○○がしたいけど○○がないので今はできない、と言っている人はいつまでたってもやらない

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私がコンサルタントみたいなことをしていた時、多くの起業志望者に出会いました。
今から思うと何とも不思議な人たちでした。
ある人は会社の悪口ばかりを言い続け、ある人はなぜか自分の会社や立場の自慢をしたり・・・と。
私は思ったものです。
「結局は会社勤めが好きなんじゃないの?」
そういった類の人たちはいつまで経っても起業はしませんでした。
それどころかフリーランスになったり個人事業主にさえもなりませんでした。

それと、いつまで経っても起業しない人たちの共通点がありました。
それはこのエントリーのタイトルにしたとおりの・・・
「○○がないので今は準備しています」的なことを恥ずかしげもなく言っていたことです。
多くは「お金がないので・・」と「時間がないので・・・」といった言い訳をしていましたね。
起業する人は殆どが「見切り発車」でスタートさせています。
完璧な準備など不可能ですし、モタモタしているうちにタイミングを失ってしまいます。
起業に成功した人たちはこのことをよく知っていたのですね、きっと。
それにいつまでも言い訳を並べてやらない人たちは「本気」ではなかったのです。
まあ、ものは考えようで、そのような人は何かの弾みで始めてみても失敗していたでしょうしね。
居酒屋で会社や上司の悪口や愚痴を言い続けておとなしくサラリーマンを続けるのがお似合いなのです。
あっ、誤解しないでくださいね。
私はサラリーマンをバカにしたいのではありません。
きちんと自分の役割を果たし、この社会を支えている人たちに対してはリスペクトしています。

ただ、いつまで経っても起業しないという人の気持ちは何となくは分かるのです。
・このまま今の会社にいても先が見えている。
・一度は一国一城の主になってみたい。
・でも、失敗したら自分や家族を路頭に迷わせるかもしれず、それは恐怖以外の何物でもない。
・・・と、色々と堂々巡りをしてしまうわけです。
特に日本では一度レールから外れてしまったら、なかなかにリカバリーできないという面が多々あります。
特にサラリーマンを辞めてしまった場合は特に。
一昔前と比べて、この日本社会の負の側面はやわらいできましたが、まだまだ失敗は許されないという雰囲気は色濃く残っています。


ここまでは「起業」に絞って話を進めてきました。
他の分野でも同じことが言えます。
○○がなくて○○できない、○○があれば○○できるといった考えに捉われている人は多いと思います。
なかなか新しいことにチャレンジができない、と嘆く人はこの考えに縛られているケースがとても多いのです。
私は今までの人生を振り返ってみると、結構「見切り発車」的に新しいことを始めたり、環境を変えたことが多かったと思います。
幸運にも大失敗はしたことがなく、今ここで無事に毎日を送っています。
こんな私が言えることは・・・
「大丈夫、なんとかなる」
・・・何とかの一つ覚えかっ!とツッコミたいあなた、その通りです。
人生には失敗はない。
ただ思うようにうまくいかないこともある・・・
そして、うまくいかなかったことをいつまでも悔まない。
次への「学び」として捉えて、再チャレンジすればいい。
ただ、それだけのことだと私は思っています。


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