相続税の税務調査の実態!?
みなさん、こんにちは。相続専門の税理士fukutaxです。今回は、「相続税の税務調査の実態!?」についてお話します。日本では、年に140万人程の方が亡くなられています。(厚生労働省「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況 」より)お亡くなりなった方のご相続のうち15万件程が、相続税の申告が必要となります。(10、7%程)【国税庁 統計資料より】相続税の申告が必要な方のうち、財産規模が、1億円までの方が103,612人/153,023人で67,7%程。2億円までの方を含めると、136,756人/153,023人で89,3%程。相続税の申告が必要な方でも9割程の方が財産規模2億円までの方となります。3億円の相続財産を超える方のご相続は8218件。中には、100億円の相続財産を超える方も18人います。お亡くなりになった18人の方のすべてのご相続財産(課税価格)の合計は2832億円程。相続人様は全部で60人。支払った税額は、971億円。単純平均で、一人あたり16億円の相続税を支払っている方がいることになります。では、そんな状況で相続税の調査はどうなっているかというと、下の国税庁の資料をご覧ください!コロナ禍で調査件数がかなり減っていて、調査件数は、6317件となっています。相続税の申告件数は、153023件ですので6317件/153023件=4、1%の割合で税務調査が行われていることになります。そもそもお亡くなりになった方の10人に1人程が相続税の申告が必要なります。その相続税が必要な方100人のうち4人程に調査が行われますので、調査が行われる可能性は現状少ないと思われ
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