おはようございます、PARADOX SOUNDS です!
MIXエンジニアさん(MIX師)にMIX依頼をする際の注意点として
気を付ける部分は膨大となるため、無駄なく厳選した内容を4つに絞りまとめてみました!
当方に依頼する際に限らず全てのMIX師さんにご依頼する際に注意する必要があるため、MIX依頼をする予定がある方は是非チェックしてみてください!♪
要点を抑えたい方は下記の目次を見て頂けるサクッと読めます!
MIX依頼時の注意事項 ・最強厳選ポイント4選
1.音割れ(クリップ)していないか確認!
上が音割れしていないボーカルの波形となります。
下が音割れ(クリップ)したボーカルの波形となり、赤枠部分がクリップしてしまった箇所になります。
音割れ時に発生してしまう音のことを『クリップノイズ』といいます。
残念ながらクリップノイズを後から完全に取り除くこと
はできません!... (´;ω;`)
ソフトにより多少のクリップノイズを取り除くことは
完全に綺麗に消し去ることはできません。 ('Д').....ひゃぁああ~
そのため、過度に音割れしてしまっている場合は、蘇生する事ができないため、歌いなおすしか方法はありません!...
「良いテイクが録れたのに音割れしてしまった…」
↑かなり萎えます(´;ω;`)
録音を始める前に、まずはしっかりとインターフェースのゲインの
調整を行いましょう!稀にゲインの調整したのに、
音割れのような現象が起こってしまうこともあります。
そのため録音時にベストテイクを2つ録っておくのがお勧めです!
(※マイクとの距離感も気をつけましょう)
2.書き出しはwavデータでお願いします!
aiffやmp4ではなくWAVデータにて書き出しましょう。
録音した音源を書き出す際の形式例
例 44100Hz/16bit 44100Hz/24bit 48000Hz/24bit
ボーカル、インストと同じファイル形式で書き出しましょう。
3.音源は頭出しにする!
↑書き出す前の状態
・水色がボーカル・緑がオケです!
イントロでは歌が入っていないですが赤の部分の余白も含めて開始0秒からデータを書き出します。
頭出しとは?(';')....
inst(カラオケ音源)とボーカルの歌うタイミングを合わせることを言い、
歌のない無音部分も含めてボーカル書き出しすることです。
書き出した後にinstと歌の秒数が同じになっているかをしっかり確認しましょう。
例
instが4分20秒に対し、ボーカルデータが3分50秒など異なっている場合は頭出しができていない可能性があります。
頭出しはmix師側で行うことは可能です!ですが歌い手の
ナチュラルなリズム感が多少失われてしまう可能性があります。
頭出しができているかの確認方法としてソフトに書き出したデータを読み込む事で位置があっているか確認することができます。
4.完成イメージがある場合はキッチリと伝える!
「透き通った真夏の空のような音で、きらきらした感じがいいです(';')♪」
お気持ちはわかります!...なるべくご要望に応えたいのですが抽象的な表現の場合はイメージをシェアしにくいため、なるべく避けた方が良いです!
必ず依頼するときにmix師にイメージが伝わるように伝えましょう!
参考にした音源の動画や音作りの質感に対するイメージがある場合は必ず依頼をする際に伝えましょう。
参考にした動画が実際にある場合はそのリンク等を一緒に送るの手っ取りばやいです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
MIX師さんにMIX依頼をする際の注意事項が分かったと思います。
今回お伝えした内容を守ることで、MIX依頼をスムーズに行うことができ、尚且つクオリティーも向上する可能性があります。
是非この記事を参考にしながら
MIX依頼をしてみましょう!