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一般社団法人SORA 小さな命を救う会

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。安易にペットを飼い、そして安易にペットを遺棄する飼主が跡を絶ちませんが、最近のニュースで報じられていた事例を取り上げておきます。 【一般社団法人SORA 小さな命を救う会】という動物保護団体があります。 愛知県を拠点に犬の保護活動を行なっている団体です。 2023年秋、「海外移住するので飼えなくなった」という理由で、飼主がSORAにトイプードルのシニア犬を持ち込んできます。名前はアリスト君というそうです。 アリスト君はネグレクトを受けていたことが一目瞭然で、保護当初、かなり衰弱しており、血尿も見られたとのことです。 SORAのスタッフがすぐに動物病院へ連れて行き、診断してもらったところ、膀胱がんであることが分かったそうです。 しかし、シニア犬であることから手術できる状態ではなく、獣医師は「長くても余命1年だろう」との診断をしたそうです。 アリスト君をSORAに持ち込んだ飼主は、ほとんど遺棄するような状態の世話しかしてこなかったようですから、ペットが衰弱していようが、病気に罹っていようが、気に掛けることもなかったのでしょう。 無責任極まりない飼主ですが、もともとペットを飼う資格がない人間はたくさん存在します。 SORAのスタッフはアリスト君に対して献身的な世話を続けると同時に、アリスト君の里親募集を行ないます。 シニア犬で、しかも余命1年という犬を迎え入れる里親は容易には現れませんが、SORAのスタッフは粘り強く里親募集を続けます。 そして、里親募集から数カ月後、奇跡的に「アリスト君を迎え入れたい」「最期を見届けたい」という里親が現れ
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