いつもと違ってちょっと趣味の音楽の話をしていきたいと思います。
閑話休題程度に読んでいただければ幸いです。
最初の音楽との出会いはまだ幼稚園に入る前。
父がステレオを購入してきたことから始まります。
当時の値段で7〜8万円と高級家電であったのですが、父の高校時代の友人が家電メーカーで勤めていたこともあり、格安で購入したものだった。
大正生まれの父としてはかなり変わったレコードを購入してきた。
一枚はプラターズのベスト盤。そしてゴールデンゲートカルテットのライブ盤。ナットキングコールのベスト盤。
太平洋戦争を経験している父としてはかなり珍しいブラックミュージックだった。どちらかと言えばゴスペル系の音楽だった。
このアルバムを最初に聴いたことが後のわちきの音楽ルーツが始まった。
当時、レコードを聴くと言うのはまだまだ贅沢なことであったと思う。
まずレコードをターンテーブルにのせ、針をレコードに落とし、針が飛ばないようにスピーカーの正面に置いた椅子に座ってゆっくりと音楽を楽しむ。
とても贅沢な時間を持つことであったのです。
その頃、テレビではGS(グループサウンズ)と言うものが全盛でスパイダース、タイガース、テンプターズ、ブルーコメッツ、ワイルドワンズ、オックス、モップス、ゴールデンカップス、パープルシャドウズ、ヴィレッジシンガーズなどなど多くのバンドがテレビに出ており、コンサートでは「失神」と言うことが話題になり、若い女性が失神して運び出される様子が映されており、その後、1〜2年後にブームが終息する頃はテレビのスポットニュース(今はなくなりましたが、55分くらいからの5分程度のニュース)でも解散コンサートが報道されたりしていた。
その中でもテンプターズ、スパイダースは大好きだった。後から考えると両バンドともどこかブルースっぽく、黒人音楽がルーツであったと感じられることが一番気に入っていたことなんだと理解した。
その後、新御三家(西城秀樹さん、野口五郎さん、郷ひろみさん)、新三人娘(森昌子さん、山口百恵さん、桜田淳子さん)などのアイドルやオーディション番組の「スター誕生」などを見ながら、歌謡曲というものを聴いていました。
その少し前にも、黛ジュンさんやピンキーとキラーズとかのヒット曲を箒をギターがわりにして歌っていたものです。LPレコードは中々手に入らずに、ドーナツ盤と言われたシングルを買ってもらっていたものでした。
その中でもやはりブラックミュージックの影響を受けているだろうなあと感じられる曲を買ってもらっていた記憶があるのです。
そこで小学校6年の頃、1曲の大ヒット曲と、超有名なロックバンドとの出会いがありました。
今日はここまで、お後がよろしいようで。。。。。。。