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中小企業経営のための情報発信ブログ516:本の紹介 企業変革力

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。久しぶりの投稿です。今日は日曜なので本の紹介をします。以前紹介した本ですが、役に立つと思われるので再度紹介します。ジョン・P・コッター著「企業変革力」(日経BP社)という本です。この本は、タイムズ紙で「企業経営に最も影響を与えた25冊」に選ばれています。コッターは、「企業変革の落とし穴」という論文の執筆者で、弱冠33歳でハーバード・ビジネススクールの教授に就任したリーダーシップ論・企業変革マネジメントの第一人者です。コッター教授は、「変革の進め方には間違いが多い。しかし、変革には定石がある」といい、この本でその定石を説明してくれています。 コッター教授が、より競争力の強い企業に生まれ変わろうとする100を超える企業に注目し、その企業の変革事例から得られた教訓を元にしています。この100を超える企業には、大企業もあれば中小企業もあり、アメリカ企業だけでなく他国の企業もあり、倒産寸前の企業もあれば高収益を上げている企業もあります。 ところが、コッター教授の分析によれば、企業変革に成功した企業はほとんどなく、また失敗した企業もほとんどないということです。ほとんどのケースが成功と失敗の中間にあり、どちらかと言えば、失敗に近いところに位置付けられているというのです。 これらの事例から得られる教訓が2つあると言います。 Ⅰ:変革プロセスは、いくつかの段階を踏まなければならない。通常、最後まで辿り着くには相当長い時間が必要である。途中にスピードアップを図り一部省略すると、満足いく成果を上げることはできない。 Ⅱ:どの段階であれ、致命的なミスを犯
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