旧日本軍から学ぶ日本経済失敗の本質。経済成長の鍵とは?

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こんにちはこんばんは(^^)チラシや名刺デザインのサービスを行なっている、しゅうじデザイン室です。
さて本日のお題は「旧日本軍から学ぶ、日本経済失敗の本質と経済成長の鍵」。参考文献は2012年に出版された「超入門、失敗の本質」。
旧日本軍が先の大戦でなぜ負けたのか、組織論、戦略論、戦術論、日本的思考、イノベーションほか、様々な視点で分析。現在の日本企業の停滞ぶりと比較し解説している書籍です。

勝ち負け以前に戦争そのものがダメだという視点に立つと話は終わってしまいますが、それは一旦横に置いて読んでいただけたらと思います。
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本動画では、旧日本軍の失敗と現在の日本経済の凋落ぶりを比較しています。

日本人は過去から学ばず、同じ歴史(失敗)を繰り返す

人類全般がそうかもしれませんが、特に日本人的思考が原因かもしれません。
・GAFAのような革新的企業が日本に誕生しにくい風土
・風通しが悪く、硬直化している組織(財務省含め)が多い
・いまだに精神論、情緒主義のガラパゴス化政治家や経営者が多い
・集団の空気に支配されやすい組織

本書や動画では触れられていませんが、私が心底嫌いなセリフで
「前例がないからやらない。失敗しても責任がとれないから」
一番最初に実行した人が存在するから今があるのであって、前例がないチャレンジをしなければずっとゼロです。
旧日本海軍もそういう風潮だったようです。

レーダーなんて何の役にも立たない

アメリカ軍は新兵器開発が勝利の近道と考え、
・敵を察知するレーダー開発
・零戦対策は3機編成で行いこと(1対1では負けるので)
・接触しただけで爆発する新砲弾の開発
日本軍もレーダー開発は行われていました。しかし上層部は
そんなものが役に立った例は過去にない!装備させるな!
と出撃前に取り外したというびっくりする事実があります。

敵は肉眼で探せ!戦車に対し刀で応戦しろ!気合と根性!
もっと鍛錬!日本の軍人魂を思い知れ!
なんか・・・・・時代錯誤ですね。
日露戦争の勝利に酔いしれて、時代が移り変わっていることに日本だけが気がついていない様は、あまりに愚かです。

日本経済の凋落ぶりを救う手立ては一つしかない

答えは・・・過去の失敗原因を徹底的に分析するしかないと思います。正しい国家観や貨幣観などを知ることも大切ですが枝葉の考え方かもしれません。政治家は、政策の失敗=(イコール)更迭、それでいいと思います。
書籍「夢を叶えるゾウ」の作中のセリフで
「今まで同じやり方で失敗を続けた。成功したいなら今までの失敗を認め、他の人の意見を聞いて素直に実行する以外方法はない」
確かにそう思う。
しかし旧日本軍の参謀は失敗を認めず責任も取らず、熱りが覚めた頃に新しいポストに着くなんてことが日常茶飯事でした。(ある意味現在でもそうかも・・・)
自公を中心とした現日本政府は、未来に対して正しい指針を示すことができず、国民に不安を煽ることしかやっていません。未来も過去もダメ。
今だけ金(裏金)だけ自分だけ
そんな政治家はいらない。
田中角栄の列島改造 池田勇人の所得倍増
敗戦後の日本を復活させ、口にしたことを実際に具現化した過去の政治家達。(疾しいことも多々あるけど)そんな政治家の出現を期待します。
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