D2C最盛期のWEBサイトの在り方

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コラム

2010年以降のWEB環境

2010年はSNSとスマートフォンが目まぐるしく台頭していくイメージが強い時代だった。振り返ればWEBのスマホ化も10年弱の歴史しかないわけで。
初めて買ったスマートフォンはEXPELIA ARC。
弧を書くデザインがとても美しく、確か日本人がデザインされたと思います。
5万か~たけー!とか思いながら買った記憶があります(笑)

今もう3倍の15万が当たり前ですからね。
10年で3倍の値上がり。
スペックもサイズも圧倒的に上がっているしほぼPC状態。
でも必要だからみんな買う。
この流れは「スマホ以外のもの」が出来ないと止まらないと思えます。


物の売り方の変化

スマホが出て販売形態も大きく変わりましたね。
そしてコロナ需要。
特にコロナ前はBtoBです!BtoCです!って
企業のサイトやLP案内を送っていたのに今は「D2C」ほぼ一択の切り口。
「自分で頼んでみるとそれほど難しくなかったよね、明確だよね」って消費者の声が圧倒的に多いイメージです。
もちろんダイレクトなので「早い」んです。
人とのかかわりが最小限で自分の欲求が満たせる。
その代わり「早ければ多少の不満は我慢」の風潮ができている気がします。
時代の求めるものが提案型から納得型に変わってきたんでしょうね。


WEBデザイナーとして

家から出ない、遊びに行かないってことに不満があまり聞かれなくなり「おうち需要」の拡大でWEB閲覧数も伸びていき、アプリ開発件数も増え、小さな会社でもUIの勉強会依頼が来たりと 
間違いなく「フリーランスデザイナー」のお仕事も単価も増加してきてるわけで、予算ありきではなく今必要なものと今後の計画ができるようになってきました。
これは非常にうれしいこと。
作って終わりではなく「そこからちゃんと稼げるWEBサイトやツールを提案」出来るようになったことで結果が見えるようになり、本当のWin-winが実現できている実感があります。

それとは反してテレワークによる3か月でWEBデザイナーになれますってスクールも増えています。これも業界に興味のある人が増えてとてもうれしいことです。
その代わり、作り直しの依頼も増えているわけで・・・・途中で飛ばれたり、で途中でできませんとなったり・・・・
そりゃ厳しいですよね。テンプレートですから。
デザインだけであれば作れますがD2Cを含むとなるとそう簡単ではないです。
マーケティングの要素も必要になり、より専門的です。

今は5年前のWEBサイトの予算に比べれば1.5倍くらいになっており、クオリティや工数のかけ方も進化しています。
そのため士業の方や銀行などとコラボして費用の捻出とスキームから計画することが最優先で最短です。信用であり、解決であるWEBサイト。
今一度計画を練る時期に来ているなぁとひしひし感じます。


まとめ

結論何が言いたいかというとこれまでのWEBの住み分けは簡略化され、D2Cビジネスに今後必要なのは「個人一人に対しての質の向上」がもとめられる時代だろうなってことです。
UIも、サポートも、商品もこれまでのネットビジネスの不安をすべて解消してしまうような圧倒的な「接客力」、差別化を図るデザイン力と設計力。
小さな会社こそイノベーションが大手に勝てる戦略となってきます。

車という概念を家電に変えてきたテスラのように。





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