テレビやネットのニュースを見て、今週末ある悲しいニュースを知っている方も多いかと思います。
そのニュースを見ていると、
「〜かと思っていた」と関係者の方のコメントがありました。
笑って許されるミスも、取り返しのつかない悲しいできごとも、
事の原因は全て同じだと思っています。
私も昨日、お寿司屋さんで「あかいか明太軍艦」なるものをオーダーすると、なんと!「うに軍艦」が出てきました。
(あれ? なんかグレードアップしている)
もう一回頼んでもやっぱり、うに軍艦が出てくる。
2つともお返ししましたが、原因はシステムではありませんでした。
作る前の確認、流す前の確認の「二度の確認」で防げるはずが、
1:作る前は、色が似ているうにだと「間違えて認識していた」
2:商品を流す前は、間違うはずがないと「確認を飛ばしていた」
2つの原因とのこと。
斜め前のテーブルの方達も同じことが起きていて、スタッフさんを呼んでいました。
そう、ミスは一つでは起きません。
全工程で「〜と思っていた」になることで、ミスは起こります
これが、
*お寿司の作り間違えなのか
*デートの日を間違えて彼女にフラれるのか
*左目を手術するはずが、右目を手術してしまったのか
*燃料計は異常をさしているのに、燃料があると思ってフライトを続け墜落したのか
結果の重大さが違いすぎるだけで全て、原因は一緒なんです。
報道番組を見ていると、専門家のような人が
業界特有の人材不足だと言いますが、私は決してそうは思いません。
人がいればいるほど、きっと
「あの人がやったと思った」と言い出すような気がします。
現に、先ほどの
目の手術の間違いも、飛行機の墜落の重大事故も、
前工程の人が正しくやっているから大丈夫と、次へ次へ進んだ悲惨な結果です。
反対に言えば、その内の誰か一人が確認したり報告すれば、防げたミスばかりです。
さて、ココナラのブログでわざわざこんなことを書くのは、なぜか。
多くの出品者のみなさんは、「一人」です。
つまり、人に頼らず全部自分で確認しないといけないということです。
「〜かと思っていた」と一度思ってしまったら、自分一人なのでもう歯止めは効かない可能性があります。適宜、新鮮な気持ちで、客観的な確認が必要です。
副業だから、趣味でお小遣い稼ぎだから、プロではないないからではありません。
対価をいただいている以上、誰もがプロです。事業者です。
誰も間違う前提で作業していないので、自分を省みるのは難しいかもしれませんが、気をひきしめて取り組みたいところです。