ワインペアリングの見つけ方・考え方

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こんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。

ワインのマリアージュを探すためには、ワインや料理における深い知識が必要となります。

もちろんペアリングにも高度なテクニックが求められますが、基本的な部分はワイン初心者の方でも挑戦することができるのでおすすめです。ワインと料理をペアリングさせる方法を紹介しましょう。

・共通点で合わせる
・対照的なもの合わせる
・格を合わせる

それぞれ、簡単に説明していきましょう。

・共通点で合わせる
共通点があるものであれば、“色を合わせる(赤ワインには茶色系のソースなど)”、“香りで合わせる(白ワインの柑橘系の香りに柑橘ソースを合わせるなど)”、“風味で合わせる(スパイシーな風味のワインにはブラックペッパーが効いたものなど)”が定番です。
また、ワインの産地と食材の産地を合わせる、ワインのボリューム(強さ)と同じボリュームの料理を合わせるというテクニックもおすすめです。

・対照的なもの合わせる
似た部分を探して合わせるペアリング法とは逆に、対照的なものを合わせるというのもひとつのテクニックです。塩辛いタイプの料理に甘さが感じられるワインを合わせるなど、逆の個性を持っている組み合わせもおすすめ。
また、すき焼きなど甘さを感じさせる料理にすっきりとした果実味の強い赤ワインを合わせる、といった方法もあります。

・格を合わせる
ワインには高級ワインとカジュアルなワインがあるように、食事との品格を合わせるという方法もペアリングテクニックのひとつです。ただし、高級ワインに高級食材が必ずワインが合うわけではなく、あくまでペアリングしやすい組み合わせであることが前提であることが重要です。
格については若干気分の問題もありますが、ペアリングはどういった気持ちで楽しむのかも重要な要素。例えば、ボルドーの格付けシャトーに高級牛肉のステーキといったように、ある程度ワインの格と料理の格を合わせることもペアリングには重要であることを覚えておきましょう。


ペアリングコースについて

プロが選んだワインペアリングを楽しみたいという方もいるでしょう。
そういった方は、ペアリングコースが用意されているお店でコース料理を楽しむという方法がおすすめです。ペアリングコースは各店舗ごとにルールが違ってきますが、基本的には「一皿に対してひとつのワインのペアリング提案」といったメニュー構成になっています。

また、コース料理全体に合うワインを数種用意している場合やほかの酒類を組み込んだペアリングコースになっている場合もあります。
ペアリングコースを楽しみたい場合、どういった構成になっているのかお店側に確認しておいた方が安心でしょう。

ペアリングを知ってワインライフをより豊かに!

ワインとどんな料理と合わせるか。これが、ワインの楽しみのひとつでもあります。

ペアリングについて理解を深めることで、よりご自身のワインライフが豊かになることは間違いありません。
ご自宅で知人や友人と一緒にペアリングに挑戦したり、お店のペアリングコースを体験してみるなど、さまざまなワインペアリングを楽しんでください。

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