迷った時に思い出す人

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GWやお正月の長期休みは家族の予定があったり旅行の予定があったりと割とバタバタしていて、今回は初中学生のバスケットの春季大会の審判をするというミッションも追加されていて、頭の中が割とバスケとGWのスケジュールでいっぱいになってしまっていました。
長期の休みのあとは頭が少しふわふわする感覚があるんですが、今回は審判の件もあり、ふと
「あれ、お部屋作りの発信てどうしてるんだっけ」
と完全に迷子になってしまいました。

そんな時に一番大事な気持ちを思い出させてくれる人がいます。
1度だけしか会った事はないし名前も全然覚えてない人ですがずっと私の活動の原点になっています。
昔大阪の東梅田のダーツバーで働いていた時にふらっと若い2人組の男の子が来店しました。
少し話してみると、なんと出身が石川県の珠洲市なんです。
「私も石川県出身で、おばあちゃん家が珠洲だからよく行くよ!」
と言うとすごく驚いて、でも嬉しそうにしてくれました。
「なんで大阪に出てきたの?」
と聞くと、少しためらった後に
「音楽をやりたくて。…笑う?」
と苦笑いして聞いてきました。
その時にとっても悲しいというか悔しい気持ちになったのを覚えています。
「笑わないよ!珠洲にとどまったまま言ってるならアレだけど、大阪に出てきて行動してるのに、笑わないよ!」
と言うとホッとした顔をしていました。
石川県珠洲市という場所で「音楽」を仕事にするという事が、周りの大人たちにとって、とても異次元な事なのは想像がつきました。
笑われた経験があったから「…笑う?」と聞いたんだろうな、と思いました。

応援されない夢を持って挑戦する人がたくさんいます。
応援されている人よりも、ずっと過酷な状況で踏ん張ってる事は簡単に想像がつきます。
そんな人たちの味方を作りたい、支えがあってほしいと思いました。
その”味方や”支え”に「お部屋」がなれたら、と思ったんです。
「安心できる、体力・気力が回復できる居場所」がある事は重要です。
過酷な状況ならなおさらです。
改めて彼らを思い出して
「そうだそうだ。彼らに届けたかったんだ」と思い出しました。
自分の過去の経験ももちろんベースですがコーチングを絡ませたらいいんだ!と思ったキッカケは彼らにあります。
挑戦する人が頑張れるようなお部屋作りの発信をこれからもしていきたいなと思います。


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