台風について色々調べてみました
現在近付いている台風10号は「大型で非常に強い台風」にまで発達し、現在は日本の遥か南海上を西北西に進んでいます。
台風の情報には様々な数字があります。たとえば強風域や暴風域内で吹く風の強さを示す、「風速何メートル」や台風のスピードを表す時速などです。
風速〇メートルを時速に直すと3600倍!
この風速とスピードの単位が違うことは知っていますか?「風速〇メートルの風」とだけ聞くと、時速30kmのスピードに比べると大したことないような印象も受けますが、この風速〇メートルは1秒間に物が進む距離です。これを時速に考えると、1時間は3,600秒なので風速×3600で時速となります。
これを9月4日、午前9時の台風10号に当てはめると、最大瞬間風速70メートルなので中心付近では時速252kmの風が吹いている時もあると推定されています。
ちなみに250kmとはだいたい新幹線の通常運転のスピードです。新幹線といっても最近は路線によって最高時速が違います。
たとえば東北新幹線の「はやぶさ」は宇都宮~盛岡は320kmで走り、山形・秋田新幹線などは130kmと約200kmも違います。だから「新幹線くらいの速さといっても、想像する人がはやぶさを想像するか、こまちを想像するかで全く変わってきますよね。
250kmに近いのは東北新幹線、新青森~盛岡間、九州新幹線、北海道新幹線、北陸新幹線の260kmと上越新幹線の240kmです。
この新幹線がホームで通過した時の風が吹いていると考えてください。
台風の大きさは強風域で決まる
台風を説明する際に使われる「超大型」、「
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