コミュニケーションアドバイザーの ひろいあしとです。
あなたは夫婦関係で悩んでいませんか?
あなたは恋人関係で悩んでいませんか?
あなたは親子関係で悩んでいませんか?
あなたは友人関係で悩んでいませんか?
あなたは仕事関係で悩んでいませんか?
そんな○○関係で悩んでいたり、不満や不安を持っていたりする
方にとてもシンプル且つ本質的な問題解決方法をお話します。
最後までお読み頂くと、相手とどうしてうまくいかないのか、
どうして不満や不安が募ってくるのかが分かってきます。
それではその解決方法とは・・・
★相手のことを分かろうとする気持ち★
これだけです。
これを聞いて「はっ!」と瞬時に理解できた方もいれば
「う~ん」イマイチよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。
それではこれから説明していきますね。
どんなコミュニケーションのプロセスでもメッセージが発せられるレベルが
いくつかあります。
①内容のレベル
(発せられた言葉の意味)
②声のレベル
(声の大小、話のスピード、はっきりした声、震えがちな声など)
③身体言語のレベル
(表情、身振り、姿勢)
3つのレベルに於いて相手に伝わる度合いが違います。
①内容のレベルは 7%
②声のレベル 38%
③身体言語のレベル 55%
なんと会話の93%を言葉の内容以外の心(感情)が占めているんです。
しかし、それはあくまでも先程の「相手のことを分かろうとする気持ち」
があってこそ成立するものです。
つまり、コミュニケーションを電波に例えるなら
①話を面白く理路整然と組み立てていても
②いかに感情を込めた声であっても
③大きな身振り手振りで表現しても
受信機側の周波数が合っていなかったり、そもそもアンテナすらなかったり
した場合、コミュニケーションは成立しないということです。
ここで少し話はそれますが「会話」と「対話」の違いについて解説します。
会話と対話は、コミュニケーションの形態ですが、微妙な違いがあります。
会話は、一般的に二人以上の人がお互いに情報や意見を交換するプロセスを
指します。
会話は相互作用的なものであり、参加者が交互に話すことで進行します。
一方の人が話をする間、他の人は聞いていることが一般的ですが、参加者間
でのバランスが取れており、お互いにコミュニケーションをとることが重要
です。
対話は、会話の一形態ですが、より意味深く相互的なコミュニケーションを
指します。
対話は、参加者が互いに理解を深めるために、積極的に情報や意見を交換
しようとする場合を指します。
対話は、単に情報を伝えるだけでなく、参加者の考えや感情に対する理解を
深め、新たな視点やアイデアを生み出すことを目的としています。
対話は、相手の意見を尊重し、受け入れることが重要です。
つまり、会話は情報のやりとりや意見の交換に焦点を当てた相互作用ですが
対話はより深い理解や意味の共有を目指し新たな視点やアイデアを生み出す
ため行われる相互的なコミュニケーションなのです。
では、改めてあなたの○○関係について見直してみて下さい。
大切な人と「対話」出来ていますか?
相手の考えや感情に対する理解を深めたり、意見を尊重し、受け入れたり
出来ていますか?
あなたが受信機だとして相手の発する電波を正しく受信出来ていますか?
これが出来ていないと、相手からはそれを不満に思った反応をされてしまい
あなた自身が気付かないまま関係が悪化する事になります。
反対に相手が受信機であった場合、あなたの発する電波を受け止めてくれて
いないと感じれば、知らず知らずのうちに不満や不安が募ってきます。
大切な人、重要な人と対話する時、
心と身体は相手に向いていますか?
目は相手を見ていますか?
耳は相手に傾いていますか?
返事に心は込っていますか?
日常生活において、このすべてが出来るわけではありませんが、少なくとも
心は相手に向いていないと○○関係は成立しません。
コミュニケーションの原点は言語でもなければ非言語でもありません。
お互いが相手のことを分かろうとする気持ちが重要なのです。
これを実践するには果てしない努力と苦悩が伴いますが大切な人と
お互いを分かり合えたのなら、これ以上の幸福感はないでしょう。
大切な人と親密になるとリラックスできますがそこであぐらをかいては
いけません。
その関係を維持していきたい若しくは新しく関係を築きたいと思ってい
る場合は「相手のことを分かろうとする気持ち」を大事にして下さい。
【僕が思う理想の相手像】
相手の事を分かろうとする気持ちが自然に湧いてくること。
自分の事を分かろうとしている事が伝わってくること。
そういう相手が理想の相手だと思います。
コミュニケーションは「愛】のエネルギーと言えます。
そしてコミュニケーションとは愛のエネルギーの交換なのです。
エネルギーの交換は等しくなければいけません。
多く与えている方は疲弊するし、多く与えて貰っている方は欲張りに
なっていき、失うのが怖くなり不安に駆られる場合もあります。
過不足のないエネルギーの交換こそが○○関係向上の最大のカギです。
byひろいあしと