ウェブライターとして稼ぐ場合、はじめての方はクラウドソーシングを利用することが多いと思います。
クラウドソーシングは文章作成に特化されているものもあり、初心者や未経験者にも使いやすいですよね。
しかし、一般的にクラウドソーシングでライターをしていると、どうしても発注者側(クライアント/依頼主)がイニシアティブを握りがちです。
そこで、少しライターとして慣れてきたら、ぜひ試してみてもらいたいのがココナラです。
ココナラでライターとして記事作成サービスを出品し、効率的に稼ぐ方法を紹介します。
1.ココナラって?
みなさん、フリマは利用されたことがある方も多いのではないでしょうか。
ココナラは「モノを売らないフリマ」をコンセプトに運営しているオンラインサービスです。
通常のフリマのように、「モノ」を売買するのではなく「サービス」を売買します。
それにはデータとして納品できるものも含まれており、記事作成代行の他、ロゴ作成、ウェブデザイン、アフィリエイト相談などもあります。
ココナラで扱われているサービスは、記事作成代行だけではないので、ライティング以外に得意なスキルを持っている方は、それをサービスとして提供することができます。
私も数年前から利用していますが、ここでは特に、ライターとして記事作成サービスを出品するときのコツに集中して書いておきます。
ココナラと他のクラウドソーシングとの違い
自分から報酬条件を提案できる
ライターの目線で見ると、ココナラと他のクラウドソーシングとには大きな違いがあります。
まず、仕事の受注者(出品者)がイニシアティブを握れるということです。
ココナラは、無料登録すれば誰でもサービスを出品することができます。もちろん購入も可能です。
そして、その出品したサービスの内容を見て、お客さん (他ユーザー)が購入を検討します。
要するに、記事作成でサービスを出品するなら、記事単価も納品ペースも自分から提案ができるのです。
その他のクラウドソーシングのサイトでは、通常クライアントから文字単価○円(もしくは1記事何円)で依頼されるケースが多いですよね。
なかなか、「私はいくらで仕事をしますので、良かったら声をかけてください」とはアピールしづらいものです。
つまり、ライターとして仕事受注者側から提案し、それに見合ったお客様とのみお取引きすることになるわけです。
幅広いユーザーがいる
クラウドソーシングなどで記事作成を依頼する仕事発注者は、アフィリエイトで稼ぎたい人やサイト運営で生計を立てている人が多いです。
中には大企業のメディアの方もいますが、いずれにしても、比較的ビジネスライクなユーザーさんが多いように思います。
ココナラには、それよりももう少し幅広い客層の方(ユーザー)がいると感じています。
今まで記事作成(文章作成)でココナラで引き受けたお仕事の中は、アフィリエイト用のブログ・サイトコンテンツの作成ばかりではありません。
お花屋さんのウェブサイトのトップページに書くメッセージ(長いコピーライティングのようなもの)や、地域の配布物(紙の出版物)のための記事作成などもありました。
ブログ記事作成のお仕事であっても、ブログについてまったくの初心者の方もいれば、バリバリにアフィリエイトをやっている方もいました。
とにかく、客層が幅広いので、それだけでも楽しいんです。
これには、デメリットもありまして、中にはビジネス的なやり取りに慣れていない方もいました。
実際に納品する記事よりもメッセージのやり取りの方が長くなってしまうようなこともあります。
でも、ユーザー層が幅広いだけに「今度はどんなお客さんが利用してくれるかしら?」なんて、わくわく感もあります。
出品サービスごとに評価と口コミが付く
ココナラでは、出品サービスごとに購入者からの評価や口コミが書き込まれます。ここで良いレビューが付けば付くほど、利用者が増えます。
これも、サービス出品者側にとってはモチベーションが上がるポイントでしょう。
自分が良いサービスを提供すればするほど、そのサービスに対する評価が上がり、もっと多くの方に利用してもらえるという仕組みになんですね。
口コミが付くのは出品サービス単位なので、売れないサービスや良い評価が付かないサービスは、出品を辞めればいいんです。
その点、クラウドソーシングではライター個人にのみ評価が付きますので、ここにも少し違いがあります。
ココナラへの登録方法
ココナラに登録するのは無料でできます。メールアドレスを入力して送信し、必要事項として、個人情報を入力するだけです。
報酬は銀行振り込みとなり、現金で支払われます。
出品するのは無料でできますが、実際にお仕事が完了して報酬が支払われるときには、報酬金額からシステム手数料が差し引かれて振り込まれます。
ですので、出品するときには、あらかじめ手数料が割り引かれることを意識して価格を付けましょう。
最初の登録時には、銀行口座の情報や、本人確認書類の提出は必要ありません。
ですので、とりあえず登録だけしておき、実際に出品して報酬が発生してから振込口座の情報を入力するというのでもOKです。
ぜひ、試してみてください!