【大学院生テニスコーチ日記】 1日目|今年初めての金沢大学テニス部コーチング

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こんにちは、しぶい【大学院生コーチ】 です。

【大学院生テニスコーチ日記】では、コーチングした日に感じたことをつぶやきます。

2月14日は、今年初めての金沢大学テニス部のコーチングの日。
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その中で、気づいたことや勉強になったことをつぶやいていきます。

1,この日の練習テーマ

この日の練習テーマは、「ダブルスを考える」です。

金沢大学テニス部の目標である、「全国王座出場」に向けて、弱点であるダブルスの強化を指導方針の一つとしています。

また、大学の学力的にも比較的賢いはずなのに、

テニスにおいては頭が悪いんです。

本当に、もったいない!!

というわけで、テニスのポイントの取り方を本人たちに考えさせながら、ダブルス練習をしました。

ダブルスでは、ポイントの取り方(自分たちが決める場合)は大きく2つあると考えています。

①相手2人の間のスペースを広げて、2人の間を通して決める。
②相手2人をコートのどこかに寄せて、がら空きのコートに決める。

①も②も、お互いに関係性はありますが、わざわざ分けたのには理由があります。

②は、シングルスでも起こりうるテニスで一番シンプルなポイントの取り方だと思います。

しかし、①はダブルスにしかありません。
すごく簡単にまとめると、「センターセオリー」ってやつです。

①の戦法のすごくいい点が、基本的にコートの真ん中へ打つわけなので、

1,コートの端に打つよりも、圧倒的にミスが減る
2,コートの端に打つのと同じくらい、相手から遠くて決まりやすい(スペースがある)


この2点です。
この決め方を覚えるとポイントの取りやすさが段違いです。

まあですが、真ん中を相手が空けてしまうような配球をしないとなので、簡単ではないです(笑)

流れとしては、

1,相手の片方を何歩か横に動くような配球をする
2,元居たはずの場所が空くので、そこに打つ

これを繰り返していくとカバーが追い付かなくなり、いつの間にか、がら空きのスペースが出来上がります。

実はただこれだけ。

難しいといったのは、自分たちも相手に同じことをされるわけなので、常に適切なポジショニングを取りながら配球していくということが、慣れていない方には難しいだろうなと。

この日はミニゲームを混ぜながら、なんとなくその考え方を身に着けさせようと頑張っていました。
これから何回もやって、部員たちに浸透させていきます!



2,その日コーチングをして感じたこと

考え方を身に着けさせる上で、

1,考えさせる (問題を出して悩ませる)
2,理論的に説明する

この流れで進めていきました。
しかし、これにはやってみて気づいた問題点もあったんです。

説明が長くなりすぎて、体が動かなくなる

これなんですよ。

しっかり説明すると、部員はしばらく立って聞いているわけですから、体が冷えて固まってくるんです。金沢で冬ならばなおさら。。。

そうすると、

次の練習で、いいスタートが切れない

各練習が、グダグダしたような始まりになってしまうんです。

実際に説明中に部員を見ると、足が震えて手を擦っている人もいました(笑)
これは部員のせいでなく、完全に私の説明が長かったせいなので、めちゃめちゃ反省してます。

次の部活は、2月下旬。

スムーズに進められるといいなあ、、、

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