恋愛プロセスを営業プロセスに置き換えてみたら分かりやすかった件Part4

記事
コラム
コミュニケーションアドバイザーの ひろいあしと です。

秋も深まったこの時期の雨は冷たいはずなのに、春と勘違いしそうな暖かさ
です。しばらく晴れの日が続いたこともあって久しぶりの憂鬱な空模様も、
お出かけせずに、好きな人とゆったり過ごせる至福の時を与えてくれる天の
恵かもしれませんね。
紅葉雨.jpg

それでは、恋愛プロセスを営業プロセスに置き換えてみたら分かりやすかっ
た件Part4をお話していきます。

このシリーズは消費行動の顧客心理「AIDMA」に基づいてお話していま
すので、改めて「AIDMA」の説明を簡単にしておきます。
aidoma.png
マーケティングに欠かせないAIDMAの法則。消費者が商品などのモノを認
知してから購買につながるまでの「消費活動の過程」で消費者が商品などの
モノを認知して、そこから実際に購入につながるまでの「消費活動」の仮説
です。

つまり人の消費行動を「モノやサービス」から「あなた自身」へ変えるこ
とで、信頼や好意を得ることができます。

Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)と説明してきましたので、今回は、一気にMemory(記憶)Action(行動)についてお話して
いきます。

M:Memory(記憶)
消費者の「欲しい」という気持ちを呼び起こすための段階がMemory(記憶
)です。人はその場で「欲しい」と感じても、日々いろいろなことに興味を
引かれるため、どの商品を欲しいと思っていたのかを忘れてしまいます。
したがって、「欲しい」と思っていた記憶を再度呼び起こすことで実際に購
買につなげられます。

恋愛でも相手があなたの事を気になる存在として思ってくれるようになった
としても同じことが言えます。そこで、記憶の固定化を図るために今まで行
ってきたことをより強力に実行することになります。

ここまで文章で読んでいる限り難しくは感じないでしょう!

しかし、実際には、本気で恋をしているならここからなかなか進展しないも
のなのです。なぜなら、恥ずかしいから・・・拒まれるのが怖いから・・・

どんな恋愛経験豊富な人でも、本気の本気で好きになったら本来の動きができなくなりがちです。

しかし、ここは勇気をもって相手との距離を縮めて記憶に残るように押し切
りましょう。いいですか!ここから恥ずかしいことを、自然にとにかくスマ
ートにを心掛けてください。

①会う回数をさらに増やす!
 少なくとも最低1日は接触してください。直接会うか最悪、電話。
こんなに多く接触したら、嫌がられるのではないかとか、恥ずかしいとか
は考えなくていいです。拒絶される態度が見られたら、脈がないか今はその
タイミングではないということなので、開き直りの気持ちをもって接触してく
ださい。

②ボディタッチなど直接身体に触れる!
 ごく自然に直接身体に触れる機会を増やす。
となりに並んで互いの肩や膝などを接触させることや会話のタイミングで、
相手の肩や背中、腕などに手を添えるといった具合にさりげなく自然に触れ
ると親密度がUPします。

③見つめ合う
 じっとお互いの目を見つめ合う。
互いの目を見ると考えていることが何となく伝わったりします。
恥ずかしさを乗り越えて、じっと目を見る!とても効果的です。


A:Action(行動)
最後に実際に購買行動を起こすのがAction(行動)です。
この段階では、消費者が買うことを決定しているため、買うまでの流れを明
確にする必要があります。

これまでのアクションでかなり親密になれたことでしょう。
ここまでくるともうあとは最後の一押しです。

きちんとあなたの気持ちを伝えましょう。

その前に今までのながれでやっておきたいテクニックがあります。

それは・・・イエスの法則です。

相手に「イエス」と言わせる質問やお願い事を繰り返ししていると
反射的に「ノー」と言えなくなる習性があります。

とはいえ気持ちを伝えることはテクニックよりも何よりも純粋な気持ちが
一番大事なので、拒絶されるかもしれないとか怖がらずに強気でぶつかる
しかありません。

営業でもよく言われているのが、断られてからが本番!です。
営業で成績がいい人は断りの回数も多いものですし、断りの文句が出てき
たらその要因を排除していくだけです。

強い気持ちをもってクロージングしてくださいね。

byひろいあしと




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