中3物語/ほいほいの魔法の畑 第5話/大事なのは自己表現だ。スター誕生<伝説2>S編

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学び
2022年4月2日
学習塾リバティ 木村友彦


 子どもたちに囲まれて仕事をしている。なんて幸せだろう。子どもと私は並列で、子どもも私も同じ地平に立って喜びを感じてる。子どもが感じてる喜び。私が感じてる喜びをお伝えしたい。

 星の数だけスターは誕生する。

<伝説2> 今話は新高1のSの登場だ。Sは中3の12月にリバティの門をたたいた。オール5(書いちゃった)。数学と国語のC問題の準備をしたいと言ってきた。
 ちゃんと第一志望高校に合格したSは「食パン」って言った。Sとは「食パン」のSなんだ。
 ひところからリバティでは、一番大きい数は何?無量大数と不可思議のどちらの数の方が大きいかという話題が盛り上がっていた。誰だっけかがけーたいで調べたところ、無量大数は10の68乗。不可思議は10の64乗。ってことは無量大数のほーがおーきーね。でも、そこでセンセ。「どちらも有限な数だから一番大きい数とは言えないよなあ。無量大数+1とか無量大数×無量大数とか考えられるやンなぁ。」そこで新出のC(チャンジャやろー/後日詳解)。「えっ。フカセツフカセツテンがいちばんおおきんちゃうーん。」
 関心のある方は検索して。仏教の「華厳経」だかナンだかに出てくるらしい不可説不可説転。でもでも。+1とかは?
 センセ「無限に大きいいちばんの数は名付けるしかないな」。そこでSの一言が出た。「食パン」。センセとJ(じゃがいも君)は即。承認。リバティでは「食パン」がいちばん大きい数になった。
 でもCが異議を唱える。「フカセツフカセツテンがいちばんおおきんちゃうーん。」「だからー」「・・・」「切腹するか」とCに迫るセンセに、Cは「じゃ。チャンジャっ。」子どもに優しいセンセが折れてCは切腹を回避できたんだ。
 そーゆー訳で現在のところは「食パン」と「チャンジャ」の両方あるリバティだ。「底なし」のSに「ゴキブリアース何回までかけられても大丈夫?」「食パン回」笑。「医者になりたい」と言ったSを「目の前で人が死んでいくでぇー」って脅かしたセンセに、Sがビビって答えて「ゴキブリアースは食パンまいなす3回まで」笑笑。なんかスゴいことしたときにセンセがSに「それでいい。センセの太鼓判を『食パン』回どーん!」爆笑。ってふうに活用されている。
 最近になって、私自身にもできるようになってきた「自己表現」やン。子どもたちにもインプットばかりでなく、アウトプットの機会が多いと良いなぁって思うこのごろ。3ヶ月余りの短期間に、勉強もおちゃらけも急成長したS。とーちゃん。かーちゃんのハーフやンなあ。きっと。DNAをしっかり引き継いじゃった新中1のいもーとB(ぼーちゃん)も塾生なんだよなあ。
 さてさて。どーなっちゃうかな?
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