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時間内に解けないからと言って、模試にやたらと手をだすとドツボにはまります TOEIC質問箱

こんにちは高橋です。 今日はTOEICで初めて土曜日の試験ということになりました。 試験が終わると僕のところにもLINEやココナラ経由での連絡が来ますが、今回ももっとも多いのが塗り絵のことについてでした。 TOEICでは読み終わらないことがほとんどなので、リーディングの最後の方の問題を塗ることになります(適当に答えを埋めるという意味です)。 この数が今回は10問だったとか、5問だったとか、そんな嘆きの報告を受けることになります(もちろん今回も同じ!です)。 読み終わらないという課題はTOEIC受験者にとって永年のテーマのようなもので、僕自身もさんざん悩んできました(960点になったいまでも悩んでいます)。 悩みがあまり深いと、ついテクニックが書いてある本やコンテンツを漁って、ショートカットでこの問題を解決しようとしてしまいます。 ただし、これまでさんざん書いてきたように、塗り絵の最大の原因というのは、語彙力と文法力の欠如です。 語彙や文法の理解が足らないから、スピードが落ちたり二度読みしたりして、結局は時間を使ってしまう、とただそれだけの話です。だから、ここを鍛えることこそが実は一番のショートカットです。 最悪なのは、模試形式の問題集やパート7に特化した問題集にひたすら手を出しまくることです。 こういうことをやっていると当然復習がおろそかになります。 そのうえ『公式問題集』以外の問題集を使っていたりしたら、もっと最悪です。 本番の答えの9割9分は『公式問題集』に書いてあります。 本番で9割9分正解できたら、ほぼ間違いなく990点(満点!)になります。 繰り返しですが、塗り絵対策
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なぜ『でる1000問』が重要なのか? TOEIC質問箱

こんにちは高橋です。 『でる1000問』(『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』というのが正式書名)という問題集は必須だと言われていますが、僕が考える必須の理由は以下の2点です。 ●問題文も含めた語彙の精度がほかの問題集に比べて高いから ●この問題集を解いておけば塗り絵対策にもなるから 『でる1000問』はTEX加藤さんが書いた本です。 TEXさんは『でる1000問』のほかにも、『金のフレーズ』と『金のセンテンス』という一番精度の高い単語集を出しています。 『金のセンテンス』の冒頭に、見出し語をどうやって選んでいるのか説明しているところがあるので、引用してみます。 1、日韓で発売されている公式教材をテキストデータ化します。 2、そのデータを語彙分析ソフトにかけます。 3、単語を頻度順に並べ、リスト化します。 4、リストから機能語(冠詞や前置詞等)を除きます。 5、中学校の検定教科書を参考にして、中学レベルの単語を除きます。 6、アルクのSVL12000等でそれぞれの単語の難易度を数値化します。 7、TOEIC的な視点で難易度の数値を微調整します。 8、単語を頻度順・難易度順に並べ直します。 9、リストの上位から順に単語を厳選します。 10、「TEXファイル」から、本試験で出題された単語を加えます。 1~9の手順を追って、作っている問題集はほかにもあると思います。 ただし「10」のTEXファイルの要素は当然、TEX加藤さんの本にしか含まれません。 このTEXファイルというのは、著者自身が毎回の受験後に更新している蓄積データのことです。 こういう風に蓄積され
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僕の「塗り絵」遍歴はこうです!  TOEIC質問箱

こんにちは高橋です。 TOEICではリーディングの時間が足りなくなって答えを適当に埋めることを「塗り絵」と言います。 この「塗り絵」はTOEIC受験者の共通の悩みのようなもので、僕が900点になって以降一番多く質問されたのも、この「塗り絵」についてです。 もちろん相談を受ける立場になったからと言って、僕自身が塗り絵と無縁であったわけではありません。 むしろ、さんざん塗ってきてノイローゼになるかと思ったくらいで、誰よりも、深くこの最後まで読み切れない、ということを考えてきたとも思っています。 僕の塗り絵遍歴を記憶が残っている850点以降について書いてみるとこうなります。 ●875点をとったとき→7問塗り絵 ●900点を超えたとき(915点)→約10問塗り絵 ●935点になったとき→9問塗り絵 ●960点になったとき→ギリギリゼロ ●950点をとったとき(2023年12月)→4問塗り絵875点を取ったあとに、870点、880点ときて、915点になりましたが、この870点のときも880点のときも同じように10問近く塗り絵をしています。 つまり、960点になるまで常時10問近くは塗っていた、ということになります。 この塗り絵のやっかいなのは、パート7(長文問段)に特化した問題や模試形式の問題集に手をだしまくるといった間違った対処法をしがちなところです。 塗り絵の原因というのはテクニックの問題でもなければ、慣れの問題でもありません。 単に、語彙力が足らないからです。 だから、必要な対策というのは決まっていて、ひたすら『公式問題集』に出てくる語彙を復習すること以外にありません。 パート7に
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なんで『公式問題集』の音声を聴いているのか? TOEIC質問箱

こんにちは高橋です。以前『公式問題集』を復習した後は音声を隙間の時間に聴いているということを書きましたが、今回はこの部分を少し突っ込んでみたいと思います。 僕が音声を必ず聴く理由は次の2点です。 ●実質1回分の復習になるから ●TOEICの典型表現が身につくから 復習をしてから、間を置かずに聴くと、復習した語彙を再確認することができます。 僕の実感では適切な時期に復習すれば語彙が浮かび上がってくるような感覚を味わうことができます(1か月程度あけてしまうと、ほぼ復習したことが頭から消えてしまうと思います)。 もちろん、どこがうろ覚えになっているのかも確認できます。 そういう部分に関しては、またテキストに戻って復習すればいいわけです。 『公式問題集』の『5』以降はリーディングの音声も聴くことができるようになっています。 だから、リーディングも同じように聴いて復習することができます。 結局、聞こえない理由というのは、語彙力が足らないからです。 であれば、どこが聞こえていないか、確認するだけで、抜けている語彙の確認になるということになります。 それから、「TOEIC特有の典型表現を身につける」ことができれば、確実に速く読めるようになります。 例えば、 Should you have any questions about the new procedures, please do not hesitate to contact our supervisor.(『金のセンテンス』より引用)という文章を見たら瞬時にこの文章は仮定法であり、「新しい手順に関して質問があれば、遠慮せずに上司に連
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TOEICでは塗り絵の数を気にする必要はありません TOEIC質問箱2023.4.23

こんにちは高橋です。 TOEICでは、リーディングで時間が足りなくなり適当に答えを埋めることを「塗り絵」と言います。 これは受験者共通の悩みのようなもので、実際僕がいままで一番された質問は「塗り絵の数」についてです。 僕は、2020年に900点を超えましたがそのときは9問、塗り絵をしました。 935点になったときでも同じくらい塗り絵をしました。 なんとか最後まで読み切れるようになったのは、960点になったつい最近のことです。 まず、強調しておきたいのは、塗り絵をしても900点は超えるということです。 さらに言うと、何点を目標にしようと塗り絵対策は必要ないということです。 読み切れないことが続くと速く読む練習などという、点数アップには何の関係もないことに時間を割いてしまいます。 速く読めない理由というのは単に語彙力が足らないからです。 テクニックの問題でもなければ、慣れの問題でもありません(慣れは多少は関係ありますが)。 だから、ひたすら『公式問題集』に出てくる語彙をつぶしていくということ以外、実はやるべきことというのはありません。 最悪なのは読み切れないことを気にしてパート7に特化した問題集や模試形式の問題集にやたらと手を出しまくって勉強した気になることです。 こういう方法の何が問題なのかというと、演習ばかりに力を入れて、復習がおそろかになってしまうことです。 勉強とは復習のことをと考えて、『公式問題集』とじっくり向き合えば自然と点はあがってきます。 ●追伸 TOEICの本番で打ちのめされると大抵不安になって、問題を買い足すようなことをしてしまいます。 本番の答えは『公式問題集
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