インド占星術における月の重要性

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 インド占星術においては、9つの惑星の中で「月」を最も重要視します。
 なぜなら、「月」は「母」だからです。あらゆる生き物は母から生まれてきます。人間は母親から生まれてきます。母に肉体を与えられて生まれてくるのです。そして、その後生きていくうえで、母から注がれる愛情が得られるか、そうでないかによって、人生は大きく左右される場合もあります。そして、その人生のプログラムは、すでにホロスコープ上に現れていることがあります。

 「月」は、人間の心を表しています。心はいつも流れているものです。止まってしまうと死んでしまいます。ですから「心=感情」は常に動いて流れゆくものでなくてはいけません。
 そして、月は水の象意でもあります。人間の体内の液体は血液であり、その源は水です。人間は水を飲まなければ生きていけませんし、人間の体の約60%は水分でできています。体の水が冷えると、体内のエネルギーの流れは滞り、そして止まってしまうと死を迎えてしまいます。ですから、体を冷やしてはいけないのです。それは、心身の死をも意味します。インド占星術における月の象意や考え方は、それほどまでに重要な星なのです。

 したがって、母であり、女性である月の感情・気持ちは、常に流れていなければならないのです。
 月が良い状態でない場合、精神的に病んでしまうリスクが高くなってしまいます。ですから、インド占星術においてはホロスコープ上、月がどんな状態にあり、どの部屋に居て、

 どの星とコンビネーションしているか、どの星のアスペクトがあるのかを見極める必要があります。
 また、土星とのコンビネーションやアスペクトを受ける場合、状態によっては心が非常につらいプログラムとなっている場合がありますので、注意が必要です。
 ご自身の月の状態をお知りになりたい方は、ぜひ当方のインド占星術をご利用ください。

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