和室から洋室にするリフォームの費用ってどのくらい!?~リフォーム費用と日数~

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以前、真夏日にエレベーターなしの5階のお部屋の和室を洋室にするリフォームをした時、畳の下が厚み5㎝ぐらいの石板が何枚も出てきて、職人さんと一緒に下ろしたのですが、下ろした後は燃え尽きて、その後何も仕事できませんでした・・。

これからも、宜しくお願い致します。

どーも、Ponchaです('ω')

前回、和室を洋室にするリフォームの検討事項というテーマで、どういった工事内容を行っているのか書かせていただきました。

こちらの記事↓

和室を洋室にするリフォームの予算と検討事項~おさえておきたいポイント~

その時は、細かい内容費用については触れなかったので、今回は

和室を洋室にするリフォームの費用ってどのくらい?

というテーマで、具体的な内容や費用についてお話をしたいと思います。

和室から洋室にするリフォームは色々な進め方があるので、前回の記事と併せて読むと理解が深まります!



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和室を洋室にするリフォームの内容とは!?


和室を洋室にするリフォームの費用がどのくらいかを知るには、まずそもそもどんな工事を行っているかを理解する必要があります!

・畳→フローリング

・押入→クローゼット

・天井を壁紙張り

・木部→撤去 or 塗装

・壁を壁紙張り

・スイッチやコンセントの交換

といった感じです!

詳細については、下記の記事を参考にしてみてください。

和室を洋室にするリフォームの予算と検討事項~おさえておきたいポイント~

和室から洋室にするリフォームを行う場合、上記の内容を行います。

ただ、予算によっては一部の作業しかできない場合もあります。

今回は、下記の項目の内容を確認しつつ、費用についてご説明したいと思います。

№1:畳からフローリングに変更する工事のみ

№2:№1+押入→クローゼットを行う場合

№3:№1+№2+木部の撤去、交換or塗装を行う場合

他にも工事の方法はありますが、今回は上記の項目で見ていきたいと思います!

№1:畳からフローリングに変更する工事のみ


まずは、畳からフローリングに変更するだけの工事の場合を見てみましょう。

これは、比較的わかりやすいと思います。

畳からフローリングに変更というのは、要は床工事だけということになりますので、

①既存の畳撤去・畳の下にある下地材や断熱材を撤去

②桟木やベニヤ等で高さ調整・下地工事

 ※高さがある場合は置床にする場合も

③フローリングを張る仕上げ工事

④木巾木を回して作業完了※注




ざっくり、内容を説明するとこんな感じです。

この工事の場合は、床しか変えませんので、壁も天井も建具も全て和室のままです。

とにかく畳が嫌だ。

掃除がしやすいフローリングに変えたい!

と言ったように和室を洋室に変えるということよりも、ひとまずフローリングにしたいというお客様向けです。

また、賃貸のオーナーさんが和室を洋室に切り替えたい際に、最低限のリフォームをする場合に行ったりします。

畳を撤去した後、フローリングを張る前に高さ調整を行ったりするため、下地工事は必須になります。

建具、押し入れなどはそのままなので、フローリングの仕上げ高さは畳の時と同じ高さに調整する必要があります。

畳からフローリングにする費用は!?


畳からフローリングにする際、かかる費用ですが、

撤去費+

下地工事費+

フローリング工事+

材料費(下地材含む)

といった感じですね。

どのフローリング材を使用するか、下地工事を行う際の高さがどの位必要か、一軒家orマンションなど

色々な条件があるので、金額について一概に言えませんが参考しては、

6畳の部屋で、安めのフローリングを使って大体15万~20万円といったところでしょう。

内容によっては、この金額より安くできますし、さらに高くなる場合もあります。

新築工事と違い、築年数や構造が違うため、金額はこれですと言えないのがリフォームのめんどくさいところ。

賃貸住宅などで本当に最低限の仕上げにする場合は、10万程度で行える会社さんもいます。

ただ、そういった会社さんは材料の在庫があったり、他の工事と抱き合わせて行う場合など、条件があります。

フローリング主義の方が多かったのですが、最近は半帖畳も流行っており、畳の色も複数あります。

フローリングということにこだわりがなければ、畳を半帖畳にして壁紙交換をするだけでも、和室の雰囲気をガラッと変わることができますし、費用も比較的安く済みます。

ちなみに、半帖畳についての記事はこちらでご紹介してます。

和室をモダンに仕上げる~半帖畳、琉球風畳について~

№2:押入→クローゼットに変更する場合


次は、№1の畳→フローリングの作業に加えて、押入れからクローゼットに変更する工事も行う場合。

内容としては、下記の通り

赤文字と青文字が追加となる工事です!

①既存の畳撤去、畳の下にある下地材や断熱材を撤去、

 押入れの中段や、枕棚撤去、襖、鴨居、敷居撤去

②クローゼットの建具のサイズに合わせて壁の下地工事

③フローリングが張れるようにベニヤ等を使い下地工事

④天井に壁紙が張れるように薄ベニヤ等を張り下地工事

⑤フローリングを張る仕上げ工事

⑥建具枠及び建具の取付(状況に応じてパイプハンガー等の取付)

⑦木巾木の取付

⑧壁紙の張替




一気に内容が増えましたね。

押し入れをクローゼットに変更する場合、押し入れ内の

・中段を撤去 or 再利用 or 新しくするか

・枕棚を設置するか

・パイプハンガーは必要か

なども検討する必要があります。

それによって撤去費用、材料費、工事費も変わってきます。

また、併せて壁紙張替を検討する必要があります。

なぜ壁紙の交換も行う必要があるのか?

フローリング、クローゼットに変更したいけど、壁紙はまだきれいだから張替までは考えていない。

たまにそういったお客さんもいます。

基本的には、壁紙もセットで張替が必要になると認識しておいた方がいいです。

というのも、押入れをクローゼットに変更する場合、押入れの襖だけ洋風の建具に変更する!

という場合以外は、建具の枠からやり替える必要があります。

一応クローゼットに使用する枠をケーシング枠にすることで、壁紙を張り替えなくて仕上げることもできなくはないのです。

ただ枠を支える下地の位置などを考えると正直難しいです。

ですので、クローゼットに変えるのであれば、基本、壁紙の張替は必要である!と認識しておきましょう。

一応納得でいない方の為に簡単に説明しておきますね。

上の画像を見ていただくと、押し入れと天袋があり、その隣に梁がありますね。

このような場合だと、

・押し入れのサイズ

・天袋のサイズ

上下で大きさが違うため、クローゼットが納まらないんですね。

上記の場合の、納まりの考え方は、

①梁の下の高さに合わせるクローゼット

②梁横に幅を合わせて、天井いっぱいまでのクローゼット

下の画像は、まさに②の納め方ですね。

そうなった場合は、結局梁下部分の壁を造作しないといけません。

ちなみに、①で納めた場合は、天袋部分の壁を造作する必要があります。

で、壁を造作した以上、結局壁紙を張らないといけなくなります。

補修した部分だけ壁紙を張るということは、色味が明らかに変わってしまうので、そういった貼り方はしません。

このような場合は、違和感がないように最低でも壁一面壁紙を張り替えます。

和室の壁紙は和室に合わせた柄


和室を見たらわかると思いますが、和室の壁の仕上げが壁紙だった場合でも、基本使用している壁紙は、和室に合った土壁や砂壁の柄であることがほとんどです。

そのため、フローリングやクローゼットなのに壁紙の柄が土壁・砂壁だとちょっと違和感を感じてしまいますよね・・。

それでも気にならない方は、そのままでいいと思いますが、ほぼほぼの場合張替を行っていますね。

床、クローゼット、壁紙張替を含めた費用は!?


先程の畳からフローリングの工事を含め、押し入れからクローゼットに変更、さらに壁紙張替を行った場合は、

撤去費+
大工工事費(壁、天井、床下地工事+クローゼット取付、床工事)
+内装工事
+材料費(下地材含む)

こんな内訳になるでしょう。

ここまでくると正直いくらですというのはかなり難しいです。

というのも、通常作業を行う場合は、

造作工事は大工さん、

内装工事は内装屋さん

と業種ごとに分けて行うのが一般的です。

ただ、6畳くらいの大きさですと、たまに大工さんが壁紙を張替るということもあります。

またクローゼットの材料はどこのメーカーの商品を使い、サイズはどのくらいになるのかで、金額に大きく差が出てくるからです。

参考でざっくり出す万と30万~60万程度になると思います。

本当にピンキリです!

ご自宅の間取り・形状でもかなり差が出てきちゃいます。

№3:木部の撤去、交換or塗装を行う場合


さてさて、フローリング、クローゼット、壁紙。

ここまでくるとかなり洋室になったと言えます。

でも実はまだ完全な洋室にするためには、忘れてはいけない作業があります!

それは木部の処理!

具体的には、

・窓枠

・長押、付け柱、付け鴨居

などです。

窓枠に関しては、交換をするのか or 塗装をするのか

長押等の木部に関しては、撤去するのか or 塗装するのか

になります。

窓枠の交換や木部の撤去と、木部塗装は、工種も行うタイミングも異なるので注意しましょう。

窓枠交換・木部撤去は大工工事、

木部塗装は塗装工事

といった感じです。

上記のことを踏まえて流れを見てみましょう。

①既存の畳撤去、畳の下にある下地材や断熱材を撤去、

 押入れの中段や、枕棚撤去、襖、鴨居、敷居撤去

 木部撤去・補修を行う、大工工事

②クローゼットの建具のサイズに合わせて壁の下地工事

③フローリングが張れるようにベニヤ等を使い下地工事

④天井に壁紙が張れるように薄ベニヤ等を張り下地工事

⑤窓枠交換を行う、大工工事はここ!

⑥フローリングを張る仕上げ工事

⑦建具枠及び建具の取付(状況に応じてパイプハンガー等の取付)

⑧木巾木の取付

⑨窓枠等の木部塗装を行う、塗装工事はここ!

⑩壁紙の張替




木部撤去、補修と窓枠交換をするの場合は、赤文字

木部塗装の場合は、青文字のタイミングになります。

何故窓枠交換、塗装が必要なのか?

たまになぜ窓枠まで塗装や交換をする必要があるのか。

というご質問をよく受けます。

ご自宅に和室があればぜひ見ていただきたいのですが、和室の木部は、木、本来の素地で仕上げているのです。

時間がたてば、湿気や直射日光で黒ずんでいたり、かすんでいたりします。

普段、あまりよく見る機会はないですが、よくよく見ると意外と汚れています。

まあ、この汚れている感じの方が味が出て、和室の良さを引き出すともいえます。

日本特有の趣深さがあると感じますね!

しかし、残念ながらその趣深さも洋室に変えるとただの汚れ!

まあ、本当に目立つ!とにかく目立つ!

しつこく言うようですが、マジで目立つ(笑)

既存を一部残すリフォームの一番のデメリットは、残った部分の汚れがとにかく目立つ!です。

本当は、窓枠を交換する方が長い目で見ておススメですが、予算の関係上、塗装で対応するお客様の方が多いです。

以前の記事でも書きましたが、和室の場合は、廻り縁、長押、胴縁などの木部が至る所にありますが、とにかく補修が大変。

どうしても、撤去、補修する費用が掛かってしまうので、そのままにして、壁紙の色、建具の色に合わせて塗装して目立たなくする仕上げが比較的多いです。

窓枠交換、木部塗装の費用は!?


今回は、№1、№2の作業にプラスして

窓枠交換の施工手間+窓枠材 もしくは

窓枠塗装工事費用

となります。

塗装の場合は、6帖の和室の木部塗装の量はたかが知れています。

1か所いくらというより、単純に1日の作業費となります。

2万~4万前後が相場になります。

窓枠交換になると、基本は1箇所の計算になりますので、数が増えれば、金額が変わってきます。

6帖の和室の窓枠は多くて二つがほとんどです。

大体1.5万~5万円程度です。

余談ですが、既存の窓枠の上にカバーを被せ、簡単に窓枠が綺麗になるリフォーム用の材料も出ています。

過去に何回かやりましたが、仕上げは綺麗ですが、どうも、見た目以上に施工が大変みたいですね(笑)

ただ、窓枠交換するより安く済むのでおススメです。

今は本当に何でもありますね!

結局のところ・・。

長々書きましたが、費用をまとめると、

№1:畳からフローリングに変更する工事のみ

→15万~20万

№2:№1+押入→クローゼットを行う場合

→30万~60万

№3:№1+№2+木部の撤去、交換or塗装を行う場合

→35万~70万前後

といった感じですね!

あくまで上記は参考の価格で考えておいてください!

間取りや形状、壁の種類が異なれば、これ以上費用が掛かることもあります。

自身の予算に合わせてどこまで行うかぜひ検討してみてください!


まとめ


いかがでしたでしょうか?

今回は、

和室を洋室にするリフォームの費用というテーマでお話しさせていただきました。

今回お話しした内容以外の仕上げ方法もあります。

また、和室は物件、築年数によって作りが全然違います。

すんなりと行く場合もあれば、めちゃくちゃ苦労する場合もあります。

といっても基本的には検討する内容や流れは変わりません。

しっかり内容や流れを把握したうえで自身の好みに合ったリフォームを行ってみてください!



近年は情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、結局のところ自社で依頼してもらう為の集客方法に過ぎません。

不動産、リフォームや新築などご不明点やわからない箇所がわからないなど、初歩的なところからプロの方までご相談のっております。

プロの第3者の目によるご相談を受け付けております。

おかげさまで、大変多くのご依頼有難うございます!

また、不動産に関するお話しやお部屋探しについてものお問い合わせも受け付けております!

気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォームよりお問い合わせください!


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