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【医学部・看護学部系小論文】今から準備してください

私(朝田隆)がオンラインで個別指導しているOK小論文では、医学部・看護学部系小論文の個別指導講座を開設しています。おかげさまで、皆さまから続々とお申込みをいただいております。小論文の授業を行っている塾・予備校を見かけますが、医学部・看護学部系小論文に特化して、専門的な知識の解説までカバーしているところは多くはありません。OK小論文では、小論文の書き方はもちろん、医学部・看護学部入試小論文に必要最低限の知識もわかりやすく丁寧に解説をしています。1週間1回の授業(2回添削)で月4回。これを3か月で基礎的な医学部・看護学部入試小論文の対策を学ぶことができます。ゴールデンウイークの今から始めてみてはいかがでしょうか。3か月分のカリキュラムを以下に掲げています。皆さま、ふるってお申込みください。1か月コースは上記の5,500円コースより若干の割引料金になっております。お申込みはこれを毎月、計3回のお支払いという形になります。よろしくお願いいたします。
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【医療倫理が大切】小論文の書き方・考え方④

(1)医療倫理が必ず出題される今回は医歯薬看護系の大学での入試小論文を書く際の勉強法の話をします。私は予備校やネット授業の初回にいつも医療倫理のテーマで解説をします。生徒にこう問いかけます。医師・看護師・薬剤師などは他の職業(たとえば、私のような教師・講師)と比べて何が違う?医療従事者も教師も人を相手とする仕事です。だから、コミュニケーションが必要になります。これは、共通点で相違点ではありません。大きな違いは、失敗の影響です。私の仕事も生徒さんの将来に影響する内容であり、間違ったことを教えることは許されません。このような意味では、医療従事者も教師も失敗は許されない仕事です。しかし、教師や講師が失敗しても、入試で減点されるだけです。もちろんその結果、志望校に落ちて、生徒には大きなダメージを与えます。ですが、医師・看護師・薬剤師などの失敗は人の命にかかわるものです。教師や講師が失敗しても生徒は死にませんが、医歯薬看護系のの深刻なミスは患者の生命に直結します。こういうわけで、医療従事者には厳しい責任と倫理観が要求されるのです。医歯薬看護系の小論文で医療倫理が出題されるのはこうした事情によります。医療倫理をズバリ聞いてくることは少ないとしても、問題の背景には必ず倫理観が潜んでいることが特徴といってもいいでしょう。ちなみに、ここでは「倫理観」と書きました。大学や塾・予備校によっては「倫理感」という表記で入学案内に書かれたり、教えたりすることも時折見かけます。しかし、「倫理感」では倫理に対する「感覚」や「感性」という意味になり、これも間違いではないが、やや弱い、軽い印象を受けます。「倫理観
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【小林製薬紅麴問題を考える】小論文の書き方・考え方③

(1)小林製薬紅麴食品公害の原因前回に続いて、今回も小林製薬紅麴問題について深掘りしてゆきたい。この食品公害事件は、まだ究明までに時間がかかると、小林製薬側から発表されていて、原因も特定されていない。こういうわけで、これから書くことは推測の域を出ないことを初めに断っておく。まず事件の概要にについては、新聞などのメディアで報道されているので、そちらを読んでください。前回の記事でロイター通信の発表を引用したので、そちらも下に貼っておきます。まず、今回の小林製薬が販売した紅麴コレスペルプ等のサプリ摂取による健康被害の原因としては、以下の2つの可能性が考えられる。①紅麴コレスペルプの成分自体に原因があった。②紅麴コレスペルプに原因物質が何らかの理由で混ざってしまった。私はここまで考えた。「東京経済」3月18日の松岡 かすみの記事によると、東京農業大学教授の前橋健二さんの意見として、「今回の問題は、紅麹そのものを原材料とした健康食品を、長期間にわたって継続して摂取していたのか、あるいは製造過程で意図しない有害物質が生成または混入したことなどが問題ではないかと考えています」とあった。専門家も同じことを考えている。(2)有害物質の由来小林製薬によると、このサプリには想定されていない未知の成分が含まれていて、製造時期は2023年4月から10月、出荷時期は2023年7月から12月だとのこと。この情報を信じるならば、サプリそのものに初めから問題があったわけではないと考えられる。したがって、①「紅麴コレスペルプの成分自体に原因があった」の可能性は排除できる。残るは②の可能性、前橋健二さんの言葉を借り
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【東京農業大学、薬学部・栄養学部】小論文の書き方・考え方②

(1)東京農業大学受験生は必読のニュース3月26日に驚くべきニュースが飛び込んできた。以下、ロイター通信の記事を引用する。小林製薬、紅こうじ製品と死亡との因果関係疑われる1件把握3/26(火) 10:29配信ロイターShiho Tanaka[東京 26日 ロイター] -     小林製薬は26日、紅こうじ関連製品の原料が腎疾患などを引き起こす可能性があるとしていた問題で、製品と死亡との因果関係が疑われる例を1件把握したと発表した。事実と因果関係を確認中だが、腎疾患で死亡した患者が生前、同社製品の機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を使用していたとの連絡が遺族からあったという。同社は22日、紅麹コレステヘルプの一部の原料に意図しない成分が含まれている可能性が判明したと発表し、24日時点で26件の腎疾患などの入院症例を把握していると明らかにした。回収対象の原料は、52社の取引先企業に販売していた。小林製薬、紅こうじ製品と死亡との因果関係疑われる1件把握(ロイター) その後、続報が入り、死者は2人に増え、26日までに100人を超える入院報告が寄せられることとなった。また、小林製薬が提供した紅麹を用いた関連食品の回収が拡大し、多くの国民を不安の渦に巻き込んでいる。この問題は、薬学部や栄養学部、東京農業大学受験生にとっては、関心を持ってもらいたい事件になる。東農大以外にも、食品関係の学部学科を志望している生徒は必読のニュースといっていいい。大学入試小論文では、このようなニュースをきっかけに物事の本質を考える習慣を身に着けてもらいたい。(2)小林製薬の食害事件の意義と本質それでは、今回のニ
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【新型コロナウイルスと差別】医歯薬看護系学部入試小論文対策

(1)問題 感染者や看護師などの医療従事者に対する差別はなぜ起こるのか。その原因を考察したうえで、以下の資料を参考に対策を書きなさい。 【資料1】  かつてはハンセン病(らい病)患者に対して、らい予防法(1953年制定)によって国立の療養所が各地に建設され、すべての患者さんの強制隔離が行われた。また断種手術も施され、患者さんは激しい差別に晒された。らい予防法は1996年(平成8年)になってようやく廃止された。 このように感染症の患者さんをめぐり差別や偏見といった人権侵害が引き起こされてきた歴史あり、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染者や看護師などの医療従事者に対する差別も起こっている。  このような差別を起させないこともリスクコミュニケーションにとっての重要な課題となる。 【資料2】感染症法前文 人類は、これまで、疾病、とりわけ感染症により、多大の苦難を経験してきた。ペスト、痘そう、コレラ等の感染症の流行は、時には文明を存亡の危機に追いやり、感染症を根絶することは、正に人類の悲願と言えるものである。 医学医療の進歩や衛生水準の著しい向上により、多くの感染症が克服されてきたが、新たな感染症の出現や既知の感染症の再興により、また、国際交流の進展等に伴い、感染症は、新たな形で、今なお人類に脅威を与えている。 一方、我が国においては、過去にハンセン病、後天性免疫不全症候群等の感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を重く受け止め、これを教訓として今後に生かすことが必要である。 このような感染症をめぐる状況の変化や感染症の患者等が置かれてきた状況を踏ま
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