【STUDIO】STUDIOにて実現できること・できないこと(おおまか紹介編)

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ビジネス・マーケティング
皆さんお疲れ様です!STUDIO制作が得意な「そうし」です!

前回の「ノーコードツールSTUDIOとは?」という記事では、ノーコードツールのSTUDIOとはどのようなツールなのかとういう紹介をしました。

今回は、大まかにSTUDIOにて実現できること・できないことの部分を紹介していこうと思います!
ページ画面でできることや画面ごとの具体的な機能については、また後日紹介しようと思います!
前回のメリット、デメリットの部分と被る項目もありますが。。。その点はご容赦ください。。。

ではさっそくみていきましょう!

1、STUDIOでできること

・自社でWEBサイトの更新ができる
自社WEBサイトを構築後、画像の差し替えや、文章の修正、後ほど紹介するCMS記事の更新など手軽に行うことができます。
通常制作ベンダーさんにこれらの依頼すると、スポット対応料金やベンダーさんとの打ち合わせが必要になります。
STUDIOであれば、詳しい知識がなくても簡易な変更であれば可能です。
ただ構成が変わるような大きな変更の場合は、制作ベンダーさんにお願いするのが良いと思います。

・CMS機能の利用ができる
まずCMSについて説明していきます。
CMSとは「Contents Management System」の略称です。ざっくりいうとWEBサイトやブログなどのコンテンツを管理するシステムのことです。

↓こんな感じ(私のポートフォリオCMSの管理画面)
スクリーンショット 2024-04-30 094808.png

STUDIOでは、ブログやニュースなどを表示する型ページを作成すれば、
ブログなどの記事コンテンツをCMSで管理することで、コーディングの知識がない人でも、簡単にコンテンツを追加・編集することが可能です。
また公開予約機能や権限の管理、WordPressからのコンテンツの移行などもできます。

↓作成したサンプルサイトのコンテンツ表示ページ
スクリーンショット 2024-04-30 163836.png

CMS記事には、Facebook/ Instagram/ X/ note/ YouTube/ Google Mapなどの外部サービスを埋め込むことができます。

・レスポンシブ対応
レスポンシブ対応とは、WEBサイトのデザインをPC・タブレット・スマホなどの各デバイスで、テキストや画像サイズなどを変更し、ユーザーが見やすくなるように調整することです。
STUDIOでは、最大5つの画面幅のレスポンシブ設定が可能です。

・独自ドメインでのサイト公開
STUDIOでは、無料アカウントの場合は「https://~~~~~~.studio.site」のようなSTUDIOのドメインになるのですが、有料プランにすると独自ドメインを設定することが可能です。
独自ドメインを使用する場合、STUDIOではドメイン取得することができないので、「お名前.com」や「ムームードメイン」など別で取得する必要があります。

・SEO対策
STUDIOでは、SEO対策をすることも可能です。
WordPressに比べると設定できる箇所は少ないですが、タイトル、説明文(meta description)、カバー画像、ファビコン、各種HTMLタグ、サイトマップ、構造化データなどにも対応しており、十分な対策を行うことができます。

・外部サービスとの連携
有料プランの場合、以下の外部サービスとの連携が可能になります。

【マーケティング系】
⇒Google Analytics
Google Analyticsとは、アクセス解析が無料で行えるツールです。アクセス解析ツールの定番ですね。

⇒Google Search Console
Google Search Consoleとは、SEO設定した効果が出ているかチェックしたり、検索エンジンに対して最適なWEBサイトになっているか確認することができるツールです。

⇒Googleタグマネージャー
Googleタグマネージャーとは、Googleが提供するタグ管理ツールです。
頭文字をとってGTM(ジーティーエム)とも呼ばれます。
Webサイトやホームページ、広告などにタグを設置できるほか、どれくらいの成果が出ているかを計測したり、一括で管理することができます。
ざっくりいうとWEBサイトの訪問者が、どこをクリックしたかを調べたり、広告を出すためのコードを追加したりすることができます。

⇒Facebook Pixel
Facebook Pixelとは、Facebook広告をクリックして自社サイトに訪れたユーザーのデータを計測・蓄積できるツールです。

⇒Google reCAPTCHA v3
Google reCAPTCHA v3とは、botなどによる悪質なアクセスからWEBサイトを守るための機能です。
入力フォームを送信する際に「私はロボットではありません」と表示されるやつですね。

⇒HubSpot Tracking (Beta)
HubSpot Tracking (Beta)とは、WEBサイト上で訪問者の行動を追跡するためのツールです。
WEBサイトに訪れた人がどのページを見たかや、どのような行動をしたかなどの情報を収集することができます。

【カスタマーサービス系】
⇒チャネルトーク
チャネルトークとは、チャット機能に特化したカスタマーサポートツールです。
問い合わせ対応をチャットボットで自動化できるほか、社内外の情報をまとめて管理する機能もあります。無料で簡易的なチャットをすぐ導入出来るので便利です。

⇒intercom
intercomとは、カスタマーサポートプラットフォームです。
WEBサイトやアプリ内で顧客とのコミュニケーションを改善するためのツールです。主にチャットボットやライブチャット、メッセージング機能などを提供しています。

【API系】
※現時点では、API系のサービスは無料アカウントでも使用することができます。

⇒Notion
Notionとは、メモやタスク管理、ドキュメント管理、データベースなど、さまざまなツールを1つにまとめたアプリケーションです。
WEBサイトに載せたいデータをNotionで管理し、連携・取得したデータをSTUDIOで使い、WEBサイトで公開するという使い方ができます。

⇒airtable
airtableとは、簡単な操作でデータベースを構築できるノーコードツールです。
airtableでデータを管理し、連携・取得したデータをSTUDIOで使い、WEBサイトで公開するという使い方ができます。

⇒microCMS
microCMSとは、株式会社microCMSが提供するコンテンツ管理システム(ヘッドレスCMS)です。
ヘッドレストCMSは、フロントエンド機能(デザインなど目に見える部分のこと)を持たず、バックエンド機能(データベースなど目に見えない部分のこと)のみを備えた、コンテンツ管理に特化したCMSのことです。
コンテンツ管理はmicroCMS上で行い、連携・取得したデータをSTUDIOで使い、WEBサイトで公開するという使い方ができます。


2、STUDIOでできないこと

・ソースコードでの直接編集ができない
STUDIOでは、基本的にHTMLやCSS、JavaScriptにて直接編集することはできません。そのため実装できる機能はSTUDIOに依存してしまいます。
※有料プランのみ、「カスタムコード機能」にて一部編集することは可能です。この際デザインエディタとライブプレビューでは見ることはできないので、確認は本番サイトですることになります。

・ログイン機能・会員登録機能がない
会員登録とログイン機能がないため、会員制のサイトを作成することはできないです。

・決済機能・カート機能・検索機能がない
決済機能とカート機能、検索機能がないため、ECサイトを構築するには不向きです。
決済機能を別のサービスと連携するなどすればできないことはないです。

・コメント機能がない
コメント機能がないため、ブログサイトなどにも不向きです。

・予約機能がない
予約機能がないため、ホテルや飲食店のような予約サイトの構築にも不向きです。
ただSELECTTYPEのような外部サービスと連携することで、簡易なものは作成可能です。

3、まとめ

以上、STUDIOで実現できること・できないことを大まかに紹介しました!
次回はSTUDIO実装時にできること、できないことを紹介しようと思います。

ちなみに上記の「STUDIOでできないこと」に記載があっても、工夫をすれば解決できることもありますので、もし「こんな機能も作れるのかな?」など、少しでも気になったら「こんな機能考えてるんですが・・・」みたいに気軽に相談していただければ、解決策を一緒に考えていきます!

私の出品ページも載せてますので、ちょってでも見ていってくれると嬉しいです!(とはいえ受注実績はまだないので、爆速丁寧対応いたします!笑)

↓私の出品ページ


今回は以上です。
ありがとうございました!
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