でき太くん三沢のひとりごと
投稿 その1先日長野の教室のお子さんとオンラインレッスンをしました。そのお子さんの学習の様子をじっくり見ていると、丸つけをしてミスがあったときに、ガラっと様子が変わりました。恥ずかしそうにミスした問題を隠すのです。その際、私が感じたことは、「学校で身につけなくていい価値観を身につけてきている」ということです。それはどのような価値観かといいますと、「ミスをすることはダメなこと、はずかしいこと」というものです。おそらくこのお子さんは、学校でわからないことや、ミスした問題があったときに、はずかしい思いをしたり、怒られたりしたのかもしれません。このような行動をとるお子さんの多くは、ミスした問題の答えを赤ぺんで記入して終了してしまったり、まだ納得できていなくても、そのままにする傾向が強いものです。ミスはダメなこと、はずかしいことと思っているので、ミスとしっかり向き合えないのです。これは大人でもできていないことがあるくらいですから、この子を責めることはできません。私はそのお子さんに、こんなアドバイスをしました。『ミスをすることは、決してダメなことでも、恥ずかしいことでもないよ。学習をしていれば、必ずミスはあるもの。逆にミスがないほうがおかしいくらいだよ。〇〇くんは、学校で身につけなくても良いことを身につけているから、早速今日から修正していこう。ミスはたくさんしていいよ。10問中、10問間違えてもいいよ。大切なことは、そのミスをわかるまで、できるまでやり直すこと。そうすれば、〇〇くんはどんどん算数ができるようになるよ。ミスをしても、恥ずかしいなんて思わなくてもいいよ。だって、ミスをしない人な
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