こどものインフルエンザについて
みなさんが冬になると流行することでご存じのインフルエンザ(鳥インフルエンザを除く)ですが、流行時期に短期間で広がる感染症です。毎年流行することでみなさんにも身近な病気ではないでしょうか。インフルエンザのウイルスは新型が増えたり、変異したりするウイルスです。今日はインフルエンザについてお伝えします。インフルエンザウイルスには型があり、A,B型があります。型が違うインフルエンザに同シーズンに2回罹ることもあります。多くの場合は12月から3月にかけて流行します。★潜伏期間感染してから症状が出現するまで1~4日、平均で2日です。咳や鼻水からの飛沫感染・接触感染します。感染するのは発熱する1日前から3日目がピークです。7日目ごろまで感染力があると言われています。★症状悪寒・頭痛・高熱などの症状が出ます。倦怠感やからだの痛み・筋肉痛が出て、嘔吐や下痢などの症状が出る場合もあります。合併症がなければ、だいたい2~4日で解熱します。簡易キットにより診断されます。★★合併症肺炎や脳炎、中耳炎、心筋炎、筋炎などの合併症を起こすことがあります。乳幼児や高齢者は重症になりやすいです。脳炎を併発した場合、けいれんや意識障害が起こります。また、インフルエンザ罹患時の異常行動があらわれることがあり、異常行動による事故や危険を防ぐために、こどもの見守りが必要です。(以前は抗ウイルス薬によって、異常行動があらわれていると言われていましたが、その後の調査により、お薬の有無に関係なく異常行動はみられていることが分かっています)みなさんも過去にニュースでインフルエンザ罹患したこどもが窓から飛び降りるなどの事故は目にさ
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