Excel花図鑑「パンジー」

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デザイン・イラスト
グラフィック・ツール:Microsoft Excel
「パンジー」
・スミレ科スミレ属
・学名:Viola × wittrockiana
・別名:三色スミレ
・花言葉:物思い、わたしを思って
・原産地、自生地:ヨーロッパ
・開花期:10月下旬から5月中旬
 春を彩る草花で、プリムラと並ぶおなじみの花。
 園芸ショップを覗くと、ややこぶりのものが「ヴィオラ」として売られています。両者には明確な種別はなく、大きさの違いでそう呼ばれているようです。
 そもそも、スミレのことを英語でViolaといい、「紫色(violet)」を語源としています。管弦楽でおなじみのヴィオラは、その形がスミレの花弁に似ていることからつけられました。
 パンジーの名の由来は、フランス語の「パンセ(思想)」から来ています。花びらに描かれた黒い模様が、まるで思案している顔のように見えるからです。
 シェイクスピアの「夏の夜の夢」にもパンジー(原種であるサンシキスミレですが)が重要な役どころで登場します。
 妖精王オベロンがパンジーの花を絞って愛の妙薬をこしらえ、いままさにケンカの最中である愛妻ティターニアのまぶたに塗ります。
 これで仲直りができるはずだったのですが、肝心のティターニアはオベロンではなく、別の者に恋をしてしまう……というお話です。
 あ、パンジーには毒がありますので、くれぐれもまねをしないでくださいね。
 主な毒成分としてはねビオリン、サポニン、ビオラルチン、グリコサイドがあります。とくに種子や根っこに多く含まれています。
 神経麻痺毒であるため、最悪の場合は心臓麻痺を引き起こしてしまいます。
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