皆様の中で、『感情を感じない』という方はいらっしゃいませんか?
全く感じない訳ではないけれど…。
感情の起伏がない…。
今日は、この状態についてお話ししてみたいと思います。
NAMIDAサポート協会 テープ式心理カウンセラーあさみです。
感情がない
感情の上げ下げがない。
喜怒哀楽が感じない。
感情が感じないのに、なぜか苦しい。
何も感じないのになぜか人生が望んだ方向に進まない。
生きている気がしない。
私は人間じゃなくなったのかもしれない。
私はサイボーグだ。
そんな状態かと思います。
これは【感情を閉じ込めた】という状態です。
感情を閉じ込めると、ネガティブも感じなくなる代わりに、ポジティブも感じなくなります。
心が一定。
感情の上げ下げがない。
『なんだ!いい事じゃん!』
と思うかもしれません。
しかし、この【感情を閉じ込める】という状態は、【ネガティブな選択】なのです。
つまり、ネガティブなことなので、人生はどんどん望んでない方向に行き続け、本当は泣いた方が楽なのに涙が出ない。
そして、何も感じないはずなのに、ずっと苦しい。
何も感じていないはずなのに、なぜかカラダが動かない。
その都度、解放してあげるべきネガティブを解放出来ず、ずっと長い間全てを蓄積させている状態なのです。
私も感情を閉じ込めていた
『なんで、こんなことわかるんだよ!』
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
私も【感情を閉じ込める】ということをして生き延びてきた一人だからです。
私の両親は、私の感じた感情をとにかく否定しました。
泣くと『そんな弱い子供に育てた覚えはない!』
怒ると『親に口答えするのか!』
笑うと『気持ち悪いから笑うな!』
楽しむと『うるさい!!』
とにかくなんでも否定されました。
そして、【傷つくこと】さえも許されませんでした。
いつしか私は、感情を感じても表に出してはいけない!傷ついてはいけない!そう思い込むようになりました。
そして、抑え込んで、抑え込んでいるうちに、本当に感情がなくなったのです。
サイボーグのように
何をされてもネガティブな感情を感じないために、反応しなくなりました。
ポジティブな感情を感じないために、喜んだりしなくなりました。
苦しくはない。
ただ、自分が人間という機能自体を失ったような気もしました。
ただ、「死」という場所と「生」という場所の狭間を綱渡りで歩いているような感覚でした。
大人になってもずっと続いていました。
そして、テープ式心理学の創立者である仁先生と出逢うことになりました。
命を守るために…。
この【感情を感じない】という決断は、人生で大きな決断です。
一回ネガティブなことがあった。
『よ〜し!感情を無くしちゃおう!』と言って、出来ることではありません。
ネ
ガティブな感情を感じて、感じて、感じて、感じて…。
『もう感情を感じることが苦しい!だったら、感情を無くそう!』
という決断をして、初めて感じなくなります。
つまり、その決断をする直前はよっぽど苦しい状態だった。
命に関わってくるような状態であった。
ということです。
あなたは、感情を閉じ込めるということで、感情を感じなくすることで、なんとかバランスを保ち、今日も生きて、私のブログを読んでくださっているのです。
そんなあなたに、私は感謝しています。
今日も頑張って、頑張って生きてくださって本当にありがとう。
感情はなくならない
感情を閉じ込める決断をし、感情を感じないまま生きてくださっている方も、本当は心の奥では感情を感じています。
感情に触れると命に関わる。
感情に触れると苦しむ。
なので、人生をかけて自分の感情を【見て見ぬ振り】をしている。
という状態です。
つまり、感情は感じているのです。
元の健やかな状態に戻すには、『感情を感じたい!』と決断し、感情を感じることに許可を出してあげるだけです。
だから、漠然と苦しいのです。
だから、カラダが動かなくなる(うつ状態)のです。
本当は感情を感じているということに、気づいてあげてください。
どうするか?
感情はなくならないということを知ってください。
そして、本当は感情を感じていると認めてあげてください。
もうあなたは大人になりました。
自分のことは、私が守ってあげられるようになりました。
【感情を感じない】というのも、ガムテープです。思い込みです。
そのガムテープが今まであなたを守ってくれました。
今のあなたには、そのガムテープは必要ですか?
ガムテープは剥がすこともできますよ。
感情を豊かに感じて、幸せな人生を生きてみたいと思いませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
NAMIDAサポート協会
テープ式心理カウンセラーあさみ