGO!

ココナラでは間取り作成を生業としている私が言うのもなんですが 家づくり=建築の完成形は3次元です。 て、言うか 私たち設計をする者はいつも2次元の平面の間取りを考えると同時に 外観を含む3次元の立体的な検討をしながら 試行錯誤を重ねて平面である間取りを固めていきます。 平面的な間取りだけ先に考えていても 建物の高さそのものや天井高などに関連してくる 「階高」といわれる高さ関連、2階の間取りに大いに影響する階段、そして+αの空間、スキップフロアや吹抜けなど 高さ関係を同時に考えなければなかなか上手く成立してくれません。 たとえば同じ間取りでも 天井の高さや建物の高さが違っていれば 全く別の建物になってしまうという・・・・。 そして今でも多くの方から聞くことになる 天井高はなるべく高くしたいというご要望。 一昔前?今も?天井は高い方が良いといったCMがあってから?ホントにテレビの影響力は絶大です!! そりゃ~、私だってリビングなどみんなが集まりくつろぐ空間は 天井が高い方が広々として気持ちいいと思いますよ! でもすべての空間が リビングと同じように天井が高いとメリハリのない、のぼ~とした空洞と化してしまいます。建物の内側がそうなれば 当然、外観そのものも高さばかりが目立つ お世辞にもバランスが良いとは言えないものに。 ではあなたはどんな佇まいのお家が素敵だなと感じますか。 これは個人的な好き嫌いにもよるところが大きいとは思いますが 私は重心の低い水平ラインの美しい建物はハッと目を引き上質で素敵な佇まいだなと感じることが多いです。 そしてそこに少しでも近づけるために 空間ごとに適切な
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あっちむいてホイ♪

最近は、特に建築資材も上がる一方で 家づくりをする人たちには頭の痛い状況。建築地がある人ならまぁなんとか・・・・ 土地から購入を考えての家づくりをする人には 家づくり費用アップはなかなかの越えがたいハードルです。 かといって 自分をとりまく状況や環境を考えると家づくりを諦めたくない。 心中ご察しします。 じゃあ、予算オーバーをどう乗り越えていくのかと言ったら 希望の土地の条件を譲歩するか 建築工事費を削減を検討するか…。その家族の暮らし方にもよりますが 私の個人的な考えで言えば これからずっとそこに住むことを考えると 立地条件はあまり譲りたくないです。 ということは 建築費用をどう抑えるかにかかってきますよね。 ではその建築費用を抑えるためにさてどうするか? 単純に言えば、ちまちまと仕様を削っていくのも一つの方法ではありますが建築面積を抑えるのが一番手っ取り早い。 でもお家をコンパクトにすれば 要望を諦めなければならないんじゃないか、窮屈になるんじゃないか、 暮らしにくくなるのではないかと思われるかもしれませんが これは正直、工夫次第なわけです。 いっぱいある要望は優先順位をつければおのずと自分の暮らしに本当に必要なものが見えてきますしコンパクトでも視線の抜けを考えた間取りにすれば 空間の広がり感だって期待できます。あちこち壁ばかりで行き止まりがあると窮屈な感じがしますが 外への視線の抜けを意識した窓や 奥行を感じさせるような動線の工夫は 窮屈さを感じず ほどよいホールド感のある居心地のいい空間を作り出してくれるのです。 もちろん立地条件によって 視線の開く窓の方向は考える必要
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キッチンは暮らしの基地。キチンと考えて③

キッチンについての第3弾。 日々の暮らしやすさを左右するもののひとつ、キッチン。 そもそもの目的である料理するのが楽しくなる、 時短ができて調理も片付けも効率的、 ダイニングやリビングにいる家族との会話が取りやすいなど キッチンに求められる要素はいろいろ。 つまり、料理するだけの空間ではなく 機能性と居心地の良さが共存する空間であってほしい。 機能性は充実させつつ、できることなら生活感も隠したい。 しかし、キッチン空間には 電気オーブンレンジ・トースター・炊飯器などの調理家電だけでなく 冷蔵庫、食器を収納できる家具、ゴミ箱、米びつ等 とにかくこまごまとした雑多なものがあふれていて すっきりとオシャレにしたいと思いつつも生活感がでてしまう場所っていうのがネック。 これ、なんとかならないの?と思っている方も多いのでは。 そのなんとかしたいものの一つとして 誰もが必須の存在感たっぷりの冷蔵庫。 しかも最近は、セカンド冷蔵庫や冷凍庫も置きたいという方が 多くなってきています。 無くてはならないものだけど、なぜか生活感が半端ない。 なるべく近くに置いておきたいけど見せたくない存在。 家づくりの中のご相談の中でよく聞くのは 子どものお便りや町内のお知らせがペタペタと貼ってある冷蔵庫を なんとかしたいというご要望。 賃貸に住んでいると、そうせざるを得ない状況が多いと思うのですが 家づくりの中でのそのひとつの改善方法として、 来客には目につかないけど家族は常に見て確認できる場所に マグネット掲示板などとして利用できるニッチなどを作ればサクッと解決します。 そこにキッチンまわりのスイッチなんかも
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キッチンは暮らしの基地。キチンと考えて②

前回のブログでもお伝えしたように キッチンは思いのほか長い時間を過ごす場所で しかも暮らしの居心地を左右する大切な空間。 本来なら住まい手のキッチンの使い方を十分にヒアリングして キッチンプランを考えるのが正しいのですが、 キッチン以外の間取りやリビングの大きさなど、 他に考えることが多すぎて、 キッチン空間の細部まで充分検討することないのが大多数。 そこで 今日はキッチンを間取りと同時に検討するうえでの 基本的な型について。 まず、キッチンの型をおおまかに分けると I型、L型、コの字(U字)型、Ⅱ型の4つの型があります。 その基本的な形に壁付けや対面、アイランドのレイアウトで変化させると いくとおりものキッチンに。 まずは現在主流の「I型キッチン」。 キッチンメーカーのカタログにも主力として掲載されている I型キッチンは誰もが目にしたことがあるもの。 SNSやカタログで見慣れたI型を ごくあたりまえのように取り入れる方が多いようです。 I型キッチンは、シンクとコンロが同じ辺にある横長の型。 一般の住宅であれば キッチンのスペースが2m40cm~2m70cmと 横幅を長く取る必要があり これより幅を短くすると作業スペースが狭くなり これよりも幅が長いと作業の時の移動距離が長くなり 使い勝手が悪くなりストレスが。 このI型キッチンは壁付けに向かってレイアウトする以前からのスタイルに加え現在の主流となっているのは壁付けキッチンをダイニング側の腰壁に取付け応用させるタイプ。 壁に向かって作業する場合とは違い ダイニング側に向かって作業をするので ダイニングやリビングにいる家族の様子が
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家をかう?

前回記事では「買う」と「建てる」の違い、に焦点を当て、なぜそのようなことが起こったかについて考えました。今回は「家を買う」ことについてもう少し考えたいと思います。家を買うにはどんなパターンがある? 家を買う際には、以下のようなパターンが考えられます。 ・建売住宅を買う ・建築条件付きの土地を買う ・既存の中古住宅を買う それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。 少し詳しく見ていきたいと思います。建売住宅を買うまずは、建売住宅を買う場合です。 建売住宅とは、土地と建物がセットになって販売される新築分譲住宅です。 すでに完成していて、すぐにでも住むことが出来る物件もあれば、これから着工する物件・工事中の物件などもあります。 すでに完成している物件については議論の余地はありませんが、着工前の物件の場合、オプションで多少の変更はできることもありますが、基本的にはパッケージ化された商品を買う感覚にちかいです。 プランや仕上げの変更はできませんが、完成された物が目の前にあるため、そこでの生活がイメージしやす、お金のやり取りも一度で済みます。 すぐにでも家が欲しいという人にうってつけです。建築条件付きの土地を買う 家づくりを考え始めたばかりのひとは「建築条件付きの土地」となんだ? と思ったかもしれません。 簡単な話で、土地を買う条件にどこの建設会社で家を建てるかが決まっているという事です。 土地を購入してから決められた期間の間に設計を終え、工事に着工するまでのスケジュールが組まれています。 プランや設備など、打ち合わせして決めることが出来ますが、施工会社が予め決まっていると、使
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キッチンは暮らしの基地。キチンと考えて①

家づくりは、 家族のくつろぎの場でもあるLDKを中心に考えていくことが多いですよね。 そしてその重要選択のひとつに「キッチン」があります。 何故って 現在ではキッチンは家具のように家族がくつろぎ来客もあるLDKに ど~んと鎮座するオープンキッチン型になったから。 昔むかし、そう、まだ昭和の家は キッチンは作業場的に考えられ リビングから分離して配置されているクローズ型が多かったのですが ここ数十年の家づくりの傾向としては キッチンはリビングとの一体空間に置かれることが 圧倒的に多くなりました。 むしろそれが当たり前で話が始まるというか・・・・。 つまりキッチンそのものがインテリアのひとつの大きな家具。 ソファやテーブルと同様に考えなくてはいけなくなったからです。 まずキッチンの選択肢として大きく分けると 既製品、造作キッチンの2通り。 既製品のメーカーキッチンは 各社それぞれに特徴を打ち出しています。自分にぴったりはまるものがあれば それはそれで選びやすいとは思うのですが 私が今まで担当させて頂いたお客様は ワークトップはA社のこれが良くて、食洗器はB社のこれがいいんだけど・・・となることが多く既製品って選択が簡単なようで実はなかなか・・・・全て自分の要望を満たすとはいかないことが多いです。 もうちょっとが痒いところに届かない感じでもどかしいというか。 もちろん各メーカー、上位機種のものになれば納得いくものがあるのでしょうが予算もありますからね!キッチンだけに予算をドバっと投入するわけにもいかず 結局、妥協せざるを得ないという心残りな決断をせざるを得ないって感じでしょうか。 ち
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家づくり迷子さん、いらっしゃ〜い!

こんにちは!y建築デザインのアキです。 大学で建築を学び始めて、かれこれ30年以上、建築と関わっています。 長年、仕事をしていると、友人や家族、親戚から、たくさんの建築相談を受けます。そこで、この度、私が関わってきた相談の解決策や仕事の進め方をぎゅぎゅっと凝縮して、時短家づくりNOTE(=当ブログ)にまとめていくことにしました。戸建住宅建築が中心となりますが、土地選びや空家売買、リフォーム、中古物件購入などのお話もあります。これから家づくりを始める方の参考なれば幸いです^ ^時短家づくりNOTEは、 資格試験で置き換えると、教本を1ページ目から勉強するのではなく、過去問だけやって試験に合格しよう!っていうイメージかな(笑) 少々辛口トークだったり、時には長文になってしまうこともあります。適宜すっ飛ばして読んでください。こんな方に向けた内容です。①検索し過ぎて建築迷子状態②人任せで優柔不断な性格③何かわからんけど、何とな〜く不安④この営業マンを信じていいの?と疑ってしまう⑤家づくり、正直、ダルいなーと思っている一つでも当てはまったら是非読み進めてください。今日のお題は…建築地を消去法で絞る!私が実際に初期段階のお客様の土地探しの時にやってきた方法です。 ※時短で読めるよう、大まかな説明のみです。すぐに消去法でチェックしたい方は、ステップ3へステップ1:エリア、土地の広さを決めるポスト投函される建売住宅のDMなどを参考にしましょう。4LDK、2階建、車2台だと土地の広さが40〜50坪欲しいな、など、おおよその見当がつきます。 ネットで資料請求すると、もれなく営業マンがついてきますの
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安易な盛り盛り家づくりにはご用心!

余談ですが 今日は、先日友人と美容について女子トークしている時に ハッと面白いことに気がついてしまったんです。 「家づくり」って美容とよく似てる~~!ってことに。 ほとんどの人(特に女性は) いくつになっても若い頃のままでいたい、 できれば美しくありたいという気持ちから 美容に少なからず関心があります。 そしてせめて現状維持しようと日々、年齢に抗う努力をしているわけです。 もちろん私もそのうちの1人。 押し寄せる老化に必死にもがいています。 で、同年代の周りを見回してみると 流行りにのっかり ネイルをしたりまつエクしたりキラキラとアクセサリーをつけ 盛りに盛っている人がいるわ、いるわ。 みんな、結構やってるなぁ〜って感心します。 でも、ふと冷静に考えてみると それでは本当の意味で根本解決にはなっていないのではないかと 私は思ってしまったわけです。 私が憧れる素敵な人だなと思えるのは あれこれ着飾り盛るのではなく 例えば 素肌そのものが行き届いた手入れをされている美しさ。 素材の良いシンプルなシャツを着ているだけでオシャレに見え 生き生きと毎日を過ごしている人。 心も体も健康でそれが内面から滲み溢れている人って その人そのものに奥行きがありとても素敵で美しいと感じます。 人生を有意義に過ごされているのだろうと想像できます。つまり基本的な部分が整ってなきゃ どれだけ着飾り盛っても 本当の素敵は人とは違うんじゃないかということです。 これって「家づくり」に置き換えた時 同じようなことが言えるなって私は思ったわけです。 家づくりをするとき SNSで発信されている見た目の映える印象ばかり
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勝手知らなきゃ始まらない家づくり

家づくりにおいて打ち出す要望を家族で話し合う時、 そしてそれを私たち建築士が空間に落とし込む時、 要望を伝える側も その要望を受け取る側も どちらの場合もその勝手をわかっていなきゃ より良いものはできないという話。 例えば 普段からキッチンに立たない人が キッチンはこうでなきゃと知ったかぶりでどれだけ要望を語ろうと 実際にキッチンに立つ者からしたら あなたが言うなって感じ。 掃除でもそう。 普段、掃除はお任せしっぱなしの人が 我先に掃除についての要望の主導権握ってしまうと ではあなたが今後は掃除を手伝ってくれますか?と疑問を投げかけてみたくなるでしょう。 収納計画だってそうですよ。 帰ってきたら上着をダイニングの椅子に掛けるだけの人が リビングがいつも散らかって落ち着かないとか文句たらたら。 いつも片付けを押し付けられる者にしたら イラっとするわけです。 何事もそうだと思うのですが 自分がしていないこと、できていないことを SNS情報などの受け売りや自分の勝手な想像で語ってしまうのは ただの机上の空論。 普段、家事をしている人からすれば 自分でできていないことの何がわかるのだと思うわけです。もちろん住まい手だけでなく私たち設計者も 普段から自分でキッチンに立ち、掃除も片付けもしたことがないようでは お客様に良い提案なんてできません。できるはずがないですよね。家づくりする人もその要望をカタチにする私たちも そもそも実際に自分がやってみて 勝手を知らなきゃ多くを語れないと思うのです。 ちなみに統計によると 既婚者の家事分担は男性が1割~3割、女性が7~9割という割合が多いそうです。
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マイホームは長~いお付合い

家づくりを始めて完成しても そこがゴールではないのはご存じのとおり。 平均的な家づくり世代と言われるのが30代から40代前半でいわゆる子育て世代と重なります。 そして私が相談を受けるお客様に家づくりのご要望をお聞きすると決まって現時点での暮らしを想定したご要望がほとんど。 先のとこは想像しづらいし仕方ないといえば仕方ない。でもちょっと待って! 最初にも言ったように 家づくりは完成した時がゴールではないってこと。 ていうかその家族のスタートなのです。 これから数十年そのお家で暮らしていくわけです。 ほとんどの方が終の住処にもなるわけで。 当然、家族みんなが年齢を重ねていくことになりますし お子さんも成長していきます。 きっと趣味嗜好も変わることの方が多いでしょう。 このようにライフスタイルが年々変化していくことを想定した上で それに対応できる家づくりをしなければ 過ごしやすい良い暮らしは継続できません。 もし流行りや現在の視点だけで家づくりをしてしまったら それが種となり、何十年先には後悔という残念な花?が咲いてしまうことに。では、どんなことがその「後悔の種」となり得るのでしょうか。① 可変性のない間取り 部屋を誰の部屋、何の部屋と決めて細切れにしてしまうと、後々に使い勝手に応用に効かなくなります。例えば、子供が小さいうちは一つの大きな部屋で家族みんなで 川の字で寝られるように。 そして子供がお年頃になれば大きな部屋をそれぞれの部屋に分け 子供が独り立ちしたらその時はまた区切って夫婦別々で寝室として使用することも良し、もう一度大きな部屋として子供家族が帰省した時の部屋として使うの
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洗濯の選択肢に

ゴールデンウィークも終わり通常の生活に戻りましたね。 休暇中 どこか旅行に出かけられた家族 帰省された家族 自分の家でゆっくりと過ごされた家族 連休の過ごし方はこれまた家族によって色々。 わが家は、息子が帰省しておりました。 普段、同居していない家族が帰省してくると 食事はもとより思った以上に大変なのが洗濯。 日常に比べると洗濯物も量が増え 洗濯機を回す回数もそれらを干す場所を確保するのも大変。 百歩ゆずって、この季節であれば お天気が良く お日様の下で外干しってことも可能ですが。 花粉症で悩まされている方は外干しなんてとんでもないですよね。 今や日本の人口の40%の人が花粉症と言われていますから。 で、室内干しに対応できるスペースが確保できれば 家族が帰省してくる連休だけでなく日常もストレスなく過ごせるのでなはいかという提案です。 と言っても実は、私が今までに携わらせていただいたお家も 90%くらいの方が室内干しのスペースをご所望されています。 専用スペースを必要とされるケース兼用でも大丈夫というケースと 二つに分かれるわけですが 縦坪に余裕がある方なら専用のランドリースペースをおススメできますが コンパクトに建てる方はそうはいきません。 この場合はやはりどこかのスペースと室内干しを兼用することになります。でもリビングはまず除外。 想像しただけでこれは嫌ですよね。 くつろぎの場で洗濯物がズラリといつも干してあるなんて・・・・・。 生活感丸出し。 来客がなくとも、そんな部屋では落ち着く気がしません。 多いのは、ひとまず家族利用だけであろう脱衣室との兼用。 この場合2帖ではちょっ
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みんな大事な家族だニャン

ここのところのブームもあってか ネコをお迎えされているご家族が多く 最近2件のお家づくりで 「猫部屋」を提案させて頂きました。 かく言う私も最高3匹のニャンコ+1匹のワンコと暮らしておりました。 ワンコは数年前に、去年、2匹のニャンコが天寿を全うし 今は1匹とのニャンコと暮らしています。 ということで 今日はニャンコと私たち人間が一緒に快適に暮らすための家づくりについて。 特にトイレ事情。 とにかくネコは自由奔放というかわがままというか 自分の気分次第で行動する生き物。 べったり甘えてくると思えば、今日は呼んでも知らんぷりを決め込んでいる日も。 まぁ、つかず離れずのそこが魅力的でもあるのですが 一緒に暮らすにあたっては ネコの習性を理解し、お互いがストレスの溜まらないような工夫をすることは必須。 そんな私が数年悩まされたのが トイレ問題でした。 特にうちは、多頭飼いで縄張り意識が強いコだったのか 留守番が淋しいからだったのか 私が長時間留守になるときに限って粗相をやらかしていました。 うちの場合は、猫部屋としては特に設けていないので 今から思えば、留守の時にこの部屋があれば この問題はほぼ解決していたと思います。 ネコにとっての理想のトイレは1匹につき1か所+1か所だそうです。 排泄で自分の縄張りを主張する習性があるので、これもっともなこと。 トイレが気に入らなかったり、他のネコの匂いがすると トイレじゃない場所にしてしまうことがあるようです。 こりゃかなわん!っということで うちでは一時期、最高9個のトイレが廊下にずら~っと並んでいました(^^; トイレが多いと、猫砂の飛び散
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家づくり、色々あるけど。 そのひとつに・・・

それは「色」。 色合わせです。 実は私は建築士になる前は 住宅だけでなく店舗などのカラーを軸とした 空間スタイリストを生業としていました。 その時にいろんな建築士さんとご一緒させて頂きくなかで まずやっぱり圧倒的に男性の建築士さんが多く そしてこの頃の男性建築士さんは きっとインテリアやカラーコーディネートは苦手であろうと感じることが多かったです。 本来、 一般的には男性より女性の方が4倍以上の色の識別ができるそうです。 そういう意味では、男性は苦手なのは仕方ないっちゃ、仕方ない。 でもね、私の色彩を学ばせてもらった先生は男性でしたからね。 その人によるところも大いにあると思います。 そんなこと言っても 建築につかわれる材料や仕様は色数の選択肢が限られているのだから そんなに難しいことじゃないだろうと思われるかもしれませんが 少ない選択肢だからこそ難しい。 色が変われば 当然のことながらそのものの印象や佇まいまでも変ります。 にもかかわらす、これをおろそかにしてしまっているなど 言語道断! しかも良くありがちなのが 単品単品で色だけでなく質感を決めてしまっていること。 ちょいちょいちょい!!と待ったをかけることもよくありました。 一生に一度の大切な家づくりなのに まぁ、これでいいか!なんて決め方されたくないですよね。 自分の家づくりで、そんな風に決められたりしたら私なら絶対イヤです。 特に色と質感はとっても大切なのに・・・。なめんじゃねぇと叫びたくなります。色選びは思ったより重要な課題。 こんなことを聞くと 「トレンドに左右されず長く愛される色」を選びがちですが それだけでは個
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シーリングファンについて

戸建住宅をよくコーディネートさせて頂く機会が多く、手がける物件のほとんどに吹抜けの計画がされています。そこで吹抜けの照明計画についてよく話に出てくるシーリングファン。写真の商品はオーデリックというメーカーでファンの羽が細くスタイリッシュなフォルムを取り扱っています。メーカーによってそれぞれ特徴はありますが、それ以上に気にして欲しい事があります。シーリングファンを取り付ける時によく一緒にダウンライトを計画します。その際に注意して欲しいのがファンとダウンライトの距離感ダウンライトが近すぎると、羽が動いた時にダウンライトからの光がファンの動きを拾ってしまい、影がチカチカとしてしまうのです。ソファに座ってくつろいで居る時や、テレビを見ている時も上空からのチカチカが気になってしまったらせっかくオシャレなデザインを選んでも残念なことに・・・推奨としてメーカーが距離の計算を出しているのですが、間取りやセレクトした器具によっても異なる為、ぜひ設計者やコーディネーターに相談してみてください。
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南側信仰の呪い?

連休ですね~!! 連休は、どこに出かけても混雑しているし こんな時はお家でBBQ。 やっぱりリビングは南向きが理想よねぇ~~・・・・これって全ての人にとって本当にそうなのでしょうか? 過去に、とあるお客様のお家づくりの際その奥様のお父さんが 「南の窓は、掃き出しじゃないと窓じゃない!」と名言??ならぬ迷言で 娘夫婦の希望をねじ伏せてしまったお父さんがいらっしゃいました。 敷地上、道路からほど近い南窓だったので その窓は小さな採光のみと考え、L字プランにしプライバシーを確保できる東側に大きな窓と庭を提案していたのですが残念なことにお父さんのこの一言で一蹴されあえなく道路に近い南窓を大きな掃き出しに変更。そして、その大きな南の窓はプライバシー確保のために いつもカーテンが引かれたままになっています。 その家で暮らし始めた娘さん夫婦いわく、 お父さんの意見は聞くべきではなかった・・・・だそうです。 特にこのお父さん世代の方は とにかく南側にはできるだけ大きな窓をつくり そこには必ずリビングがあるべきと考える人が多いなぁと感じています。 南は他の方角と比べて 一日のうち太陽が差し込む時間が長く 理にかなっているとも言えるので間違いではありません。 かく言う私も、とりあえずはまず南側にリビングを配置できるかどうかを検討します。 しかし、昨今の温暖化や周辺の立地環境などを考えると これがマストではないこともあるというのを覚えておいてほしいのです。 前面道路や隣の家との距離が取れない、大きな窓の前にあまり見たくない物や不特定多数の人が出入りする建物があるなど 南側に大きな窓やリビングを配置す
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玄関は口ほどに暮らしを語る

玄関は出かける人を気持ちよく送り出し 帰ってきた家族や訪れた人を温かく迎える場所。 家の内と外がつながり、切り替わる場所です。 こう言ったことから よくその家の顔に例えられます。 顔ということは やっぱり第一印象を大切にしたい場所。 玄関はまず見た目と雰囲気が大事ってわけです。もちろん印象だけの見掛け倒しではNO、NO、NO。 私たち人間と一緒で 中身も伴っていないと本当に素敵とは言えません。 この中身と言ってもいろいろですが 例えば 玄関は生活動線の一部でもあり 靴を脱ぎ履きする場所だけでなく 外着や傘、ゴルフバッグなんかの趣味のもの アウトドア用品も置かれる 収納機能なんかも持ち合わせた場所として使われることも。 例えば 絵画を飾ったり一輪挿しの季節の花を飾ったりと 迎る人のフォーカルポイントを演出することが 玄関の第一印象に一役買うとしたら 収納機能がしっかりあると 包容力があって素敵ねってなる感じでしょうか。 とくに最近では、 玄関に勝手口的な役割も持たせて 家族とお客様の導線を分けるご要望もよくあります。色々な側面を持ち合わせる玄関だからこそ +αの工夫があれば、あらま!懐が深くて素敵! となるのかも。 と言ってもこんなふうに大きな玄関だけが 懐の深い良い玄関だと言っているわけではありません。 コンパクトでも印象も機能も良い玄関はたくさんあります。 家族中心で最低限の靴がしまえればそれでOKという人であれば それこそ2帖あれば事足ります。 こんなコンパクトな玄関でも 来る人を気持ちよく出迎える工夫があれば それも懐の深さでしょう。 このように その家族の暮らし方によっ
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永遠の課題。片付く家

一時期、テレビ番組で整理収納や片付けで 「汚部屋」を綺麗にするというの特集が よく放送されていましたよね。 芸人さんの部屋とか・・・ 番組で一旦は綺麗になるものの リバウンドしてしまっているのが定番の流れというか自然のなりゆき…家づくりの設計の中でも「片付かない理由は収納する場所がないから。新しい家にはしっかりと収納できる場所がほしい」とお客様からご要望としてお聞きします。でも実は片付け問題ってその人の性格に大きく起因していることが多いのです。例えば、テレビ番組のように一旦大掛かりな掃除をし ゴミ袋何十袋もの不要なものを処分しても、 新しい家を建て収納場所をたくさん確保したとしても、 リバウンドを繰り返し解決しないことが多々あるのが実情です。 現に 私が今までに関わらせて頂いたお施主様の中にも 片付く暮らしのためにもとにかく収納をたくさんほしいとのご要望で可能な限り多く確保したものの 何年か後に訪問させていただくと部屋中に物があふれているなんてこともありました。 この現実を目の当たりにしたとき 設計者である私が充分にその人の本当の心の奥の何かをしっかりと見ることができていなかったと反省。せっかく新しくできた家が 今までと同じように物があちこちにあふれた暮らしになっては お世辞にも心地よい豊かな暮らしとは言えませんからね。 じゃあどうすればいいのかって話になるのですが そう簡単なものではないっていうのが本音。 先にも言ったように片付くか片付かないかは その人の性格に大きく起因することが多く まぁつまり、ダイエットと同じなのですよ! 私もダイエットに幾度となく挑戦したことがあります
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廊下のようで廊下でない

一般的に「廊下」と言われるのは どこかの部屋と別の部屋をつなぐための通路になる空間のこと。 間取りの相談を受けていると みなさん口々に「廊下のない家」を希望されます。 移動するだけの廊下に面積を割くのはもったいないという気持ちからでしょう。 廊下を少なくすれば、その他の部分を広くすることができ 他にもそれなりにメリットがあるため あながち間違いでもない発想。 また、家づくりには同然予算というものが常にまとわりついてちらついて そんなこんなで「廊下」は邪魔者扱い。 そんなものは、この際ばっさり切ってくれとなるわけです。 家づくり中の人の部屋の配置に対する要望は結構見たまま聞いたままの思いつきで廊下不要!がそのまま自分の家づくりにも採用されているケースが多いのです。それならばと私たち設計側も 玄関や階段を家の中央に置いてみたりして なんとかしてできるだけ廊下を作らない計画を四苦八苦試みるわけですが 部屋の配置って廊下で大きく変わることから それって廊下がないと物理的に無理やん!なんてことがも少なくないケースです。それならば、とその「廊下」を「廊下」以上のものにしてしまえば 付加価値が加わることになって歓迎されるのではないでしょうかというのが今日のお題。まず 付加価値① 視覚的効果を付け加える そもそも廊下はゆとりの空間でもあります。 暮しのゆとりが廊下に現れるといってもいいかもしれません。 部屋から部屋へ移動する廊下で 庭の景色を眺めたり、差し込む光で気分転換できるような 視覚的な仕掛けを取り入れることでゆとりが実現します。 付加価値② 役割を付け加える 無駄なスペースのように見え
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暮らしの最終目的とは

家づくりの最終目的は何だろう突き詰めてみると それはやっぱり 家族みんなが快適に心豊かに暮らせること。 その快適さとか暮らしやすさは 住まう家族によってまちまちで うちの家族はどう暮らすのが心地良く快適と感じるのかを 家づくりのタイミングで改めて洗い出す必要があります。 そのためにあるのが 設計者による事前ヒアリング。 営業担当者が聞くところもあるようですが 私は設計する人が直接聞いた方が良いと思っています。 お施主さんの話の中の温度感とか 直接じゃないと伝わりませんからね! そしていかに引き出すかが その設計者の手腕にかかっています。 一般的にまずお聞きするのが その家族のライフスタイルについて。 平日の家族の時間の過ごし方であったり 休日はどう過ごすことが多いか。 趣味はどんなものかもこの過ごし方に大きく関連するのでまずはここでしっかりとチェック。 次に家事について。 最近のご夫婦は家事分担されているケースもあり どちらが何を分担しているかもしっかりと聞いていきます。 これは家事動線や収納量、 住宅設備をいかに快適につかうことができるかに関わりますからね! ここまでは当たり前のことですが ここから先はこれらをどう深掘りするかによって 後々の提案プランを左右することになります。 これまでの暮らしについてのより具体的に聞いていきます。 現在の過ごし方はどうなのか? 暮らしの中でのルーティンと言ってもいいかもしれません。 例えば起床してから出勤までのルーティンであったり 帰宅して就寝までのルーティンなど。 そしてそれは快適で今後も採用したいのかそれとも改善したいのか。日常生活で大
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たかがトイレ、されどトイレ

家づくりの間取りの話のなかで LDKについてはいろいろとご要望をきくことがあるのですが トイレはとりあえず後回しということが多いです。 でもこの「トイレ」は生活に欠かせない設備で思った以上に暮らしやすさを左右し 最初にしっかりと計画しておく必要があります。 たかがトイレ されどトイレなのです。 家族のみんなが一日に何度も使用するもので トイレをどこに配置するかで生活動線も変わってくるわけで 音や匂い問題も忘れてはいけません。 これを忘れてしまうと暮らしの快適さが損なわれ 毎日の暮らしに大きな影響をおよぼすことに。 ではどこに配置するのがベストなのか、 これは避けたいという配置を考えてみましょう。 まず避けたいのは、LDKから丸見えの位置にある配置。 食事をしているときに匂いが気になるのも避けたいし リビングから出入りが丸見えだと家族だけでなく 来客の方も使いづらいですよね。 次に玄関から出入り丸見えのところにあるトイレ。 出入りするタイミングで玄関にお客さんがいるとちょっと気まずい・・・ どちらもお互いに気持ちの良いものではありません。 来客が多いお家でなければ そうそうあるタイミングではないとは思いますが この場合もトイレからの出入りが見えにくくなるような配慮が必要となります。 いずれも人目を気にせずトイレを利用できるように配置することが好ましいでしょう。 あとは寝室のすぐ横に配置した場合や 寝室やリビング上に設置するという場合も考慮が必要です。 水を流す音は真下に響きやすく 就寝中の夜中だと余計に音が聞こえやすいですよね。 だからと言って寝室から遠い配置にすることは不便。
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アンティーク好き必見!カーテンの選び方のはなし(前編)

こんばんは。 atelier usagiです🌼最近、カーテンのご相談をいただく機会が多いので本日はカーテンについてまとめました。厄介なことに、家具は比較的サイズがあいますが、カーテンは窓のサイズが微妙に違っていて長すぎたり、短すぎたりするケースも多いですよね。。引っ越したけど、とりあえず新しいのを買うまでは、前の家で使っていたものを使おう!と、言いながらずっと使ってしまうこともあるあるだと思います😂そんな方にはぜひこの記事を読んでGW中にカーテンを新調していただけたらと思います!模様替えや、新しいインテリアの購入は気持ちが切り替えられたり、さっぱりするのでおすすめです!!①カーテンの種類についてカーテンにはいくつかの種類があります。ドレープカーテンレースカーテン/シアーカーテンロールスクリーンバーチカルブラインドアルミブラインドウッドブラインド/バンブーブラインドウッドシャッターそれぞれを簡単にご説明いたします。ドレープカーテン厚地の生地で仕立てたカーテンのことを指します。一般的にカーテンと聞くと、このドレープカーテンを想像できる方も多いですね。遮光、遮熱、ウォッシャブル(洗えるもの)ペット対応と機能性も兼ね備えつつ、デザインも豊富で、さまざまな窓に対応しているため、人気ですね。レースカーテン(シアーカーテン)薄地で透明感があり光が透けるカーテンのことを指します。 ドレープカーテンとレースカーテンを組みあわせて、窓に吊るすかたちが一般的です。 シアーカーテンは窓からの日差しをやわらかく、そして美しく演出する効果があります。ロールスクリーンロール状の布をコードで引き下げたり、巻き
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庭は暮らしの豊かさのバロメーター

家づくりの計画のなかで 庭のことを後回しで考える人と 当初から一緒に計画される人に分かれます。 それは家を住むためのただの箱としてとらえるか 暮らしそのものととられるかによって 庭づくりに対しての線引きがされるようにも感じます。 住まいの良しあしは間取りだけでなく それを取り囲む周辺環境によって左右され その中の一つが庭。 「庭屋一如」(ていおくいちにょ)という言葉、ご存知ですか。 建物と庭をひとつものとし窓から見える緑や建物と外観の調和も大切にする考えです。 特に住宅は、窓から外を眺めることになり、 庭に植栽は必要不可欠なものだと感じています。 隣の外壁しか見えない殺風景な窓からの眺めより庭に四季折々の植栽があれば暮らしを豊かにし 心を癒してくれます。 でも一方では 手入れが大変とか枯れたらどうしようとか敬遠される方もちらほら。 室内に観葉植物を置いたり花を飾ったりするより ハードルが高く感じる方が多いようですが 設計士だけでなく 庭屋さんや植物屋さんに相談しながら植える時期や場所を間違えなければ植物は育ってくれますから 案ずるより産むがやすしです。 もちろん全くお手入れが必要でないかと言えば そうではありません。 でもそれ以上にもたらしてくれるものは大きいと私は感じています。庭の植物に触れそこから季節を感じとる五感が育つことで 子どもの創造力や知的好奇心を育み情操教育にも繋がります。また 家でも庭でも自分達の手で時間をかけ少しずつ手入れをするから 住まいに愛着がわいてくるんです。 そしてこの愛着こそが暮らしに心地よさをもたらすことにつながるという 豊かさのループになるわけで
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「家を買う」? 「家を建てる」?

家が欲しいと思った時、多くの人は住宅展示場やモデルルームへ足を運ぶのではないでしょうか? そこでは実物を見て、実際の空間を体験し、理想の家を見つけることができます。 しかし、「買う」と「建てる」の違いを意識している人は少ないようです。 この記事では、その違いに焦点を当て、なぜそのようなことが起こったかについてみていきたいと思います。 マイホームを手に入れる2つのアプローチ 2つのアプローチとは、冒頭でもお話した 「家を買う」と「家を建てる」の2つです。 それぞれの内容はの後ほどお話するとして、 まずはこの2つの意識の違いについて簡単に見ていきたいと思います。 「家を買う」とは、金額は大きいですが普段の買い物と同じ実物を見て決めることが出来ます。基本的には全てがパッケージ化されているのでゴールが見えやすく、最短でマイホームを手にできます。 「家を建てる」とは、細部に至るまでこだわることが出来、自分の理想を詰め込むことが出来ますが、自分だけで全てを行うには難易度が高すぎます。 設計者に依頼し自分の考えをまとめてもらう必要があります。 そのため実際に住めるようになるまでそれなりの時間がかかります。図1.2つのアプローチ「家を買う」はいつから広まった?家を買うという感覚が広まったのは第二次世界大戦以降のことです。 第二次世界大戦以降、住宅不足を早急に解消するため 標準的な設計の考え方が求められた結果、 「食寝分離」や「51C型」、大家族制から核家族制へという 家族の在り方の変化に対応した「nLDK」といった 新しい暮らしのスタイルが生まれました。 その後、集合住宅や商品化住宅にもこれ
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理想の暮らしをどう伝えるか

施工会社におおよその目星をつけ 家づくりがいよいよスタートとなると どんなお家を建てるか 具体的に考えていくことになります。 その時に重要なのが あなたはそのお家で「どんな暮らし」がしたいかです。 新しいお家でどんなふうに過ごし 暮らしを楽しみ、年月を重ねていきたいか。 新しいお家での暮らしのイメージそのものです。 今まで漠然としたイメージはあっても いざ具体的にとなると かなりの労力が必要になります。 特にイメージを言語化して プランを提案してもらう担当者に上手く伝えることもが思ったより大変かも。それでなくても自分の思いを言葉で伝えるって難しいですからね。 例えば 言葉で「青色」って言っても 必ずしもみんな同じ「青色」を思いついているとは限りません。 空の色のような明るい爽やかな青を想像する人もいれば ラピスラズリのような濃い青色を思いつく人もいるわけでこのように言葉だけでは相違が生じてしまいます。 ふたを開けてビックリなんてこともよくあるようです。ちなみに余談ですが 最初に想像して浮かんでいる色で その人の性格もわかったりするので この話題でひとまず世間話的にコミュニケーションをとってみるのも 今後の打ち合わせをスムーズにすすめるための関係を構築するのに 役立つかも! 話は戻って 言葉だけで伝わらないことは ビジュアルで共有するほかありません。 そのツールとしてインスタグラム、ピンタレストなどがよく利用されています。 ただし、以前のブログでもお伝えしましたが SNSの情報をそのまま鵜呑みにしないようにすること。 おおまかなイメージ共有のために使って 自分の暮らしに取り入れる
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手仕事のぬくもり感じる空間コーディネート🧵🪡コーディネートの進め方はなし○

こんばんは! atelier usagiです🌼本日は、以前コーディネートのご依頼をいただいた『手織り教室』のご依頼主様にご協力をいただき、実際に依頼からプラン納品までの流れをみなさまに知っていただけたらと思います◎インテリアのコーディネート依頼をしたいけど初めてで、どのように進めていくんだろう?と疑問に思っている方も多いかと思います。コーディネーターに依頼したらどんなことが解決できるかを実際の事例を交えながらおはなしいたします。①ご依頼内容【依頼内容】布小物の販売と手織りや手縫いの教室をするため、既存のお部屋に合ったインテリアの提案をしてほしい。教室を行う使用予定の部屋には現在、さまざまな和調家具や絵画や照明などがあります。インテリアのセンスがないため、どれを取り除いて、どんなものを新たに入れたら好みの雰囲気に近づけて統一感を持たせることができるのか、提案をいただきたいと思いました。【理想のイメージ】・カラフルな手織りと織り機のナチュラルな木のイメージを生かすインテリア。・打ちっぱなしコンクリートの壁や、今の部屋の雰囲気に合わせたインテリア・アットホームでおしゃれなインテリア大規模なリフォームはできません。できるだけ現状の雰囲気を生かしたままで、あたたかくアットホームでおしゃれな雰囲気に変身させたいです。以上がご依頼主様からのご依頼内容とご要望でした^ ^②コーディネート前準備現状のお写真を見て、まずは既存のもので使えるもの、使えないものの仕分けを行います。また、ご要望内容と照らし合わせてどうしたら理想に近づけるかを考えます。図面や現況写真の共有まずはご依頼と同時、もしくはプラ
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坪単価の落とし穴

家づくりの時に 価格比較の目安としてよく用いられているのが 「坪単価」という概念。 これで建物工事費の高い安いと比較しているそこの貴方!これはあまり意味のない比較っていうか 後悔のもとになるかもということを是非知って頂きたい。 実はこの坪単価というものは 会社によってどの費用まで含むかはまちまちで 業界全てで統一されているものではないと言うこと。 すなわち比較できる基準にはならないってことです。 坪単価は建物本体そのものだけで 例えば、住むのに当然必要になってくる設備工事や照明器具などは 付帯工事として別途費用にしている会社もあれば それら全部まるっと含めた金額を坪単価として出しているところもあるという事実。 そりゃまぁ付帯工事費を別にした坪単価にすると パッと見の表面上は安く感じますからねぇ。 こんなこと言ったら営業妨害って言われるかもしれませんが それが良いか悪いかでなく 事実として知っておいてほしいのです。 安いと簡単に飛びついてしまって坪単価の落とし穴にフォールダウン・・・・なんてことないように ご相談中の会社さんの坪単価は どこまで含まれた数字なのかをきちんと確認しておきましょう。 何をお伝えしたいかというと 家づくりの総予算を検討するときは 統一基準のない坪単価で比較するのではなく その家に住むのに必ず必要なインフラ工事、電気や水、ガスの工事費用も 含めた金額を把握することが大切ということ。 また上記以外にも一般的に坪単価に含まれていない費用として 地盤調査費、地盤改良工事、外構工事、カーテン工事、エアコン工事、 建築確認申請書作成費用や建築確認審査手数料、敷地測量
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家づくりの予算決めにするべき3つのこと

家づくりって一体どれくらいの費用が必要なの?がやっぱり一番気になるところですよね。ちなみに私の体感からして 例えば建物の大きさが30坪前後とすると ハウスメーカーの建物で3000万~4000万前後 いわゆるローコスト住宅で1500万~2200万程度 その間の2200万~3000万前後が 注文住宅の平均的な価格帯であることが多かったと思います。 これはあくまでおおよその話で 仕様により金額は前後すると考えてください。 家づくりに必要な予算を立てるうえで必要なものはまず、建物の「建築費用」。土地から購入される方は「土地の代金」とその諸費用。そして忘れがちな「諸経費」と言われるものの3つ。 登記費用や申請手数料や融資に関する諸費用などもろもろ。 これら詳しくはまたの機会にお伝えするとして。 これらすべての費用を家づくりに必要な費用として考えるのが 資金計画での正しい予算の考え方。 もしこの正しい資金計画が出来なければ 思っていた家を建てられなくなることだってあるわけです。 そのためにはゆとりをもった資金計画が絶対必要! 今日はそのポイントをお伝えしたいと思います。 【1】自己資金をいくら出せるかを確認する 最初に家を建てるために、 どのくらいの自己資金を出せるかを確認しましょう。 住宅ローンの頭金や現金で支払うことになる住宅ローン実行前に必要な諸費用がどのくらい用意できるかということです。 病気や災害などの万が一のことや、 子供の養育費、介護費用などを考慮し、 残しておくべき費用は残しつつ、 どのくらい住宅の費用にあてられるかを考えてみてください。 【2】住宅ローンの借入金額と返済額
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固定概念を外せたもの勝ち

家づくり検討し始め いよいよ具体的な間取りの話に。 要望を伝え、間取りを検討する中で 固定概念が邪魔をすることがあります。 例えば 南の窓は大きく掃き出し窓でなければいけないとか 和室だから何帖は必要とか リビングは1階にあるべきとかetc... 根拠があるのならいいのですが なんとな~くの漠然とした固定概念から これにとらわれてしまっている方が 少なくないという現実。 そこに住む人も違えば土地柄も周辺環境も 時代だって違うのにこの感覚でこの考えを一生に一度の大切な家づくりに理由なく押し通しちゃって本当にいいですか?はっきり言って損しちゃってます。のちのちそれがネックになり計画の大きな落とし穴となってしまう可能性が 充分有りうるからです。 しかも私たち提案する側も たとえそれがお客様の固定概念からくるこだわりであるとわかっていても勝手にホイホイと排除することはできません。 やはりお客様を尊重したいと思えば思うほど 提案する側もこれにがんじがらめになってしまい 最良の形での提案ができなくなってしまいます。 逆に言えば固定概念を外しフラットで考えることができると 予想以上に選択肢が増え プランの幅がひろがります。 プランの幅が広がると想像もしなかった暮らしに広がりをもたらします。あ!この手があったかと 解決することもメリットもたくさんあります。 固定概念という呪縛から解き放たれた フラットな考えでの家づくり。 今一度、自分の家づくりに対する考え方を見直してほしいと心から願います。 きっと想像以上にその後の暮らしが 豊かで楽しいものになるとお約束します!
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照明計画の入口

戸建住宅を建てる場合、照明計画が必要となってきます。ダウンライトにするか、ブラケットにするか、シーリングにするか…選択肢は様々です。まずは今暮らしている家の明るさが自分にとって過ごしやすいのか気にしてみて下さい。日本の住宅では明るさを全て天井面から取ることが多いですが、置き型の照明などの間接照明で明るさを確保する事も視野に入れて良いかもしれません。この方法をタスク・アンビエントと言います。タスク...必要な部分を照らすアンビエント...全体を照らす空間にメリハリが付きやすく、奥行を感じやすくなります。スタンドライトで壁面を照らし、立体感をプラス。今使っている照明が、天井付けのシーリングライトだから次のお家も同じ物で!と思われがちですが、照明もインテリアの一部。是非いろいろな照らし方を検討してみて下さい✨
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子ども部屋について考えてみよう!

プランのときに わりと検討材料になるのが子ども部屋の「広さ」。狭小地でなければ 一般的に採用が多いのは 4.5帖から6帖と言ったところです。 ひと昔前は 子どもは自分の部屋で勉強をし 友達が来たら自分の部屋で遊ぶというのが当たり前でした。わかりやすく言えば サザエさんのお家のような感じ。 でもどうでしょう? ご自身の子ども時代を思い出してみてください。 お子さんの個性にもよるとは思いますが ここ最近は特に 自分の部屋にこもる時間は少なくなる傾向にあり コミュニケーションを大切にし 家族と一緒に過ごす時間の方が多くなっていると聞きます。 友達が遊びに来てもリビングでくつろぐ 紙うさぎロペさんのような感じ。 受験勉強ですら自分の部屋でなく家族が過ごすリビングやダイニングの片隅やフリースペースにスタディコーナーを設けそこで勉強するというお子さんも多くなってきているようです。 それに いずれお子さんは独立していきます。 それを考慮すると子ども部屋ってそんなに大きな広い空間が必要なのかなって思います。 では一体 どれくらいの広さがあれば事足りるのでしょうか。 こども部屋に必要なものと言えば ベッド、机、収納。 ベッドのシングルサイズでだいたい1000×2100。(畳1帖強) 学習机は600×1000(畳半帖程度)くらいといったところでしょうか。 収納は必要であれば 畳1帖分くらい。 もしファミリークローゼットで衣服を一括管理する計画なら洋服収納は個室に要らなくなります。 ここから検討すると 最低3.75帖~4.5帖あれば充分、役目が果たせると思います。そして 子どもが独立した後の使い方も
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家づくりは幸せな暮らしへの共同作業

いよいよ家づくりが始まると 決めなければならないことが 予想以上に多く 不安な表情を浮かべる方、 意外と多いのです。 規格住宅であれば 特にそこまで選択肢もないので そんなに悩むことがないのですが 「個性」「自分らしさ」を大切にした注文住宅は違います。 こだわりが多ければ多いほど 検討決定するべきことが多く 時間と労力を要するわけです。 順序よくタイムリーに決めていかなければ 工事が滞ってしまうかもと 思い通りに決まらない焦りとイライラで 感情がジェットコースターのように 上がったり下がったり。 時に私たちの前で 夫婦げんか勃発しちゃったなんてことも あるある光景です。 きっとお家でも 日々のお仕事や育児、家事に追われて 家づくりの夫婦の話し合いができてないんだろうなって感じ取れます。でも 家づくりって決して 果てしないものではありません。 その後の暮らしが豊かで 心地よいものにするための初めの一歩で お家が完成したときには 一旦ゴールを迎えることになります。 それなら 家族が幸せに暮らすための 一つのイベント期間と考えてみてはいかがでしょう。 おそらく一生に一度の 家族にとっての一大イベント。 せっかくなら楽しんだもの勝ちなんです! そこで楽しむためのポイントを。 ①当たり前ですが  必ず夫婦で家づくりの共有着地点を決めておくこと。  例えば  決めることを夫婦で分担される場合があります。  その時、この共通の着地点が決まっていないと  結局、あれ?なんか違うとか  イメージが統一できていないとか  予算配分がうまくできずに  どちらかが大事なことを我慢することになったり  
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家づくりで大切なこと!⑤ 

お客さまに家づくりのご要望をお聞かせ下さいというと家全体の大きさは何坪までで でもリビングは20帖以上。 室内干しできるランドリースペースもほしいし お客様玄関と家族玄関は別にして。 できればウィークインも1階に4帖はほしい。 子ども部屋も最低6帖はないとね。 和室は6帖かな~♪なんて おぉ!!こりゃすごい!! 物理的に無理ですが・・・・・なんてことよくあります。 こんな感じで大きさを基準に プランのご要望を伝えていませんか? 一体、この大きさのご要望基準は どこからきているのかと 謎が謎よび、私はいつも苦悩するのです。 そこへ風水も取り入れてほしいともなれば いよいよチチンプイプイと魔法でも使えなければお手上げです。どうにもおさまりません(汗) 「暮らしやすさ」とは 大きさではないということを是非知って頂きたいのです。 むしろ大きなお家は当然、建築コストも高くなりますし 住んでからのメンテナンス費用や お掃除だって大変ですよね。 お子さんが独り立ちした時には かなりのスペースを持て余すことになってしまいます。 大きくて大味なお家を建てるより 小さく質の良い暮らしやすいお家の方が 時代の流れにも合っています。 質のよいお家だからこそ 自分たちで手をかけ愛着のもてる家にコツコツと育てることができるのです。もちろん、大きな家に比べて メンテナンス費用や 空調のランニングコストだって抑えられます。 お掃除に費やす時間も短縮できますよね。 そこで作り出せるお金と時間を どうか家族との暮らしを愉しむために使ってほしいのです。 これって本当の意味で 暮らしを愉しむ=居心地の良い住まいってこ
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家づくりで大切なこと!④

今日は、 施工会社の工務店内部に視点をおいて 是非参考にしてほしいことを伝えたいと思います。 自分らしさや個性重視した注文住宅を希望されている方は 技術力はもちろん、デザイン力もある「工務店」を 家づくりのパートナーとして選ばれるケースが多いですよね。私も、 元々は注文住宅を主軸にしていた工務店勤務でした。 そして私の住む地域は とにかくレベルが高い工務店が多くひしめき合っていましたので お客様にご満足いただく家づくりのために どの工務店も日々、技術とデザインの研鑽にも力を注いでいたものです。 当然のことながら社員もやりがいを感じ、生き生きと毎日仕事をし お客様にもご満足頂ける楽しく良い家づくりができていたと自負しています。 ところがです!!私が勤めていた工務店では 社長がコンサルを入れ、急に方針が変わったのです。 詳しい内容は省きますが どんどん社員のやる気をそぐようなものでした。 それどころか、 工務店の良さである技術力とデザイン力を無視した方針だったのです。 社長の方針ということで 私たち社員は何も抵抗できません。 一番、問題なのは それが様々な形でお客様にも影響が及んでしまうということです。 ワンマンな方針をかざす社長に 社員もやがて嫌気がさし つぎつぎと退職連鎖が起きてしまいます。 家は完成した時が終わりでなく そこから長いお付き合いがはじまるわけですから 担当者がコロコロ変われば 家に何か不具合があったとき いったい誰に相談したらいいの?ってことになり 居心地のいい暮らしの維持が難しくなるわけです。 何が言いたいかというと 家づくりのパートナーとして選ぶとき、 そこ
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家づくりで大切なこと!③

家づくりで絶対必要なもの。 当たり前すぎて言うまでもないだろ!!とおっしゃるでしょうか めちゃくちゃ大きな課題となるもの。 それは「建築する土地」です。 地域性もあるでしょうが 私の住むところでは どこにしようか考えることなく ご実家の敷地内にってこともよくあるケース。 ありがたいと言えば、ありがたい。 しかしこれは、 ラッキーと言っていいのか、はたまたアンラッキーなのか・・・ これはその方の家庭事情、性格が大きく左右すると言えましょう。 かつて私も、 夫の実家の敷地内に離れとして家を建て暮らしていたときもありました。 過去形になっていることから、 まぁその後はご想像下さい(^^;) とは言え、土地の購入代が必要ないと 家づくりの資金計画は、だいぶ違ってきます。 心の安寧を望むか、お金を優先させるか悩ましいところです。 どちらもこれから先、向き合っていかざるを得ないことですからね~。 もしこれが当たり前として 家づくりを計画しようとしているのであれば 今一度、家族、特にご夫婦でしっかりと腹を割って 今後の暮らし方や仕事のこと、親との向き合い方を話し合い 決断してほしいなぁと思います。 ここからは私の個人的な経験によりますが 仕事でたくさんのお施主様とお話させて頂いている中 資金計画的に許すのであれば、 昔から言うように 「スープの冷めない距離」ってのが 一番良いのかなぁとつくづく思うのでした。
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家づくりで大切なこと!②

家づくりをはじめると やっぱり一生に一度のことだからと あれもこれもと実現したいことが出てくる・・・・ これ、致し方ないことだと思います。 そりゃそうですよね! ん十年もの間、住宅ローンを払うことになるわけですから できる限り思いつくだけ色んなことを実現したい。 その気持ちはすごくわかります。 家づくりを考えるときに、 「コスト」「デザイン」「性能」が大きな3本柱として考えられるのですが 「コスト」と「デザイン」、 「コスト」と「性能」の両立 ましてや「コスト」「デザイン」「性能」のすべてを満たすことはなかなか難しいのです。 限りなく潤沢に予算があるなら別ですが そういうわけにもいきませんよね。 どれも必要なことだとは思いますが その家族によって暮らし方はそれぞれ。 自分達家族にあった暮らしを軸に 何を優先して、そして何なら少々譲れるのかを考える必要があります。 建築会社によって、 得意なものが違ったりするので 出来ればどこの会社で建築するか、 これを決めるまえに考えておくといいと思います。 家づくりの・・・というより暮らしの優先順位。 これが大切なポイントとなってくることを 是非心に止めておいてください!
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家づくりで大切なこと!①

いくつかある中で、まずはこれが大切だと思うこと。 それは、施工会社の設計士、監督、営業担当者など各担当者と信頼関係をしっかり築くことができ、 意思疎通ができるパートナーかどうか。 これ、実はできそうでなかなか難しいことなのです。 家づくりって思ったより専門知識が必要でお施主さんにとってはわからないことだらけで、不安や疑問の山積み。 こんなふうに、そもそもわからない事だらけだから、ほんのちょっとしたあれっ?て疑問や不安に感じたことが、その場で解決しないままでいると、あとあと尾を引き大きな不信感になっちゃうわけです。 例えば、何か問題に直面した時、施工会社は良かれと勝手に思いこんで出した答えが、お施主さんにとっては、実は不安の種になっていてそのまま悶々としているうちにそれが大きな溝になっちゃったりするわけです。 こんなふうに一度、広がった溝はなかなか埋められません。 (夫婦でも恋人でも難しいですからねぇ~。)お互いがどんどん相手に不信感を募らせてしまうわけです。 それ以降お客様は何を言われても施工会社側の都合を押し付けられているように感じ、施工会社の方は最善策を提案しているのになんで?わがままじゃない?となってしまうわけです。 最終的にお互い「人」ですからね。感情があるわけです。 こんなことになってしまったら、これ以降、お互い気持ちよくいい家づくりなんて出来るわけないですよね。せっかく完成しても、なんだか後味の悪いことになってしまうわけです。 家づくりって完成した時で終わりではありません。 住む人は、その家で手をかけ時間をかけて暮らしていくわけです。こだわりをもって建てた家ならなお
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愛着のある暮らしとは

今、私が住んでいる家は 40年前に両親が建てた家。 古びた感じがアンティークないい雰囲気になってきたなぁと 最近つくづく感じます。 照明、ドア、ラグ、家具、 そして色合い。 どれひとつにおいても時間と共に奥行きが増す質感のものを セレクトしていた父と母。 それたちが、味のある空間を作り出しなんとも落ち着くのです。流行りのもので 飽きたら買い替えたりするのではなく 本当に好きなものを厳選して メンテナンスを入れながら 愛着をもって長く大切に使う。 「暮らし」ってそう言うものだと思うのです。 それが父と母が 暮らしの中で私に教えてくれたこと。 好きなものに囲まれて暮らす心地よさ 心に豊かさをもらたしてくれ 自分らしく暮らしていることに 誇らしささえ感じます。
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間取りビフォーアフター|中古マンションリノベ

はじめまして。東京都内の建設会社で建築設計をしている一級建築士のしかたです。 昨年妻が妊娠したことを機に、中古マンションを購入し、リノベーションをして暮らし始めました。 私も妻も関西出身の一級建築士なのですが、そんな夫婦が、なぜ都内の中古マンションをリノベして暮らすことにしたのか。 どんなことを考えて空間をつくり上げていったのか。 中古マンションリノベを選んだ理由や、自宅購入を決意してから物件探し、設計、施工、暮らし方に至るまで、具体的なエピソードを交えながら、施主と設計者の両方の視点から記録していきたいと思います。初回は「間取り」に焦点を当て、我が家のリノベーションのビフォーアフターをご紹介します。1. リノベ前の間取り 購入したのは東京都内、城東エリアに建つ、築40年RC造マンションの2階角部屋。面積は約70㎡でリノベ前の間取りはごく一般的な3LDKでした。こちらはリノベ前にキッチンからリビング側を見た写真です。リフォーム済みで販売されており、水回りの設備含めてきれいにされておりました。リビング側から玄関を見た写真です。廊下とLDKに面して6畳程度の個室が3つ。 このままでも問題なく住めるので、少々もったいないなと思いましたが、リノベーションすることで、思い描いているイメージに近いものが実現できそうだと確信したので、購入を決意しました。 購入に至る詳しい経緯は、また改めて「物件購入編」でご紹介しようと思います。2. ビフォー&アフター リノベーションで活かしたいと考えたこの物件の個性は大きく3つです。①角部屋3面採光で日当たり抜群(玄関扉横にも採光窓があります) ②
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土地購入の前に知りたかったこと5選 【知っていると得します】

家づくりって決めることが沢山あって、大変ですよね。 まず、最初に決めなければならないのは土地です。 現在、所有している土地がある方もいれば、新たに探して購入する方もいます。 土地を購入する場合、費用もそれなりにかかりますので、慎重にならざるのを得ません。 どんな土地がいいのか、この土地で理想の家は建つのか、悩むのもわかります。 そこで、失敗しない土地の選び方を、長年設計に携わってきた、私がお伝えしましょう。 みなさんが土地を選ぶ基準は何ですか? ・費用が安いから。 ・交通の便がいいから。 ・小学校や中学校に近いから。 ・周りが静かだから。 など、いろいろあると思います。 体験談 以前、担当した家のご主人は 「今通っている小学校が遠くて、歩いて1時間弱かかるんだよ」 とおっしゃっていましたが、
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建築士が教える、ワンランク上の家づくり。

これまでの建築士としての私の経験上、床(フローリング)のへこみや傷、ドアの表面材やキッチンの扉材の剥がれに悩む方が多くいらっしゃいます。 どうしたらよいか相談される方も多いですが、ほとんどの場合、床の張替えやドアの交換となり、費用もかかります。 そこで、大切なわが家の設計段階に知っておくと得するマル秘ポイントをお伝えします。物には劣化と熟成があります。 劣化とは、性能・品質などが低下して以前より劣ってくること。 熟成とは、成熟して十分なころあいに達すること。 近年の住宅には【新建材】と呼ばれる材料が多く使われています。 【新建材】はプリント合板や人造大理石など、日本が高度成長期に入り、大量生産、安価、品質にばらつきの少ない材料として急速に普及した建材です。 【新建材】は、一旦変化をし始めると、どんどん劣化していき、修復できなくなり、交換せざるを得ません。 一方で無垢材や天然石などの【天然素材】は、長い時をかけて変化し、 熟成していきます。 【天然素材】は住む人のライフスタイルによって、熟成の仕方が異なります。 【新建材】に比べ、メンテナンスが必要ですが、その仕方によって自分好みに熟成させることができます。 床材(フローリング)を【天然素材】である無垢材にした場合、へこんだり傷がついた場合でも、スチームでへこみを戻したり、かんなで削ることで傷もなくすことができます。 樹種も様々で、杉の床は、柔らかくて傷がつきやすい分、肌触りが良く、子どもが転んでも衝撃をやわらげてくれます。 また、経年変化により、落ち着いた深みのある色合いになり、革製品のように、使えば使うほど味が出てくるのも特徴
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建築士が教える、家づくりを始めるタイミング。

こんにちは、ゆう設計室と申します。 フリーランスの建築設計をしています。今回は家をつくり始めるのは、いつがいいのかというお話。結論から言うと、今始めるのがベストです。わが家が完成して、引っ越して、住み始めるタイミングを家族で話し合い、そこから逆算していくとわかります。これまでの私の設計の経験上、引っ越しを年末か、年度末にされる方が圧倒的に多いです。12月中旬に引っ越し、新しいわが家で新年を迎えたり、3月中旬に引っ越し、新しいわが家から学校へ行く(子どもの進級)など、皆さん節目に合わせて新生活を始めています。今回は、12月の引っ越しを想定します。(注文住宅の場合)大まかなスケジュールはこちら。12月・・・引っ越し11月・・・わが家完成。引き渡し。↑工事期間(一般的な注文住宅の場合)↓6月・・・着工。5月・・・見積の検討。契約。4月↑実施設計↓3月2月・・・基本設計1月・・・家族会議。間取り作成。※ハウスメーカーの場合はもう少し工事期間が短くなる傾向にあります。※3月の引っ越しの場合はもう少し余裕があります。工事が順調に行く場合もあれば、追加、変更工事など予期せぬ事で、工事期間が延びる場合も多々あります。余裕をもって、ゆったりとした気持ちで、家づくりは楽しくいきましょう。
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一級建築士が語る!家づくりの流れからこだわりまでのポイント~番外編1~

どうもこんにちは。一級建築士の日向端です。 今回は番外編を書きます。ちょっと備忘録的なところがありますが、ご容赦を。サムネの通り、ジムで鍛えるとき懸垂ってしますよね。ぶら下がり健康器と言われた器具が家にあれば、背筋を伸ばすだけでも気持ちが良くなりそうです。ただ、ぶら下がり健康器だと5,000円程度で安くはなるけど、置き場所に困る。かといって、市販の懸垂バーを買おうとすると、20,000円は最低でもかかるから、もっと安く簡単にできないかなぁと思って、DIYを思いつきました。実際、家を建てた後に、懸垂バーを取り付けたいんだけど、大丈夫かな?という相談を受けたこともあり、職人気質の感覚でこんだけやれば大丈夫だろうというのも良いけど、ちゃんと本気で計算してみて数値を出してみようと思いました。※ただ、今回の計算はあくまでいろいろな資料を元に算出した物ですので。責任は負いませんので、あしからず。梁下に取り付けるとして、シンプルなバーの形を考える。イメージはこんな感じですね。どこを計算すればよいかと言えば、持ち手のバーの部分と取り付ける梁と金具の部分だから、そこの2つを計算。まずは、バーの部分。ホームセンターを見ると、良さそうな材料があった。オールステンレスのバーで長さ900、Φ32カインズだと1,480円。ジョイフル本田で1,980円だったので、カインズの物をチョイス。材料の条件は、バーの外径 D=32mmバーの肉厚 t=1.1mm → バーの内径(空洞部分)29.8mm長さが L=900mmステンレスの曲げ許容応力度 σ=79.1kN/cm2ここから、材の断面積 A=1.1cm2断面二次
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土地はどう探す?

家を建てるとなったら土地を探さなければなりません。 どんなポイントに気を付けて土地を探せばいい? という疑問はありませんか? 家を建てる土地を探すという経験は一生のうち そう何度もあることではありません。 (というか、ほとんどの人は一生に一度です 笑 ) そこで、今回の記事では初めに見るべきポイントを紹介します。 私が実際に建て主さんからも意見を求められる事もよくあります。 皆さんが普段気にせず、何気なく見ている土地情報から 設計者は様々な情報を読み取り、土地の活用方法を検討しています。 そこで今回は、土地探しを始めるにあたって知っておきたいポイント、 皆さんが土地の情報でまず見るべきポイントをお伝えしていきます。 土地の情報はどこでさがす? 土地を探したいけど不動産屋さんにいきなり行くのはちょっと… という方も大丈夫です。 まず初めに土地の探し始めは、ネットの検索で十分です。 世の中には不動産屋さんだけが見ることのできる不動産サイトが存在しますが、現在は皆さんもよく目にするサイト(スーモ、ホームズ…)に掲載されている物もほとんど変わらない情報量を有しています。 ある程度よさそうな土地の目星がついてから不動産屋さんへコンタクトを取ればOKです。 ちなみに不動産屋さんは日本全国の不動産情報にアクセスできるので、 どの店舗にいっても情報は同じですので、話しやすい不動産屋さんをさがしてその人に詳細な情報を調べてもらうのが良いかもしれません。 土地にかかっている条件 土地には 土地計画法、建築基準法、景観法 など 様々な法的条がかかっています。 さらに、ここはよさそう! と思った土地で
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一級建築士が語る!家づくりの流れからこだわりまでのポイント~間取りのアイデア編3/3~

どうもこんにちは。一級建築士の日向端です。ハウスメーカー→工務店→設計事務所と経験を経て、二級建築士、一級建築士、設備設計一級建築士まで取得している現役の設計士です。 昨今、家づくりのレベルは全体的に上がってきていて、安かろう悪かろうだった分譲住宅でさえ、メーカーによっては注文住宅をしのぐ品質となってきています。 ただ、そんな中でも私が出品しているサービスにおいて、やはり多いのが家づくりのトラブルに関する内容です。家づくりの一般的な内容はネットの普及や街中の相談窓口で情報収集できるようになってきているものの、まだまだ問題は後を絶たないようです。 そこで、実際に現役の建築士の目線で、一般的な内容とは全く違った視点から家づくりの話をしようとしたのがこのブログです。 こんな時に専門家なら・・・、あんな時に建築士なら・・・どう考えて行動・設計しているのか?これから家づくりを考えている方や設計士になりたいと思う方の参考になればと思います。 前回に引き続き、それでは間取りのアイデア最後の3回目を発表していきます。【良かったと思うランキング第4位】薪ストーブまさにロマンの塊と言っても良い薪ストーブ。そこにあるだけで格式が高くなるものである。火を見ているだけでも飽きない。アニメやマンガでは金持ちの家にあるイメージで、レンガ作りのたいそうなものを考えてしまうが、住宅に入れる薪ストーブは上の写真のような鉄製の小型の物が多い。金額も100万円前後で、やや手頃な物になっている。物によってはもっと安い物もあるのだが、やはり鉄が良いものを入れようとするとそれくらいになることは覚悟したい。おすすめはヨツール
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知っておきたい設計事務所の疑問2

前回、知っておきたい設計事務所の疑問 というタイトルで記事を書かせていただきました。 今回は第2弾です!! 今回もお施主さんから聞かれた質問についてもいくつか回答していきたいと思います。1:初めて会うときどんな話をするの? 初めて会うときにどんな話をするか。 そこが不安でコンタクトを躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか? 今回は例として、初回面談時に話す内容をいくつかお話しします。 ・事務所の説明  たいていの事務所では簡単な事務所の説明を受けることがあります。  事務所としての設計の考え方など、手短に説明されることになります。 ・家を建てようと思った経緯  どうして家を建てようと思ったか、について話すことは計画を進めていく  上で最も重要な要素です。  例えば、家族構成やライフスタイル、将来どうしたいと思っているかなど  を伝えることで、より適切な話を聞くことができるでしょう。 ・計画の進め方について  初回の面談時には、計画を進める場合どのように進んでいくかの説明があ  ります。  すぐに設計に着手することができるのか?  設計にはどれくらいの期間がかかるのか?  設計料はどの程度になりそうか?  工事はどのくらいの期間かかりそうか?  等の説明を行います。  ただ初めての面談の時に話す内容は、事務所ごとにかなり変わるので  一例となります。  初回の面談は基本無料で行っている事務所が多いです。 2:どこから料金が発生する? どのタイミングから費用が発生するかですが、 これも事務所によって異なります。 設計契約 → 要望などのヒアリング → 提案 と進めるところもあれ
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一級建築士が語る!家づくりの流れからこだわりまでのポイント~間取りのアイデア編2/3~

どうもこんにちは。一級建築士の日向端です。 ハウスメーカー→工務店→設計事務所と経験を経て、二級建築士、一級建築士、設備設計一級建築士まで取得している現役の設計士です。 昨今、家づくりのレベルは全体的に上がってきていて、安かろう悪かろうだった分譲住宅でさえ、メーカーによっては注文住宅をしのぐ品質となってきています。 ただ、そんな中でも私が出品しているサービス において、やはり多いのが家づくりのトラブルに関する内容です。家づくりの一般的な内容はネットの普及や街中の相談窓口で情報収集できるようになってきているものの、まだまだ問題は後を絶たないようです。そこで、実際に現役の建築士の目線で、一般的な内容とは全く違った視点から家づくりの話をしようとしたのがこのブログです。 こんな時に専門家なら・・・、あんな時に建築士なら・・・どう考えて行動・設計しているのか?これから家づくりを考えている方や設計士になりたいと思う方の参考になればと思います。 前回に引き続き、それでは2回目を発表していきます。【良かったと思うランキング第7位】玄関木製建具日本ならなじみのある木の建具で、京都や金沢、川越などの風情ある家屋がある家では玄関の扉が木製となっています。時間が経つにつれ、色が白→薄茶→茶と変化し、味わいのある良いものになってくるのですが、やや問題が多いのが難点。まず、木が自然の物なのでメンテナンスが必要。雨で濡れたら拭く。ほこりがたまったら掃除をする。そうしないと、雨染みができたり、動かなくなったりと不具合が出てくる。それができるかどうかでお客様には提案したほうがいい。また、気密性が既製品よりも悪い
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知っておきたい設計事務所の疑問

今回は設計事務所え依頼を考えている人が知っておきたいことについてお話します。設計事務所については知らない事もたくさんあると思います。お施主さんから聞かれた質問についてもいくつか回答していきます。好評でしたら続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。1:設計事務所ってどんなところ?設計事務所が行う業務は多岐にわたるので、大まかに説明すると設計事務所とは建築の 設計のみ を行うところです。事務所のスタイルによりますが、土地探しの段階から相談に乗る事務所もあります。設計中は施主と打ち合わせを重ね、図面を書き上げていきます。また、行政への申請 なども代理人として行います。工事見積に必要な図面が出来上がったら工務店へ見積を発注、後に見積が出てきたら内容を精査し、施主に代わって工務店と 工事費の交渉 を行います。(工事見積の査定は経験がないと難しい作業です。)無事に工事費の着地点が決まり工事が始まってからは工事監理業務 を行います。工事監理とは1週~2週に一度現場に行き、図面通りに工事が進んでいるや、想定の寸法・塗装などで良いか等を確認します。簡単に言うと現場監督を監督する仕事です。これらの業務を行いながら「引き渡しまで施主と伴走する」ことが設計事務所です。確かに「設計」が設計事務所が行うメインの業務ですがそれ以外にも様々な業務を行っています。実は設計事務所へ依頼しない場合、施主がしなければならない事は意外と多いのです。2:工事は誰がするの?ハウスメーカーの場合はすべてがパッケージ化されているので工事は誰がするか について考える必要すらありません。工務店に依頼した場合、目の前にいる
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一級建築士が語る!家づくりの流れからこだわりまでのポイント~間取りのアイデア編1/3~

どうもこんにちは。一級建築士の日向端です。ハウスメーカー→工務店→設計事務所と経験を経て、二級建築士、一級建築士、設備設計一級建築士まで取得している現役の設計士です。 昨今、家づくりのレベルは全体的に上がってきていて、安かろう悪かろうだった分譲住宅でさえ、メーカーによっては注文住宅をしのぐ品質となってきています。 ただ、そんな中でも私が出品しているサービス において、やはり多いのが家づくりのトラブルに関する内容です。家づくりの一般的な内容はネットの普及や街中の相談窓口で情報収集できるようになってきているものの、まだまだ問題は後を絶たないようです。そこで、実際に現役の建築士の目線で、一般的な内容とは全く違った視点から家づくりの話をしようとしたのがこのブログです。 こんな時に専門家なら・・・、あんな時に建築士なら・・・どう考えて行動・設計しているのか?これから家づくりを考えている方や設計士になりたいと思う方の参考になればと思います。 今回は、前回の業者選択編https://coconala.com/mypage/blogs/edit/367319と前後してしまうのですが、よく聞く間取りのアイデアや私が考えたアイデア10選を良かったと思うランキング形式で発表したいと思います。一気に書こうと思ったら、結構な量になってしまったので、3回に分けています。今回は1回目。【良かったと思うランキング第10位】リビング階段まずは、よくアイデアで出てくるワードと参考例。2階へ上がる際に使う階段の動線として、玄関→廊下→階段ではなく、玄関→リビング→階段というものです。謳い文句としては、玄関から廊下、
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家を建てたいと思ったら

家を建てたい!!そう思ったとき、皆さんは初めにどんなアクションを起こすでしょうか?・住宅展示場へ行く?・とりあえず注文住宅の資料請求をする?・地元の工務店を見に行く?設計事務所へ話を聞きに行く?そもそもどこに頼めばいいの?という人もたくさんいるのではないでしょうか?そんな皆さんの参考にしていただければと思います。どこに話を聞きに行く?家を建てたいと思ったとき、皆さんはどこへ話を聞きに行くでしょうか?メディアに取り上げられている物もあるので聞いたことがある内容もあると思いますが、どんな選択肢があるか簡単にお話ししたいと思います。ハウスメーカーとは?皆さんが1番イメージしやすいのはハウスメーカーではないでしょうか。住宅展示場にモデルハウスを出店していますし、TVCMもたくさん流れています。正式な定義は難しいですが、住宅建設が工業化されている点が特徴です。自社の製品、自社の工事方法を持っていて「型式適合認定」というものを用いて住宅を建設します。ハウスメーカーで家を建てるメリットとしては・工業化されていることによる製品としてのの安定性・ある程度規格化されているため、意思決定の回数を最小限にすることが出来、設計期間も短く工期も短くすることが出来る・設計~施工までワンストップで行えるため予算の管理がしやすいなどがあげられます。工務店とは?皆さんの中の工務店は、「工事を行う会社で大工さんがいるところ」というイメージでしょうか?現在は工務店にも様々な形態があり、実際は 工務店≒大工さん。「工事全体を統括する会社」で様々な職人さんたちを束ねて、工事を進めていくことが仕事です。(現場監督さんのいる
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一級建築士が語る!家づくりの流れからこだわりまでのポイント~業者選択編~

はじめまして、一級建築士の日向端です。ハウスメーカー→工務店→設計事務所と経験を経て、二級建築士、一級建築士、設備設計一級建築士まで取得している現役の設計士です。昨今、家づくりのレベルは全体的に上がってきていて、安かろう悪かろうだった分譲住宅でさえ、メーカーによっては注文住宅をしのぐ品質となってきています。ただ、そんな中でも私が出品しているサービスにおいて、やはり多いのが家づくりのトラブルに関する内容です。家づくりの一般的な内容はネットの普及や街中の相談窓口で情報収集できるようになってきているものの、まだまだ問題は後を絶たないようです。そこで、実際に現役の建築士の目線で、一般的な内容とは全く違った視点から家づくりの話をしようとしたのがこのブログです。こんな時に専門家なら・・・、あんな時に建築士なら・・・どう考えて行動・設計しているのか?これから家づくりを考えている方や設計士になりたいと思う方の参考になればと思います。まず、家づくりの流れの中で始めに行うものは相談するための「業者選び」ですよね。どこに決めるかで180°変わってしまうので、かなり重要です。では、設計士ならどこを見ながら決めていくのか。話していきたいと思います。最後には、選択する際の必須条件をお話ししています。設計士の目線からすると家づくりは総合的な判断に基づいて行うべきだと考えています。また、
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構造計算についてのアドバイス

前回、木造住宅の構造計算について少し書かせていただきました。次は構造と間取りの事について書かせていただきます。本来、間取りと構造は一緒に検討しなくてはいけません。それは、構造によって間取りが窮屈なものになる、といったものではなく、柱や梁の位置を意識しながらも、使いやすく、経済的でなお美しい住宅を設計するのに必須条件だからです。構造をきちんと考える事は決して間取りの自由度を奪うものではありません。でも、知識も経験もなければ、そのことは難しいですよね。そこで、現状のプランを構造計算して解析し、さらに構造的、意匠的にどのように修正していけば良いプランとなりうるのか、ここにフォーカスして再検討すれば宜しい話しです。こちらのサービスでは、よっぽど再検討した方が宜しい場合はその様にアドバイスさせていただきますが、多少の修正で大きく改善される場合は構造面、意匠面、使い勝手も併せてアドバイスさせていただきます。構造面では強いのだが、使いづらい家ではもったいない。そのように考えます。折角の家づくり、不安を出来る限り解消して楽しいものにしてください。
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家づくりで「やってはいけないこと」5選

家づくりをするときにやってはいけないことを厳選して5つ紹介します。「ダメなこと」を知ることで、理想の家づくりが見えてきます。1.家族の合意がないまま進めること→あなたが独り身なら問題ないですが、家族がいる場合には家族全員の幸せにつながる家を考えましょう。それぞれ価値観は違い、その違いが家づくりで重要視する項目の違いになって現れてきます。→大事な家族全員の要望をまずは聞きましょう。そのうえで、本当に大事で外せない要望なのかどうか、それがなかったら家づくりを断念するほどなのか?と自問自答してみましょう。→家族全員の外せないポイントが満足できるか考えましょう。満足できそうなら計画を推し進めましょう。どうしても難しいというなら、計画を断念することも前進です。2.業者・専門家の言いなりになること→これは、意外にもやっている人が多いです。業者のいう事は話は聞くけどその場で決断しないようにしましょう。情報収集はOKです。情報収集した上で、自分の頭で再度考えてみましょう。→専門家も積極的に利用しましょう。お医者さんの診断でもセカンドオピニオンってありますよね。1人の専門家に相談して結論を出すより、別の視点を持ったもう一人にも相談しましょう。→あとよくやりがちな間違いは、「親や友人に相談すること」です。親や友人が賃貸併用住宅の専門家であればOKですが、たいていの場合はそうでないでしょうから。人生相談ではないので、専門家に相談しましょう。3.限界ギリギリの住宅ローンを組むこと→普通の家(自分達家族のためだけのマイホーム)を買う時は特にこれに注意しましょう。将来会社業績の不振によって収入が下がること
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間取りだけじゃない!快適な家を建てるヒミツ

一生に一度の買い物と言われる住宅。 絶対に失敗したくないという想いで、こちらに辿り着いた方も多いのではないでしょうか? もちろんオシャレな内装なども大事です。 使いやすい間取りも大事です。ですが、快適さは間取りだけでは決まりません。 そこで今回は 「建築士目線」でこだわりたい 快適な家について書いてみたいと思います。 結論から申し上げますと、快適な家で最も大事になるのは 断熱性能 だと私は考えます。 そして、この断熱性能は2022年に省エネ法が改正され、今後の住宅では、より重要視される項目となりました。実は日本の住宅の断熱性能は「先進国で最低レベル」です。 ですから、これまでに建っていた家は 世界と比べて暑くて寒い家が多かったんですね。 (ちなみに地震にはめちゃくちゃ強いです) 住宅には「断熱等性能等級」というものがあります。 2022年の法改正までは等級4が最高等級でした。 しかし、2022年の法改正で等級5~7が新設され、なんと2025年には法改正まで最高等級だった等級4が義務化となります。……ビックリですよね?? このように、今後はどんどん基準が厳しくなっていきますので、断熱性能をウリにするハウスメーカーも増えるでしょう。昨今は電気代の高騰も話題ですので、余計にそうだと思います。高断熱の家は冷暖房費が浮きますからね。そこで、あなたがハウスメーカーのセールストークに踊らされないための予備知識が大事になってくるわけです。そこで今回、私が断熱にこだわるなら、このような点にこだわる!といった箇所や、その他の注意点について有料記事となりますが、書いてみようと思います。もちろん、ご自
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家を建てた後にかかる費用①

こんにちは! 群馬県北群馬郡吉岡町の設計事務所「マイホームプラン設計室」の神場です。 当事務所は2022年7月に開業いたしました。 私は日々お客様に設計提案をしている一級建築士です。 約3年前に自宅を新築し、妻と子供(一人)で生活しております。 ちなみに住宅ローンは35年返済。(残り32年です) このままいくと、60歳代後半でようやく完済となります。(繰り上げ返済頑張ります!) さて今回は、家づくりを終え一区切りついた段階で必要となる「費用」をご紹介させていただきます。【毎年支払いが発生する固定資産税】固定資産税は、毎年1月1日時点において、土地、建物、償却資産を所有している方に、その固定資産の価格(評価額)をもとに算定される税額を納めていただく地方税です。 土地と建物それぞれの課税標準額(≒固定資産評価額※売買による購入価格とは異なります)に一定の税率を掛けて算出された金額を納めることとなります。 市町村により異なる可能性がございますが、私が住んでいる群馬県では、一般的に、1年分の「一括払い」もしくは年4回に分けた「分割払い」のどちらかで納めます。 支払方法も口座振替のほか、PayPay払いが選択できる場合もございます。【土地の固定資産税について】固定資産の評価額は土地の種類(地目)によって異なります。 そして評価額は3年ごとに見直されますので、税額に変更が生じる場合がございます。 さらに住宅用地の場合は、課税標準額(≒固定資産評価額)が1/3~1/6になる軽減制度もございますので、詳しくは固定資産をお持ちの市町村HPをご確認くださいませ。【建物の固定資産税について】建物の場
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子育てママの間取り作りサポートでできること

こんにちは、ぴーもえです!私のブログに来ていただきありがとうございます٩( ᐛ )وこの記事では、間取り作りサポートでできることについて、より詳しくお伝えしたいと思います。まずはこれを読んでくれているあなた!毎日子育てお疲れ様です!子供は可愛いけど、子育ては大変ですよね😂子育て中の人が家づくりをはじめるのは、子供が成長していくのにいい環境を提供してあげたいという親心や、共働きを成立させるために家事育児を少しでも楽にしたいという気持ちがあるからでしょう。ですが、子育て中の家づくりでは本当に大変です。私自身も家づくりをいちからやった実体験からも仕事として関わってきた方を見ても心底そう思います。100%完璧な間取りはこの世にはありませんが、自分達家族にとってベストな間取りは存在します。それに近づくサポートをします。それでは具体的にどんなことができるか見ていきましょう😀図面から完成建物を想像するのは難しい!→図面と完成建物のギャップを埋めるお手伝いをします!はじめての図面、はじめての家づくり、紙の上に描かれた線から実物を想像できますか?難しいですよね😂だからこそ、想像してもらえるように図や写真をたくさん使って納得してもらえるまでとことん説明したいと思います。さらに子育て経験を活かして、実際に暮らし始めてからの子育てや家事をしていくにあたり・使いにくいポイント&改善案・リスクになりうる箇所を子育て目線でアドバイスしたいと思っています。夫婦での話し合い時間が足りない!→効率良く話せるよう要点をまとめます!子供がいると、面倒見ながらの打ち合わせで夫婦席について話し合うことが難しいです。先に夫
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ほんとはみんな気づいてる…住宅ローンのために人生諦めてることを。

先日、住宅ローンの支払いが厳しくて売却しようか考えている、という相談を受けました。 まだ、そんなに築年数も経ってないのに… 「家」を建てるとなると、相当な借金を背負うことになります。 ましてや土地から購入して家を建てるとなると、場所によっては家2件建つくらいの総額になります。 それが、たとえばお給料が減ったり、倒産したり、転職したりで、ローンが払えなくなったら… 将来のライフステージで何が起こったとしても、自分の中で想定の範囲内だと思えるように、自分の将来を想像しておくことが大切です。 「それでも、あなたは家が必要ですか?」 待ち受ける現実を、しっかりイメージしましょう。30年後あなたの会社は存続してますか?ほとんどの人は長期で住宅ローンを組んで家を建てます。 少し前までは35年…今では40年も普通になってきてますね。 仮に30歳で40年返済で住宅ローンを組んだら、70歳まで返済していくことになります。 当然ですが、30年、40年先のことなんて、どうなるか誰も分かりません。 つまり長期の住宅ローンって「必ず70歳まで返済を続けれられる!」っていう根拠があるわけじゃなく 「なんとなく、これくらいならやっていけるかなー…」で、なんとなく借りるわけですw 金融機関の審査では前年の収入をみますけど、返済していくのは将来です。 ここで良く考えていただきたいのは 「あなたは、今の会社に生涯、勤める予定ですか?」 「30年後にあなたの会社は、まだありますか?」 そんなこと誰にもわかりませんww…でも、そこを理解することが大事です。 「どうなるかわからないけど、住宅ローンを組んで家を建ててる」
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いい家を建てるために最初にやるべきこと!…建てた後に後悔したくない人へ

「どんな家に住みたいのか、自分で良く分からないんだよねー…」 先日、友人と仕事の話をしていて「住宅」の話になった時に、こんなことを言ってました。 たしかに、何かしら住むところがあれば、生きていけます。 インターネットでもお洒落なインテリア家具や雑貨なんていくらでも選べます。 それでコーディネートしてしまえば、壁の中がお金かかってる家かどうかなんて分からない…。 「家」に関しても、ハウスメーカー、工務店、個人でやってるとこまで、自分のライフスタイルや予算に合わせてたくさん選択肢があります。 でも、自分のライフスタイルや趣味に合わせて、自分の人生を豊かにできるのが「家」なんです。 いい家は「とりあえず買う」んじゃなくて、「選んで買う」んです。それでは自分で良く分からない、自分にとって「いい家」を探すにはどうしたらいいんでしょうか? 理想の家を考えるんじゃなくて、理想の生活を考える結論、家を選ぼうとするから、どんな家がいいか分からなくなるんです。 たまに入ってくる住宅会社のチラシ見て、自分にとっていい家かどうかなんて分からないですよね? そうしたらどうするか。 家を選ぼうとするんじゃなくて、どういう生活がしたいかイメージする… それからそれにマッチする家を選べばいいわけです。 私がハウスメーカーの営業をしていた時、お客様からよくこんな質問をされました。 「自分たちの予算で、どれくらいの家が建つんでしょうか?…」 「予算が厳しいので、こんな部屋をつくるのは難しいですよね?…」 せっかく楽しい家づくりなのに、皆さん我慢から入っちゃうんですよね… そりゃそうですよね、大きな買い物ですし心
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