中3物語/ほいほいの魔法の畑 第2話/大事なのは自己表現だ。「どーなっちゃうかな?」編

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学び
2022年3月29日
学習塾リバティ 木村友彦


 子どもたちに囲まれて仕事をしている。なんて幸せだろう。子どもと私は並列で、子どもも私も同じ地平に立って喜びを感じてる。子どもが感じてる喜び。私が感じてる喜びをお伝えしたい。
 「どーなっちゃうかな?」 子どもがなんかスゴいことしたときとか、なんかできたときとかにセンセがそー言うんだ。普通、最初は子どもは何も返してこない。だから基本形として「あーなっちゃう」って言えばいいんだと教えてあげる。ノリの良い子はすぐに「あーなっちゃう」が来る。でもそれはまだ甘い甘い。「こーなっちゃう」とか活用させないと面白くない。これでキョトンとしてる子はまずいない。まーウケる。
 「どーなっちゃうかな?」しばらくすると「そーなっちゃう」ぐらいは当たり前。けれどパターン化されて面白くない。「うーん」と考えた子に「今日食べたもんで」とサジェスチョン出してみた。なんとも驚き。「たこやき」が来た。T(たこやき)の誕生の瞬間。14年間の人生のうちでも、リバティの歴史においても、まさに革命と言っていいだろう。
 そんなこんなで「どーなっちゃうかな?」が流行ってる。今では体験学習初日に「マヨネーズがはみ出したポテトチップス」とする子がまでが出現した。J(じゃがいも君)だ。
 かーちゃんK。保護者で初めて「どーなっちゃうかな?」に返してくれた金メダリストだ。「カレーライス」って。カレーライスは2日目はカツカレー。3日目はカレーうどんがいい。4日目はサッポロ一番みそラーメンを買ってきてルーを冷たいままどばーっとかけて、白飯もいっしょに入れてかきまわし、超大盛りガッツリ食べるのが好きだ。
 最近になって、私自身にもできるようになってきた「自己表現」やン。子どもたちにもインプットばかりでなく、アウトプットの機会が多いと
良いなぁって思うこのごろ。かーちゃんAの「スーパーサイヤ人」が銀メダルで、かーちゃんUの「まんまる太陽」が銅メダルだ。4位入賞を目指して。さあ、あなたに。「どーなっちゃうかな?」
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