絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

「テクニック」は全無視していい!?  TOEIC質問箱

こんにちは高橋です。 TOEICは2016年に問題の大改訂が行われ、有効だとされていたテクニックのほとんどが無意味なものになりました。 例えば、パート7(長文読解)の答えは本文の上から順番に出てくるので、答え終わった段階で後の文章は読まなくていい、などということを本気で言われたりしました。 また、設問の答えが本文の上から順番に出てくるので、設問1→本文→設問2→本文の続き、という順番で読むのが正しい手順などという、バカげたテクニックが当たり前のように推奨されてもきました。 もちろん今、そんなことを真に受けてやっていたら、時間ばかりを無駄に使って、塗り絵地獄に陥るだけです。 本文の最後の注釈が答えに関わることは普通にあるし、文全体を読まないと答えられない問題も多くあるからです。 ほかにもリスニングのパート2(短文応答問題)は、WhoやWhere、What、Whenなどの頭の単語を拾っておけばまず答えられるということがずっと言われてきました。 ただし、今は、問いかけに対して間接的に応じる問題が多くなり、文全体の趣旨を把握していないと答えられないことがほとんどです。 頭の単語だけ把握して安心していたら、ここでも適当に答えを埋めることになってしまいます(塗り絵をすることになる!)。 TOEICは大改訂のあとも、どんどん難化が進んでいます。 TOEIC講師として有名な中村澄子さんは、 10年前の800点は今なら600点台 という言い方をして難しくなったテストを表しています。 問題が典型であるという前提で語られるのがテクニックなので、そういうものがどんどん成りたたくなっている、ということが
0
カバー画像

テクニックを覚える時間があったら語彙を覚えましょう! TOEIC日記2023.3.24

こんにちは高橋です。昨日リスニングの先読みについて書いたので、もう一度「テクニック」について少し触れてみます。 これまで何度も触れてきたようにTOEICは2016年に問題が改定されました。 この改定の際、それまで有効だ、とされたテクニックのほとんどが無意味なものになりました。例えば2016年以前に出版された本を見てみると、リーディングのパート7は、まず質問の1つ目を読んで本文を読み、答えが見つかったら、次の質問を読み、同じように答えを探すのが一番効率がいい、などと書いてあったりします。 昔の問題は質問の答えが必ず上から順番に出てくる形でした。 だから、そういうテクニックを使うと時間が節約できたわけです。 ほかにも、最後の方の文章に関しては、読まなくてもいい、などということまで、紹介されていたりします。 答えの根拠はそれまでに出ているため、最後の部分は読む必要がなかったということです。 ただし、あなたもよくご存じのとおり今はそんな単純なつくりになっていませんね。 だから、質問1を読んで本文を少し読むなんていうバカなことをやっていたら、時間がかかって仕方がありません。 そのうえ、分挿入問題が加わったこともあり、すべての文章に目を通すことが必須になりました。 文の最後の方に答えの根拠が出てくることもよくあり、それこそ最後を読み飛ばしたら、解答できないことだってあります。 こんなテクニックを真に受けていたら、得点アップなんてとても見込めないということです。 さらに、言うとTOEICは2016年以降も難化しています。 だから今有効だとされるテクニックが明日も有効だと誰もわかりません。 つ
0
カバー画像

TOEICでリスニングの先読みは本当に必須なの!? TOEIC日記2023.3.23

こんにちは高橋です。今日は少しテクニックに寄った話をしてみます。 リスニングのパート3&4を解く際に必須だと言われる先読みについてです。 このパート3とパート4というのは、問題文が流れた後に質問が3つあるという形式の問題です。 質問も問題文の後に読み上げられますが、質問に対する4つの答えの候補は読み上げられません(問題文→質問×3が放送されます)。 普通この両パートについては、質問(とできればその答えの候補)を先に読んでおくことが必須だと言われています。 おそらくこれはリスニングの常套テクニックとして推奨していない人はいない、はずです。 だから、多くの人がそのことを真にうけて、毎回玉砕しているのではないかと思います。 少し皮肉をこめた言い方ですが、実は僕がこの先読みをある程度できるようになったのは、リスニングの点数が480点を超えてからです。 そしてリスニングの点数が満点になった今でも、全問を先読みできているわけではありません。 では先読みしていない問題というのはどうやっているのか、というとひたすら問題文の音に集中するということをしています。 質問を先に読んでそれを頭の片隅に入れながら聞くというのは結構な高等テクニックです。 まして、質問だけ読んである程度のストーリーを想像するなんていうことは、950点を持っていてもそう簡単なことではありません(僕は960点を持っていますがそんなことはできません)。 巷で流布されているテクニックは満点取得者のTOEIC講師の方がやっているから必須だと言われるようになったものが多くあります。 ただ、そういうテクニックが500点の人にも同様に有効だ
0
3 件中 1 - 3
有料ブログの投稿方法はこちら