文章を書く際、同じ文末が続くことは意外と見落としやすいNGポイントです。
様々な文末表現を使い分けることで、読者を飽きさせず、リズム感のある文章を作成できます。
本記事では、文末表現の種類と効果的な使い方を紹介します。
「同じ文末が続く」とは
同じ文末が続くとは、たとえば「ですます調」だと、「~ます ~ます ~ます」「~です ~です ~です」のことです。
3回続くと、読むのが飽きやすくなったりリズムが悪くなったりします。
私が携わってきた大手企業のレギュレーションでは、必ず「文末は3回続けたらNG」としていました。
そして、私が習ってきたライティングスクールでも、同じように教えていただきました。
以上の理由から、文章の文末は同じものをつかわない方が良いと、私は思います。
同じ文末が続いた例文
ここからは、例文をご紹介します。
・文章を執筆する際に、同じ文末が続くことはあります。
・自分では気づかなくても、読者はストレスを感じてしまうことがあります。
・本記事では文章の文末の気をつけ方を解説します。
上の3つの文章で、3回「ます」が続いています。これらの文章を修正したのが、以下のものです。
・文章を執筆する際に、同じ文末が続くことはあります。
・自分では気づかなくても、読者はストレスに感じてしまうことがあるでしょう。
・本記事では文章の文末の気をつけ方を解説します。
このように「でしょう」に変えることで、3回続かないように修正できます。
私は「でしょう」以外には「です」を使ったり、場合によっては体言止めを使ったりして、調整することが多いです。
です・ます調のほか「だ・である調」でも同様に、3回続けないよう工夫するのがおすすめです。
文末表現の例
たとえば、文末表現には以下のものがあります。
・です
・ます
・だ
・である
・でしょう
・でしょうか
・ですね
・ますね
・ましょう
・でした
・ました
・ください
・ません
・だろう
など
このような文末をうまく活用して、同じ文末を続けないようにします。「ます」「です」だけでなく、「でしょう」「ですね」など、豊富な選択肢を活用しましょう。
まとめ
同じ文末を避け、多彩な表現で読者の興味を引きましょう。
同じ文末が続くと、読むのが飽きやすくなったり、リズムが悪くなったりします。
文章の全体の流れを意識しながら、文末表現を選択しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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