あなたが後悔しないための72時間の法則

記事
コラム
コミュニケーションアドバイザーのひろいあしと です。

今回は72時間の法則についてお話しします。

僕が後悔している話


その前に、僕がとても後悔している話を聞いてくれませんか?

高校生時代いつも一緒にやんちゃしていた親友がいました。

そいつとは妙に気が合って、しょうもない事から恋愛、将来の夢まで語り合
う仲でした。

それから僕は高校を卒業して父の友人が経営している船舶会社に就職し船員
としての経験を積んでいきました。

あるとき、勤めていた船舶会社の社長から事業を拡大するので、人を募集し
たい。「誰かいいやついないか」と尋ねられたので、その親友を紹介したん
です

親友と一緒に仕事ができることもありしばらくはとても楽しく過ごせました。

それから数年経過して、船が寄港したある時、親友は置手紙を残し船には帰
ってきませんでした。

僕は複雑な心境でとてもショックを受けました。

休暇で帰省した時もそいつと会うとそっぽを向いて無視をしていました。

それからしばらくは変わらぬ日常を送っていたんですが、ある夜、夢を見ま
した。

それは、運河のように流れがない川で岸辺には太ももあたりまで伸びた葦が
一面に広がりその緑色のなかに僕は立っていて「ここは何処だろう?」

上をみれば真っ黒で月も星も無く光源はないけど足元の緑ははっきりと見え
るし空の黒を映した水面も見える

今まで見たこともない景色に戸惑っていたところ、川の下流とも上流とも判
断はつかないけど、どういう推進力かも分からない長さが20メートルくら
いの木造船が音もなく近付いてくるのがみえました。

その船首にはその無視をしていた親友が立っていました。

近づいてくるほどにその親友の表情と心がはっきりと「物悲しい」と訴えて
きたんです。

その時には、その親友は彼女ができていてその彼女と一緒に居たいために船を下りたというのを分かっていたので怒りとか裏切られた悔しさとかはもうありませんでした。

しかし、近づいてきた親友に対し反射的にそっぽを向いてしまったんです。

そうしていると、その木造船は速度をゆるめることなく、音もなく過ぎ去っ
ていきました。・・・

それから、船舶電話が鳴り僕は起こされました。

電話をとってみると友人からで、その親友が「さっき交通事故で亡くなった
と知らされ思わず受話器を落としてしまいました。

亡くなった時間を聞いてみると夜明け前の午前4時ごろ・・・夢を見ていた
時間と一致し、あれは夢ではなかったと確信しました。

22才の春、親友が死んでしまったショックと「もう気にしてないよ」という
たった一言が言えなかった後悔と自責の念が30年以上経ったいまでも残って
います。

あれから教訓として学んだことは、チャンスは一回しかないこともあるとい
うことです。

親しい人を失うのは人生において最も辛い事のひとつです。

あの夢で親友が最後に会いに来てくれたとき、素直になれていたらと思うと
自分を責めずにはいられません。

それからもう後悔しないよう、相手に伝えなきゃいけないことは、必ず伝え
るように変わりました。

72時間の法則

先ほどの経験から学んだことは「その瞬間を大事にする」ということです。

僕は誰かにメールを送りたいなら、すぐにメールやメッセージを送るという
ことにしています。

他のことも同じで、何事も先送りしないで、今を大切に生きることを心掛け
ています。

まだまだ、完璧というわけではありませんが常に意識しています。

たいていの人は意識を過去か将来の夢や目標に向けられていて「あのころは
良かった」とか「この目標が達成できたら幸せになれる」と考えます。

このように考えることで、今、この瞬間を大切に生きることを逃しています

そして今、この瞬間が持つ力を奪っているんです。

話は戻りますがよく「三日坊主」っていいますよね。

この3という数字はとても意味を持っていて経験上、非常に重要です!

三日で慣れて三日で飽きるみたいな感じでねっ!

エンジェルナンバーともいわれていますが、不思議なことに人生振り返ると
「3」の数字、あるいは3の倍数で転機が訪れていることに気が付きました

そこから最初の3日つまり「72時間」に意味があるのではないかと考えに至
りました。

新しく勤めた会社でも3日でほぼその環境になれてくるし、ネット注文して
3日過ぎても届かない場合は問合せ行動をとるし、部下に仕事を任せて3日過
ぎても進捗報告が無ければ気になるし、ってかイライラするし(^_^メ)

何か新しいことをやろうと思っても3日過ぎれば、「まっいいか」と流され
しまう。

こんな感覚、誰にでもあると思うんです

だから最初の72時間が大事!

・好きな人に告白する
・仲たがいした人と和解する
・上司に頼まれたら進捗報告する
・お客様に宿題を出されたら回答する
・新しい事をはじめる

僕は何かをやろうとする時、72時間が賞味期限だと思って行動してます。

何かを始めるのに遅すぎることはない


私たちは、他人によってやる気をそがれたり、あるいは自分自身が、「どう
せやったところで何もならない」と思い、しようと思っていたことから距離
をとろうとします。

なにか新しいことを始めようとする時
「今から始めても遅すぎる」

「子供のころからやっておかないと無理だ」

「始めるなら若いうちに」

と、やらない理由を並べて自分を正当化するでしょう。

しかし、新しいことを始めるのに遅すぎることはない。年齢を重ねてから何
かに情熱を傾けて最高の成果を出せた人の例は数限りなくあります。

私たちは行動はしたい!今の人生をもっと良くしたいと思っている!

その人にとっての成功は必ずある!

だって、とりかかるまで72時間もあるんですから・・・


by ひろいあしと

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