素直になれない・・・

コミュニケーションアドバイザーの　ひろいあしとです。

「正直者がバカをみる」という格言があります。

本当に正直者は損をするのでしょうか？

損をするから偽るのでしょうか？

他人を偽るのは100歩譲ってOKにしたとしても自分を偽るのはやめて下さい

僕が言いたいのは「自分に正直でないとバカをみる」です！

今回は、自分は素直じゃないよなぁ、素直になるってどうすればいいんだろ

うという方、向けのおはなしです。

素直に生きる方がより人生を謳歌できるのは分かっているのに、ついつい

ホンネとは違う態度をとってしまう・・・

まわりの人からも誤解され、軽く見られ存在感が薄く扱われる・・・

自由な感情表現をすることで、心も身体も楽になるというのに・・・

素直になれない理由は、いくつかあります。

過去の経験やトラウマ

過去の経験やトラウマが、素直になることを阻害する原因となることがあり

ます。

もともと、人は自由に感情を表現していたはずです。

それが幼少期から大人になるにつれ、自由な感情表現をしていたにも関わら

ず信頼していた人に裏切られたり、人から傷つけられたり、意図せず人を傷

つけてしまったりすることで、自分が行ってきた感情表現が間違いではない

のか？　本心を見せることで傷ついてしまうことが多くなる・・・

そして人をうかつに信用出来なくなってしまいます。

誰でも程度の差はあれ、経験することですが極度に心に刻まれたトラウマは

自分を素直にすることを許してはくれません。

自己評価の低さや不安定さ

自己評価の低さや不安定さが素直さを阻害する要因となることがあります。（他人と比べてしまう）

自分自身を充分に受け入れず、自己価値感に不安や疑念を抱いている場合、

他人の意見や批判を受け入れることが難しくなるかもしれません。

社会的な圧力や規範:

社会的な圧力や規範が素直さを妨げることがあります。社会や文化において、素直さや感情表現を抑制することが求められる場合、素直になることが難し

くなる可能性があります。

以上、主な要因ですが・・・

人の心はもっと複雑で多種多様の原因が複雑に絡み合っているでしょう。

これら素直になれないプロセスは自己防衛本能です。

我々は、傷つきたくないから、最初は心に厚手の衣を着て、それでも防げな

い場合は革の鎧、どんどんエスカレートして最終的には鋼鉄の鎧で身を固め

て生活をしています。

最初は他者に傷つけられたくないから鎧で防いで、本心を隠す。

そのうち隠した本心は行き場を失い、自分へと攻撃してくる。

さながら、外は鋼鉄で守られ、中は針地獄のような、いうなればアイアンメ

イデン。

自分に嘘をついているから、それを正当化しようと理由をこじ付け

自分勝手に納得しようとする。

想像してみてください。

自分に嘘をつくごとに中の針がどんどん伸びてきて、深く己を傷つけます

それはもう、地獄の苦しみです。

そんな人は本来、人の気持ちを汲み取ることが出来て、とても他者を愛せ

る人なんです。

心無い人達、人を思いやる心が欠けている人達の中で、傷つき疲れて

鎧をまとうことでしか、防ぎようがなかった・・・

辛いよね・・・苦しいよね・・・

人を信じようとしても、裏切られ、利用され苦しみ続け、それでも人を

信用したかった・・・

どうすれば、人を信じて円滑なコミュニケーションが取れるようになるの

だろう？

現在の状況の深刻さの程度によりますが、少しでも楽に生きれるように

改善策をお伝えしようと思います。

自己探求を行う

自分自身を深く知るために、時間を割いて自己探求を行ってみて下さい。

自己探求の方法としては、自己分析、日記を書く、瞑想、自己啓発書を読む

などがあります。

これらの活動を通じて、自分の価値観や信念、感情、目標などについて改め

て考えることができます。

真実を受け入れる:

 自分自身と向き合う際には、自分の弱点や欠点、過ちを正直に認めることが重要です。

完璧ではないことや間違いを認めることは、成長と変革のための第一歩です。自分を評価する際には、自分自身に寛容であることが大切です。

好きな人が振り向いてくれない。

裕福な人を見てうらやましく思う。

能力が優れている人を見て妬んだり、卑屈になる。

そういう感情が湧いたなら素直に認め、より自分を磨く行動をとるべきです。

自分を磨けば輝きを増し、オーラが変わります。

オーラが変われば引力が働き、望んだものが引き寄せられます。

直感を信じる

自分に素直になるためには、直感を信じることも重要です。

直感は、無意識の知識や経験の蓄積から生まれる洞察力です。

直感に耳を傾け、それに基づいて行動することで、自分の本当の欲求や意図

を把握しやすくなります。

自分自身と対話する: 

自分に素直になるためには、自分自身との対話を積極的に行いましょう。

内なる声に耳を傾け、自分の気持ちや思考を探求しましょう。

これは、一人でいる時間を作ることや、マインドフルネスや瞑想の練習をす

ることによって促進されます。

内観法や自己内対話と言われる方法です。

自分の感情を認識する

自分に素直になるためには、自分の感情を認識し受け入れることも重要です

感情は、自分の本当の気持ちや欲求を示すバロメーターです。

感情を無視したり抑圧したりせずに、それらを受け入れ、理解することで、

自分自身とのつながりを深めることができます。

以上が改善策ですが、いかがでしょうか？

文章を書いて改めて自分の本当の気持ちを認識できたり、静かに瞑想などを

して自分と向き合い内なる声を聴くと言うのは効果があります。

素直になるということは、自分の声を聴きそれを受け入れてから始まる。

たまには、心の鎧を脱いで休息することも必要です。

ずっと戦闘状態では疲れますものね。。。

良かったら電話相談でお話伺いますし、自己内対話（インナーセルフ）

との会話をするための方法もお伝えしますよ。

ｂｙひろいあしと