R05【19環境部門】必須問題Ⅰ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -

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R05_I-1「過去問題」

 令和4年版の環境白書によれば、現在、「気候危機」とも言われている状況にあり、また、大量生産・大量消費・大量廃棄のライフスタイルは、大量の廃棄物や排出ガス、排水等を発生させるとともに、生物多様性の損失を招き、地球環境に限界をもたらしつつある。これらの危機に対処するためには、持続可能性を実現するための「脱炭素」、「循環経済」、「分散・自然共生」という多角的かつ相関している3つの切り口からのアプローチが必要である。以上を踏まえ、持続可能で強靭な社会経済を実現するためのアプローチについて、以下の問いに答えよ。
(1)上記の切り口を踏まえ、技術者としての立場で3つ以上の観点から課題をそれぞれ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち、国際的目標達成の困難性が高い課題であって最も重要と考えるものを1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、環境部門の専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要な要件を題意に即して述べよ。


R05_I-1【解答例】

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