癌と認知症

記事
コラム
精神科看護師の桂次です。

今回は「癌と認知症」について投稿をしたいと思います。

最近、親戚が闘病の末に癌で亡くなりました。

非常にお世話になった大好きな方だったのですが、その方は生前「認知症じゃなくて癌で良かったよ、本当にラッキーだ」と話していました。

正直、「癌がラッキーだとは笑えない冗談だ」と受け取っていましたが、

その方が亡くなってからこの言葉の意味をよく思い出すようになり、私は「癌と認知症」を比較するようになっていました。

ところで、「癌」にも「認知症」にもなりたくないと考えている方は、その確率はどのくらいだと予測しますか?

知っている方も多いと思いますが、「癌」は2人に1人、認知症は5人に1人とが罹患すると言われています。*認知症は65歳以上の5人に1人です。

そこから算出すると、一生のうちに癌にも認知症にもならない方は40%しかいません。

半分以上の方はどちらか、もしくはその両方に罹患する試算です。

当然、どちらにも罹患したくありませんが、どちらか選べと言われたら・・・

「生きる」という側面から見ると「癌」にはなりたくありませんし、「自分らしさ・尊厳」という側面から見ると「認知症」にはなりたくありません。

そこで、自分ならと考えると・・・、
やはり私も「自分らしさ・尊厳」を重要視し、「癌」を選択するでしょう。親戚もそういったことを話していたのかもしれません。

人は100%死ぬ訳ですので、そうなのであれば、厳しい痛みや体力の低下はあるものの、自分も含めて周囲の人達に準備をする期間、自分らしく過ごす「時間」がある方が良いという考え方ですね。

「癌と認知症の比較」など不謹慎なお話でしたが、私も40代後半となり、こういった話題が身近になってきました。

「癌」にも「認知症」にもならないことは少し難しいかも知れませんが、とりあえず「認知症」確率の1/5はだけはなるべく引かないよう、今のうちから食べ物に気をつけて、新しいことにチャレンジしていこうと思い、今日も筋トレに勤しんでいます。

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