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Topping D10s 改造

Topping D10sを改造しました。このTopping 「D10s」には、前期モデルと後期モデルの2つのバージョンが存在します。前期モデルでは、Topping 「D10」と同じく、上下に2つに分かれる筐体が使用され、前面パネルと背面パネルにそれぞれ4か所ずつ六角レンチ型のネジで固定されていました。一方、後期のD10sでは、筐体の上下分割がなくなり、前面に4か所のネジは変わりありませんが、背面はネジのサイズが小さくなり、2か所の固定に変更されました。以下の画像はTopping 「D10 Balanced」のものですが、D10sの後期モデルも同様の構造になりました。上下2分割の筐体から筒状の筐体に変更されたことにより、継ぎ目のないスマートな見た目となりましたが、メンテナンス性が低下しました。まず、背面のネジが2か所に減ったのは良いのですが、この六角レンチのサイズが一番小さいサイズで、手元にありませんでした。そのため、急遽ホームセンターで六角レンチを買い足す羽目になりました。また、ようやく前後のパネルを取り外すことができたかと思えば、基板がスライドできないようにホットボンドで固定されていました。これらの変更点についてはAmazonのレビューなどで事前に把握済みでしたが、実際に作業するときにちょっとイラっとしました。まずはこのホットボンドを除去から始めなければなりません。ホットボンドの外し方には工夫が必要です。夏など暑い時期では樹脂が柔らかくなり、なかなか剥がれないと思います。私の場合、冷蔵庫で30分程度冷やした後、先端が鈎状になっている細い棒を使い、ホットボンドを掻き出すようにし
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続 Topping D10s 改造

前回、表面実装用のパッドに無理やりリード型抵抗(普通の抵抗)をベタ付けした件について記事を書きました。前回の改造は大成功で、俗にいう解像度や空気感などが大幅に改善しました。しかし、何かが物足りない気がします。ほかに改造の余地があるとすれば、オペアンプ駆動電圧です。ということで、今回はオペアンプ駆動電圧を標準の±5.6Vから±9Vに上げる改造を行いました。本来は±12~15Vにしたいところでしたが、USB入力の5Vを活用するため無理のない範囲で昇圧して欲しかったため、±9Vに決めました。1.DC/DCコンバータの用意5Vから±9Vが生成できるDC/DCコンバータを探しましたが良いものがないため、今回は5V→9VのDC/DCコンバータを2個使って両電源を作りました。この「MAU103」は絶縁型ですので、2個使うことで両電源が取得できます。(現在は品切れです。)2.結線の検討DC/DCコンバータのIN側には並列に5Vを供給してやります。5VはUSBポート後ろのスルーホールから取得可能です。GNDも2か所取れます。1個目のマイナスは-5.6Vへ接続、2個目のプラスは+5.6へ接続、1個目のプラスと2個目のマイナスはGNDに落とします。3.実際に配置、結線事前にDC-DCコンバータ(赤枠)の撤去、ゼロオーム抵抗(黄枠)も撤去します。ゼロオーム抵抗を撤去したあと、+5.6V、-5.6Vと記載されている箇所へ配線します。出力のマイナスとプラスにはルビコンのLZH(100uF)をパラっています。MAU103のデータシートを見ると、Max. capacitive Loadは220uFと記載があり
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